バルベルデが強くこだわっているという
コウチーニョのバルサ入団が近づく一方で、気を抜けないのは、バルサが広州のブラジル代表パウリーニョ獲得へと近づいているというSPORTの報道・・・です。エルネスト・バルベルデがメディオセントロの補強にこだわっているらしく、監督の要望を満たすためにパウリーニョを連れてくるだろうという話で。凍結したと思って安心していたパウリーニョ話、どっこい生きていました。
ただ、パウリーニョ交渉の進展具合に関してはメディア間で温度差があります。話し合いがバッチリ進んでいて、近日中には決定的になるというのがSPORT。広州恒大が求める契約解除金4,000万ユーロの支払いにバルサは応じるつもりはなく(希望は2,000万ユーロ+変動額)、ダメだった場合に備えてテクニコはスカッド内から解決策を求めようとしているとするのがMDです。
フィジカルの強さ
パウリーニョの持ち味は、フィジカルの強さとボールタッチの技術だそうです。そこをバルベルデもロベルト・フェルナンデスも気に入っている。MD曰く、監督たちがパウリーニョに求めるのはセイドゥ・ケイタが担っていたような役割です。そこでMDは、それをセルジ・ロベルトとアンドレ・ゴメスに担ってもらうことを考えているというのですが、もうそれでどうにかならないものでしょうか。
セリの注目度が上がってはいるが
そして6日付のSPORTは、バルサはパウリーニョだけでなく、ニース所属の“アフリカのチャビ”ことジャン・ミカエル・セリも獲得したがっていると伝えています。この数週間はすっかりメディアから名前が消えていましたが、ここへきて復活。26歳というのは少々惜しいポイントですが、ボールタッチがあり、かつ強いフィジカルも備えた選手で、クレとしては熱烈なバルセロニスタである点も好感度を上げます。パウリーニョの代わりにもなりましょう。
ただ、今メディアに名前が出ている中盤の補強候補たちは全員EU圏外枠選手なのが痛いところで、どうしてもマルロンにしわ寄せがいってしまいそうな感はあります。ラフィーニャやアルダの放出といった中盤の人数整理だけではパスポート問題は解決せず、このあたりも含めてテクニコがどう考えているのかが気になるところです。
コメント
守備ではロベルトよりゴメスの方が化けそうな雰囲気ありますね。
ただ、昨季は守備貢献の低さが問題視されていたので今季の成長次第ですけど。