Liga Española
jornada 10
攻守の2本柱、メッシとテル・ステーゲンが勝利に導く。
10試合を終えて9勝1分はクラブ記録タイ。
| Athletic de Bilbao | FC Barcelona |
| 0 | 2 |
| 28 de Octubre – Sab 20:45 h San Mames: 43,750 |
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| Goles | |
| Messi (36) | |
| Paulinho (90+1) | |
| Titular | |
| Kepa | 【9】Ter Stegen |
| Bóveda | 【7】Sergi Roberto |
| Unai | 【6】Piqué |
| Laporte | 【7】Umtiti |
| Lekue | 【6】Jordi Alba |
| San José | 【7】Busquets |
| Iturraspe | 【7】Rakitic |
| Williams | 【8】Paulinho |
| Raúl García | 【6】André Gomes |
| Córdoba | 【8】Messi |
| Aduriz | 【6】Suárez |
| Cambios | |
| San José→ Beñat (68) | André Gomes→【6】Semedo (82) |
| Williams→ Susaeta (83) | |
| Entrenadores | |
| Kuko Ziganda | 【7】Ernesto Valverde |
| Arbitro | |
| Martínez Munuera (valencia) | |
| Tarjetas | |
| Iturraspe (40) | Busquets (46) |
| Piqué (62) | |
| Paulinho (74) | |
| Umtiti (80) | |
| 名前の次の数字は評価点:平均点【5】 | |
| Estadisticas | ||||||
| 1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
| 1 | 0 | 1 | Tarjetas Amarillas | 4 | 3 | 1 |
| 0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
| 5 | 10 | 15 (5) | Tiros a puerta | 15 (5) | 4 | 11 |
| 2 | 2 | 4 | Ocasiones de Gol | 5 | 2 | 3 |
| 2 | 4 | 6 | Corners | 4 | 1 | 3 |
| 3 | 3 | 6 | Fueras de juegos | 5 | 2 | 3 |
| 6 | 9 | 15 | Faltas | 12 | 7 | 5 |
| 336 | pases | 556 | ||||
| 38% | 41% | Posesion del Balon | 39% | 62% | ||
| Formación | |
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アルダ、デンベレ、ラフィーニャ、アレイシ、イニエスタ、ベルマーレン、マスチェラーノがコンディション不良。ダビ・コスタスがスタンド観戦。セメド、デニス、シレセン、デウロフェウ、アルカセル、ディニェ、オリオル・ブスケツがベンチスタート。 怪我明けのジョルディ・アルバが先発に復帰。右ラテラルは再びセルジ・ロベルトが起用された。メッシが中へ入ったスペースはラキティッチとロベルトが活用。スアレスは右にもよく流れていた。アンドレ・ゴメスとパウリーニョが積極的に前へと飛び出す。 交代は1人のみで、アンドレ・ゴメスに代えてセメド。セルジ・ロベルトが中盤へ移動した。 |
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| Titular | Final |
![]() |
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| Goles | |
| Messi (36) | |
| Paulinho (90+1) | |
| Reporte | |
難関サン・マメスでの熱戦。0-2で競り勝ったバルセロナがリーガ首位を堅持した。バルベルデチームを勝利へと導いたのはテル・ステーゲンの再三のパラドンとメッシの決定力。特にアドゥリスの決定機を3度阻止した守護神の働きは決定的だった。後半追加タイム、パウリーニョのとどめ弾でようやく安堵した、厳しい試合だった。
アドゥリスに立ちはだかるテル・ステーゲン
エルネスト・バルベルデによるアンドレ・ゴメスの適所探しが続いている。火曜日のムルシア戦ではピボーテと右インテリオールだったが、今回は左の偽エストレーモ。前線がメッシ、スアレス、ゴメスの組み合わせになるのはメトロポリターノでのアトレティコ戦と同じ。しかし今回はスアレスが右に流れ、ゴメスは左からエリアに飛び出していた。
ゲーム序盤、まず決定機を手にしたのは、カテドラルの後押しを受けたアスレティックだった。17分から19分にかけてはバスクチームが好機を連発。巧みにマークを外したアドゥリスのヘディング、右からのセンタリングに合わせた同じくアドゥリスの右足グラウンダーシュートはいずれも決定的で、テル・ステーゲンの鋭い反応がなければ確実に先制されていた。特に2つめは失点しなかったのが不可思議なレベル。
エースは二度外さない
対するバルサは21分、美しい連携からゴールに近づく。パウリーニョ、スアレス、メッシが有機的に絡み合い、メッシが中央に突入。最後の右足シュートがポストに弾かれなければ、今節のベストゴール候補だったのだが。
この圧巻のプレーから、バルセロナは勢いに乗っていく。24分のラキティッチ・ミドル、25分のスアレス、29分のパウリーニョ、そして33分のスアレス。バルサがゴールに近づいている予感がサン・マメスに漂った。
そこで大仕事をやってのけるのが、我らの大エースだ。36分、ジョルディ・アルバがゴールライン際から折り返したボールを、ニアに走り込んだメッシがきっちりゴールへ送り込んで0-1!ぽっかりと空間ができたのは、アンドレ・ゴメスとパウリーニョのランによる、地味だが重要な仕事の成果だった。
さらに40分には、メッシのアシストを受けたパウリーニョのシュートがクロスバーを叩く好機。パウさんの攻撃時の馴染み具合がすばらしい。その点ではイニエスタの代役を果たしていたが、ゲームを落ち着かせるには不向きなオプションでもある。
後半はアスレティック優勢
一転、後半は明らかにアスレティックの優勢で進んでいった。ハーフタイム後のシュート数はバスク勢の「10本」に対してカタランチームは「4本」のみ。この日のバルサはパス成功率が7割ほどに止まっており、ビルバオの攻勢を許した要因となっている。ボール奪取もあまりスムーズにはいかなかった。
試合は53分のラウール・ガルシアのクロスバー直撃ヘッド以降、大きな動きなく進んでいく。相手にシュートを許すものの、大ピンチには陥らないバルサ。バルベルデも動きにくかったようで、今回はアンドレ・ゴメス → ネルソン・セメドしか交代カードを切っていない。
ただ、1点リードでは何が起こるか分からないのがスポーツだ。最も肝を冷やしたのは85分、アドゥリスの至近距離からのヘディングシュートをテル・ステーゲンがブロックした場面だ。これまた、どうやれば反応できるのかというレベルのパラドン!この日バルサが3ポイントを取れたのは、聖ステーゲンのおかげだ。
パウリーニョが決着
待望の決着弾はようやく、後半追加タイムに生まれた。メッシが仕掛けた速攻から、スアレスがシュートを放ち、そのリバウンドをパウリーニョが押し込んで0-2。この人はいつも良い位置に走り込んでいると感心する。そして彼が決めると何故か笑える。
ということで、カテドラルでの激しい試合を制したバルセロナが、無事勝点3を確保。リーガ第10節の時点での9勝1分は、2013/14シーズンのタタ・バルサ、2012/13シーズンのティト・バルサに並ぶクラブ最高成績だそうだ。






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