移籍金は3,100万ユーロ、6年の長期契約を結ぶ
アルスール・メロ(21)がFCバルセロナの2018/19シーズン最初の補強として公式発表されました。クラブ発表によると、バルサは3月にグレミオと合意した選手の購入オプションを行使。移籍金は固定額 3,100万ユーロ+変動額900万ユーロで、6年の長期契約を結びます。契約解除金は4億ユーロです。
下がその移籍合意を伝えるバルサの公式ビデオ。
発音が「アルスール」になっているので、当サイトでも今後は「アルスール」で表記します^^
?? Welcome @arthurmeloreal! Bem-vindo!
?? #EnjoyArthur
???? #EnjoyBarca pic.twitter.com/18YQ4uOXjW— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2018年7月9日
明日バルセロナへ到着
アルスール・エンリケ・ラモス・デ・オリベイラ・メロは明日、リスボン経由でバルセロナへと到着し、カンプノウのクラブオフィス前巨大エスクードで恒例の記念撮影を行う予定。翌木曜朝にメディカルチェックを受け、12時半からジュゼップ・マリア・バルトメウ会長との契約書へのサイン儀式に臨みます。
そしてカンプノウでのファン向けプレゼンテーションの後、スタジアム内の記者会見室 Ricard Maxenchs にて報道陣向けのプレゼンテーションと会見。背番号は発表されるでしょうか。
100万ユーロを自腹で
クラブから発表された移籍金の固定額3,100万ユーロ、これをみて「おやっ」と思った人もいるでしょう。
3月にバルサとグレミオがアルスールの購入オプションで合意した際、3,000万ユーロと伝えられていたからです。
増えた100万ユーロは、当初の冬移籍を夏に前倒ししたことに対する、グレミオへの補償になります。
そしてMDとSPORTが交渉筋から得た情報によると、この100万ユーロはアルスール自らがお支払いになると。移籍の前倒しは彼も望むことなので、自分で引き受けるぜってことでしょう。
選手が移籍金を負担するケースは時々ありますが、嬉しい反面、クラブの都合も十二分にあるので申し訳なくも思うところです。契約更新時にお返し、かな。
変動額900万ユーロは、契約更新で発生
そして移籍金の変動額900万ユーロは、アルスールの出場試合数や獲得タイトル数ではなく、バルサとの契約更新に応じて発生してくるとのこと。
6年契約を結ぶアルスールとの結び付きをさらに延長するということはすなわち、3年ほど経過して「このサラリーでは彼の活躍に釣り合わない」と語られている状況ですから、900万ユーロの追加支出もアルスールの成功を意味します。
南米直輸入はやはり失敗だった・・・とアルスールの残り契約期間を持て余すより、支出は増えるが契約更新してめでたし、となっていますように。
このニュースのまとめ
- ・バルサとグレミオがアルスール・メロの夏移籍で合意
- ・移籍金は固定額3,100万+変動額900万ユーロ
- ・増額分100万ユーロはアルスール自身が引き受ける
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