2019年6月で契約満了となるカンテラーノたち
アンドレス・イニエスタとの契約更新が完了し、レオ・メッシの件もバルトメウ会長のいうとおりに事実上決着しているのであれば、FCバルセロナのセクレタリア・テクニカ(強化技術部)の次なる任務は2019年6月で契約が満了する二人のカンテラーノ、ジェラール・ピケとセルジ・ロベルトとの契約を延長することです。
ジェラール・ピケ:年内の完了を目指す
ジェラール・ピケとの契約交渉は、安心しきっているわけではないですが、こじれる展開が浮かんできません。
もうジェリも31歳ですし、次の契約がバルサとの最後の契約になるかもしれないですから、期間に関してはアンドレス・イニエスタのような特別なものとなる可能性もありますが、全体として話し合いはすんなり運ぶんじゃないかと。
SPORT紙によるとバルサとピケ側の対話はすでに始まっており、クラブとしては新しい契約書へのサインを終えて新年を迎えたいそうです。
セルジ・ロベルト:契約解除金を見直し、年俸アップへ
セルジ・ロベルトとの契約交渉においては、まず絶対必要なのがバーゲン価格4,000万ユーロに設定されている契約解除金の見直しです。
どこかのビッグクラブが4,000万ユーロを用意したところで、セルジが移籍に合意しなければ何も起こらないとしても、それで安心していてはいつどんな自体に陥るか分からない。契約解除金を1億5,000万~2億ユーロに設定し直すことがまずは重要になります。
契約期間は2019年から3年延長し、セルジ・ロベルトが三十路を迎える2022年までとするのがバルサの考えだそうです。
こちらもピケと同じように交渉はすでに始まっていて、新契約の土台も姿を現しているらしく。これからいよいよ最もデリケートな部分(お金)に入っていくとのことですが、バルサは彼の貢献度に相応しい年俸を用意するみたいですから、こちらも特に揉めることなく合意に至りそうです。
オスカル・グラウが舵を取る
ちなみに・・・ ラウール・サンジェイがクラブを去り、アルベルト・ソレールがフットボル部門から離れ、ロベルト・フェルナンデスが分析業務に専念することになった今、トップ選手たちとの交渉を担当するのはスポーツマネージャーのペップ・セグラとCEOのオスカル・グラウだそうです(SPORT紙)。
ペップ・セグラにはその他にも、ウワサが本当であれば1月のコウチーニョ獲得、アルダ・トゥランやトーマス・ベルマーレンの移籍先探し、バルサBの補強などの任務もあり。アシスタントのサポートを受けながら、良い仕事をしてくれますように。
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