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マッチデータ|リーガ第11節 バルサ 2-1 セビージャ

Liga Española
Jornada 11

雨のカンプノウでチームに勝利をもたらしたのはアルカセル!
予期せぬ英雄の活躍で首位を堅持。

FC Barcelona Sevilla CF
2 1
04 de Noviembre – Sab 20:45 h
Camp Nou
: 70,723
Goles
Alcácer (22)  
  Pizarro (59)
Alcácer (65)  
Titular
Ter Stegen【6】 Soria
Semedo【7】 Corchia
Piqué【7】 Kjaer
Umtiti【6】 Lenglet
Jordi Alba【6】 Escudero
Busquets【7】 N’Zonzi
Rakitic【7+】 Pizarro
Iniesta (c)【7】 Sarabia
Messi【7】 Banega
Alcácer【8】 Navas
Suárez【6】 Muriel
Cambios
Iniesta→ Paulinho【7】(59) Sarabia→ Nolito (61)
Alcácer→ Deulofeu【6】(66) Kjaer→ Geis (73)
Rakitic→ Mascherano【sc】(89) Muriel→ Ben Yeder (76)
Entrenadores
Ernesto Valverde【6】 Eduardo Berizzo
Arbitro
González González (castellano-leonés)
Tarjetas
Messi (90+3)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
12 5 17 (6) Tiros a puerta 7 (3) 6 1
4 3 7 Ocasiones de Gol 2 1 1
2 1 3 Corners 3 2 1
1 1 2 Fueras de juegos 5 4 1
6 4 10 Faltas 12 5 7
    586 pases 532    
61%   55% Posesion del Balon 45%   39%
Formación

デンベレ、ラフィーニャ、アルダ、アレイシ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメスが負傷中。デニス、シレセン、マスチェラーノ、パウリーニョ、デウロフェウ、ディニェ、ベルマーレンがベンチスタート。

イニエスタが間に合った。パコ・アルカセルは4-4-2の守備時には右サイドに入り、攻撃に移ると左のセンターへ斜めに移動していた。他の選手にはないオプション。メッシは偽の9番。

交代の1人目は、怪我明けのイニエスタを任務終了としてパウリーニョがその位置へ。続いてパコ・アルカセルがベンチに下がり、デウロフェウが登場。デウロはずっと左に張っていた。試合終了間際にラキティッチに替えてマスチェラーノ。パウリーニョが右へ移った。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Alcácer (22)  
  Pizarro (59)
Alcácer (65)  
Reporte
 

雨降るカンプノウで、危険なセビージャを下して勢いをキープ。リーガ11試合で10勝1分とし、同じく好調のバレンシアとの勝点差4を維持した。チームに勝利をもたらしたのは、2ゴールを決めたパコ・アルカセル。監督に与えられたチャンスをきっちり活かし結果を残した。レオ・メッシはバルサでの公式戦 600試合出場を達成。

立ち上がりはバルサが好機連発

試合はバルセロナのペースで始まっている。10分までに7本のシュートを放てていることからも分かるように、ギアを上げてゲームに入っていったバルセロナ。メッシがエリア深くえぐり、密集地帯のブスケツがシュートした場面(4分)や、イニエスタの芸術パスを受けてGKソリアと1対1になったルイス・スアレスのバセリーナ(5分)は特に決定的だった。

(この場面のスアレス。好調時なら力強いシュートでポルテーロをぶち抜いていたように思う。自分で打てる局面でもメッシにパスをしたり、そのパスが弱かったりと、確信なさげなプレーが目立つスアレスが心配・・・ 早く復調しますように)

その後もイニエスタのミドル(18分)が枠をかすめるなど、得点が決まりそうな気配はふんだんにあった。しかし相手のネットを揺らせなければ勝点はもらえず、逆に“事故”でやられるケースもフットボルでは珍しくない。この試合では14分、ライン裏へ抜けたムリエルがほぼ1対1のシュートを外した場面が危なかった。前半のバルサはセビージャのシュートをこの1本に抑えている。

敵失を逃さずアルカセルが先制点

バルセロナは思わぬ形で欲しかった先制点を手に入れる。スアレスから裏へ抜けるアルカセルへの長いパスは、エスクデロによってカットされるのだが、DFはここで痛恨の制御エラー。ボールは足元ではなくスペースへと転がり、抜け目なく追い付いたアルカセルのシュートが先制ゴールとなったのだった。

シュートを放つ前のフェイントと、GKソリアに当てないように丁寧に振られた右足が巧み。このパコという選手はフィニッシュがとても上手く、戦力外の判子を押すのは勿体ない。メディアの評価もこれで変わるだろう。

先制点を得た後のバルサは少しギアを落とし、これといった決定機はなくハーフタイムを迎えた。

ピサーロの同点ヘッド

後半序盤はセビージャがインテンシティあるプレーで優勢に立った。立ち上がりの47分にはムリエルのシュートがクロスバーをかすめ、バルセロニスタはひやり。バルベルデチームはボール保持率では上回っていたが、プレーに奥行きがなくなり、後半途中まではビジターばかりがシュートを放っていた。1-0でこれはイヤな流れだ。

そして59分、コーナーキックからセビージャは同点に追い付く。後方からの侵入でピケに競り勝ったピサーロの高さあるヘディングが決まり、スコアは振り出しへ。タイトルを目指すチームとしては、底力が求められる展開だ。

バルベルデはその直後、怪我明けのイニエスタに替えてパウリーニョをピッチへ送り出す。62分にはピケの強力なシュートがクロスバーを直撃。バルサ選手のシュートが枠を叩くのは、これで今季14回目らしい。

アルカセルの決勝弾

バルセロナの反撃は、程なくして実を結んだ。右サイドからのラキティッチによるセンタリングに、ニアポスト前に詰めたパコ・アルカセルが、DFと競り合いながらも左足で上手に合わせて2-1!絶妙な位置に正確なボールを送り込んだラキティッチの技術もさることながら、点で合わせるアルカセルの技も光った。難しい時期を過ごした選手が、英雄となるのは嬉しいもんだ。パコはその直後、スタジアムの喝采を浴びながらベンチへと下がった。

アルカセルのゴールによってバルサは再びスイッチが入ったか、その後は優勢に試合を進めていった。決定的な3点目は残念ながら決まらなかったものの、セビージャに脅かされる場面も特になく。そのまま2-1で試合を終え、がっちりと首位をキープしたバルサだった。

 

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