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アンドレ・ゴメスへの良いオファー・・・だが断る

クラブの考えは大きな将来がある移籍不可選手。

21日付のSPORTウェブが “バルサがアンドレ・ゴメスへの3,500万ユーロのオファーを断った!”と「!」マーク付きの見出しを記事に付けているのですが(こちら)、なにもそんなに驚かなくても、と思います。元々はCatalunya Radio の番組 Tot Coosta でシャビ・カンポス記者が明かしたネタだそうですが、バレンシアに去年支払った固定額分を回収できるオファーを、バルサはアンドレが移籍不可だとして断ったと。相手の名前は明かされませんでしたが、プレミアリーグのクラブだそうです。

複数のクラブが関心

そしてこれを受けてMD紙は、アンドレ・ゴメスには3つの興味深いオファーが届いていると言います(こちら)。ひとつはどうやら去年も関心を示していたと報じられたユベントス。残る2つはプレミアのクラブで、MDの見解ではマンチェスター・ユナイテッドとアーセナル、トッテナムあたりです。

セントロカンピスタ(MF)へのオファーに関しては、先日スーパー代理人のホルヘ・メンデスが バルサの幹部たちと話をした時に議題に上った模様ですが、ロベルト・フェルナンデスSD(不在によりこの話し合いには出席せず)の考えはアンドレには大きな将来があるために移籍対象外。そのことはエルネスト・バルベルデにも伝えてあり、新監督の賛同を得ているそうです。

低いパフォーマンスが批判されるアンドレ・ゴメスですが、初年度に6つ?のポジションを次々に試される起用法ではさすがに適応は難しいです。例えばラキティッチが1年目で活躍した時は「よくぞ1年目で!」と称えるのに、ゴメスは1年で失敗の烙印を押すのはどんなものか。違う視点を持った監督が使うことで、もっと活きてくると十分考えられますし、最悪もしダメな場合でも人気銘柄の彼ですから、1年後も良い値段が付くハズ・・・。

そもそも1年前に戦略的な意味を持たせて獲得した選手を、マルコ・ベラッティの資金調達要員として売ってしまうのは全然戦略的でないですし、今後の選手契約に悪影響が出そうです。

選手は残留希望

アンドレ・ゴメス自身がバルサでの挑戦に見切りを付け、移籍を志願しているのであれば話は別でしょうが、MD氏曰く”選手の願いもクラブのそれと一致しており、バルベルデの下で成功する能力があることを示したがっている。そしてその旨を代理人にも伝えている”。問題は中盤が人員過剰なことで、さらにベラッティも加入させようという点(冬にはルーカス・リマも来るとかどうとか)ですが。

オーバーブッキングを解決し、補強資金を捻出するためには、中盤選手を誰か放出しなければなりません。ゴメスは残留させる方向、そしてイバン・ラキティッチには昨日クラブから正式に来季の戦力だと伝えられたそうです(MD)。デニス・スアレスを出してしまうのもどうかしている。まあ、マルコ・ベラッティはPSGの強い反対によって獲得できないかもしれないですし、騒いだ挙げ句なんの動きもなかったりして。

 

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