バルサのカピタンが沈黙を破った
FCバルセロナのカピタンであり、スペイン代表チームの中心選手であるアンドレス・イニエスタが昨日、10月1日の住民投票日にカタルーニャ各地で発生した一連の出来事に関し、自らの見解を明かしました。ドン・アンドレスがこういった政治的な問題について言及するのは異例。カスティーリャ・ラマンチャ州出身ながらもバルサの顔であるイニエスタの苦慮が感じられます。
SNSを通じ、責任者たちの対話を呼びかける
アンドレス・イニエスタは現在、UDラス・パルマス戦で痛めた大腿二頭筋の治療のため、スペイン代表には合流せずにバルセロナにいます。その彼が昨日、フェイスブックとツイッターを介し、スペイン政府とカタルーニャ州には対話が必要だとコメント。大きな反響を呼んでいます。
イニエスタがフェイスブックに投稿したのは、次のようなメッセージでした。
「僕はこれまで、複雑でいろいろな感情が混ざり合う状況について公に語ったことは一度もしたことがなかったし、これからもしないだろう。でも今僕らが過ごしているこの状況は例外だし、僕にはハッキリとした考えが一つあるんだ。それは僕らがこれ以上に傷つく前に、全ての責任者が対話を行うことだよ。僕ら全員のために、彼らには対話してほしい。僕らは平和に暮らして然るべきなんだ」
このセントロカンピスタのメッセージに対し、10月6日日本時間16時の時点で「いいね」などをした人は11万人を超え、10,000人以上がシェア、2,300人がコメント。ツイッターでも同じメッセージを3つに分割して投稿し、合計で27,000近くリツイートされています。前日にはピケも対話の重要性を強調し、FCバルセロナもスペインとカタルーニャの仲介をすると名乗り出てますので、スポーツ界はこの流れが主流になっていきそうです。
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