Liga Española | jornada 13
中盤でボールを奪い合い、シュート場面はごく少なく。
コーナーで先制したアトレティコに、デンベレ弾で追い付いた。
ワンダ・メトロポリターノでの首位攻防戦は、渋好みの展開で1-1のエンパテ。終盤にCKから得点したアトレティコが逃げ切るかに思えたが、土壇場90分のデンベレ弾でバルサが追い付いた。両チーム共に攻撃面で決め手を欠き、枠内シュートはそれぞれ1本と2本。セルジ・ロベルトの負傷が痛い。
試合の流れ
●戦術的な前半:予想されたとおり、ボールはバルサが支配した。守備も機能し、アトレティコの攻撃を早めに詰んで得意のカウンターを発動させず。ペナルティエリア前に2本のラインを敷いてスペースを潰すアトレティコに対し、バルセロナが忍耐強くボールを回す時間が続いた。
●シュートなく:ボールは中盤を行き来し、なかなか敵陣深くへと進んでいかない。試合最初のシュートは17分のレマール、2本目は38分のアルトゥロ・ビダルという地味で通好みの展開。そして40分のメッシと、前半のシュートは両チーム合わせて3本のみだった。これほどにボールだけが回り、出来事の少ない試合も珍しい。
●またも負傷者:ハーフタイム目前、セルジ・ロベルトが太ももの裏を痛めたのはバルサにとって不運だった。前半はそのまま10人でしのぎ、後半最初からラフィーニャが交代出場。
●後半も似た展開ではあったが、バルサからは得点の香りが漂い始めていた。縦方向のパスが通るようになってきたのだ。しかし最初の決定機はアトレティコだった。アルトゥールがボールを奪われ、グリースマンがゴールライン前まで侵入。ニアに走り込んだディエゴ・コスタが合わせる直前でピケがカットし、ぎりぎりで事なきを得ている。
●試合は70分のグリースマン対ウンティティをきっかけにヒートアップする。主に熱くなっていたのはウンティティで、言い合いになったディエゴ・コスタと仲良くイエローカードをゲット。
●アトレティコの効率性:試合が動いたのは76分。アトレティコがCKから先制点を手にするのだが、これが最初のCKだから効率が良い。やられる方からすれば、ズルいとすら思える。決めたのは、過去のバルサ戦でゴールがなかったディエゴ・コスタ。スーパー・テルステーゲンなら止められていたかもしれない。
●土壇場でデンベレ弾:負けるわけにはいかないバルサ。エルネスト・バルベルデはアルトゥールとアルトゥロ・ビダルをベンチに下げ、ウスマン・デンベレとマルコムを送り出す勝負に出る。そしてこれが当たり、不思議ちゃんデンベレが90分にゴール。バルサが土壇場で同点に追い付き、シメオネ組の3ポイント獲得を許さなかった。
トピックス
●更新中。。。?
Atlético de Madrid | FC Barcelona |
1 | 1 |
24 de Noviembre – Sabado 20:45 h Wanda Metropolitano:66,204 |
|
Goles | |
Diego Costa (77) | |
Dembélé (90) | |
Titular | |
Oblak | 【5】Ter Stegen |
Arlas | 【5】Semedo |
Savic | 【6】Piqué |
Luca Hernández | 【6】Umtiti |
Filipe Luis | 【6】Jordi Alba |
Koke | 【6】Busquets |
Rodrigo | 【5】Sergi Roberto |
Saúl | 【6】Arthur |
Lemar | 【6】Messi |
Griezmann | 【6】Arturo Vidal |
Diego Costa | 【6】Suárez |
Cambios | |
Lemar→ Vitolo (63) | Sergi Roberto→【6】Rafinha (46) |
Diego Cosat→ Correa (79) | Arthur→【7】Dembélé (79) |
Arturo Vidal→【5】Malcom (83) | |
Entrenadores | |
Diego Simeone | 【6】Ernesto Valverde |
Arbitro | |
Gil Manzano (extremeño) | |
Tarjetas | |
Luca Hernández (39) | Busquets (29) |
Griezmann (48) | Umtiti (71) |
Diego Costa (70) | Rafinha (90+3) |
Rodrigo (85) | |
Filipe Luis (87) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 1 | 1 |
Goles |
1 | 1 | 0 |
1 | 2 | 3 (1) |
Tiros a puerta |
8 (2) | 6 | 2 |
0 | 1 | 1 |
Ocasiones de Gol |
1 | 1 | 0 |
0 | 2 | 2 |
Corners |
8 | 5 | 3 |
1 | 0 | 1 |
Fueras de juegos |
0 | 0 | 0 |
317 |
pases |
737 | ||||
30% | Posesion del Balon | 70% | ||||
9 | 10 | 19 |
Faltas |
12 | 6 | 6 |
1 | 4 | 5 |
Tarjetas Amarillas |
3 | 2 | 1 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
ラキティッチ、コウチーニョ、ベルマーレン、サンペールが負傷欠場。 怪我明けのウンティティが2ヶ月ぶりの試合出場で先発復帰。 ハーフタイム目前でセルジ・ロベルトが負傷し、後半頭からラフィーニャが出場。アルトゥールが右へ移動し、ラファは主に左方面にいた。 |
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Titular | Final |
コメント
正直、不安の方が大きい一戦でしたが、終わってみれば首位攻防戦にふさわしい名勝負でした。
とはいえ、そんな名勝負をよそにセビージャにあっさり首位奪還されてしまったのも現状を考えれば当然だと思います。
ローテーションしてこなかったツケで負傷者が続出しさらに戦況は厳しくなることが予想されますが、
理想とは真逆の不可抗力的な理由でカンテラのチャンスとなるでしょうか。
タイトルに関しては悲観的なんですけれども、次のシーズンに繋げるためにも誰かしら戦力に加えてほしいですね。