アルゼンチン代表での時間は終わりに向かっていると改めて語る
ハビエル・マスチェラーノはアルゼンチン代表にいくと、毎回のように母国メディアの取材に応じます。今回もまたESPNのインタビューに答え、アルゼンチン代表引退についてやメッシの役割、ネイマール退団の影響やカタルーニャ独立問題にまで言及しています。
バルサとアルゼンチン、メッシの違い
「バルサのプレースタイルは、もうずっと前から実践されていることだからね。イニエスタは12~13年前からレオと一緒にプレーしているし、ピケは10年、ブスケツも10年前から一緒にやってる。代表がクラブチームのように機能することは狙えないさ。わずか2つのチームから選手を集められるスペインでさえ、バルセロナやレアル・マドリーと同じようにはやれないんだ。比較したところで役には立たないよ。バルセロナのプレー方法とアルゼンチン代表は別物。システムもレオのポジションも違う。ヨーロッパと南米ではプレーも同じじゃない」
■アルゼンチン代表とバルサでの将来
「もしムンディアル(W杯)に行くなら、僕の代表チームでのサイクルはロシアで終わりになるだろう。でもこの11月に、ここで終わるかもしれない。それは監督次第だね。でもハッキリしているのは、自分の代表での時間は終わりに来ているってことさ。以前からそう決めてるんだ」
「以前は苦しんだりもしたけど、少し前からはフットボルを楽しんでる。フットボル選手としての僕は最後の段階に入っているから、残された2、3年を楽しめるようやっていくよ」
バルサでの将来については、別のテレビ局 TyC Sports の取材に対し、「僕の目当ては幸せになることなんだ。どういう決断を下すかは、物事の成り行き次第だろうね」と述べているヘフェシートです。
バルベルデ戦術へのネイ退団の影響
マスチェラーノはまた、ネイマールのPSG移籍がバルセロナにプレーとシステム変更を余儀なくさせた、との見解を示しています。バルベルデならネイがいても複数の戦術を試したでしょうが、デンベレの負傷が重なったことで監督の試行錯誤の日々は続きます。
「ネイマールのような選手がいなくなれば、かなり大きな穴が空くさ。彼は僕らのプレーにとって重要だったからね。僕らはプレーの方法を変え、システムの変更も行わなければならなかった。デンベレがやってはきたけど、残念なことに早い時期に怪我をしたことで、彼は何も示せなかった。あの怪我は期待していなかっただけに、かなり痛かったんだ。でもバルセロナにはチームを作り直す義務がある。一人の選手を言い訳にはできない」
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