エバートンに1,200万ユーロを支払うだろうと英国方面。
スポーツディレクターのロベルト・フェルナンデスが2ヶ月前に示唆していたとおり、バルサはジェラール・デウロフェウの買い戻しオプションを行使し、エバートンに1,200万ユーロを支払うことを決断した模様です。情報元は英国のTHE TIMES紙なので、信憑性は高そう。同紙によると、期限付き移籍したミランでのパフォーマンスが良かったことでバルサはオプション行使を決めたそうです。
ただし、バルサ選手に戻ったデウロフェウが、そのままバルベルデチームに残ることになるのかはまだ未定。そういう状況だけに肝心な選手本人もバルセロナに戻ることがベストなのか迷っているみたいです。
オプション行使期限はあと10日
FCバルセロナが持つジェラール・デウロフェウ買い戻しオプションの有効期限は、今月いっぱいとなっています。6月中であれば、バルサはエバートンに1,200万ユーロを支払うことで金髪エストレーモの保有権を得られるのですが、気がつけばもう6月20日。迫る期限を前に、オプション行使を決めたようです。
ちなみに英国方面では、エバートンはバルサがデウロフェウを取り戻すことで得た資金を用いて、サンドロ・ラミレスをマラガから獲得すると報じられているようです。で、サンドロの契約解除金は600万ユーロということで、むしろロベルト・フェルナンデスには彼を説得して呼び戻してほしい、、なんて思いもしますが、今それがあるとは考えられない。サンドロの帰還はあり得るにしても数年後のお楽しみでしょうか。
どのように使うのかは不明
エルネスト・バルベルデの了承があるとして、呼び戻したデウロフェウがどう活用されているのかはよく分かりません。マフレズやデンベレのウワサでいわれるように、システムを4-2-3-1にした際の右サイドを担当させるのか、4-3-3のエストレーモとして使うのか。もしミラノで幸せに暮らせているのなら、そちらを選択する方がデウロ本人にとっては良いんじゃないですかね。MDはとりあえず呼び戻し、使い道はあとで決めると報じています。
ただ最終決定権はデウロフェウ本人にあり、彼が受け入れなければこのオプションは実現しません。現在スペイン代表としてU-21ユーロに参加中の金髪エストレーモはいまだ思案中とされますが、どちらの決断を下すのか。なんだかんだで心のクラブへの思いが勝つのでしょうか。その気持ちは嬉しいけれど。
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