ベジェリンが無理なら彼で決まりとか。
バルセロナをわずか3時間だけ訪れていたというホルヘ・メンデス代理人の目的は、ネルソン・セメドの移籍についてバルサの代表者と話すためではなかったか、との憶測が強まっています。ポルトガル方面では選手はバルセロナ移籍でほぼ間違いなしと考えられているようですし、バルセロナのメディアもアーセナルがベジェリンを出しそうにない現状ではセメドのほうが入団に近いとの見解。移籍金は4,000万ユーロほどに落ち着くかと見られています。
“プランB”
セルジ・ロベルトを本来の中盤へと戻す計画のFCバルセロナにとって、右ラテラル(SB)のポジションはこの夏の優先補強ポイントとなっていました。第一候補に挙げられたのはバルサカンテラ出身でカタルーニャ人の家出息子、エクトル・ベジェリン。現地クレにもさほど人気があるわけでもないように思える彼に、メディアはこだわります。
そのベジェリンがダメだった場合の選択肢、いわゆる“プランB”として登場していたのがベンフィカのネルソン・セメド(23)ですが、彼のボールテクニックにはかなり興味を引かれます。ベジェリンは速いけど、バルサの右ラテラルはテク優先でいってほしい。セメドは走力もあり、守り方も強い。プレーにスケール感がある。クラックになると思います。
なのにバルサ系メディアはベジェリンが第一目標だと声を揃え、「(U-21で)デウロフェウ×ベジェリンのコンビが機能したぞ」なんて言ってる。サムエル・ウンティティの時もそうでしたが、どうしても有名選手に流れてしまいます。
ポルトガルのメディアによると4,000万ユーロ
当初ベンフィカはセメドの移籍金として5,000万ユーロを要求していたと報じられていましたが、ここへきて幾分値下げに応じられたようで、ポルトガルのメディアの説明では4,000万ユーロ+変動額だとか。しかしSPORT紙によるとバルサはベジェリンの“プランB”にそこまで支払うつもりはなく、出せて3,000万ユーロとしています。
あくまで好みですが、家出した選手はロンドンで楽しく暮らせば好いと思っているので、アーセナルには頑張ってほしいところ。大金を支払って右ラテラルを獲得するなら、ネルソン・セメドを希望します。
コメント
ヴェラッティ+デンベレ+ベジェリンorセメド
余剰戦力を放出したところで全てのオペレーションを成功させるのは不可能ですよね・・
一方的に選手の立場を悪くした挙句、プランCでお茶を濁す未来しか見えないのですが。