選手はプレーを希望している、と言うが
バルセロナ系スポーツ紙は今日も、コウチーニョだ、アルトゥールだといった補強の話題で賑わっています。しかし繰り返し言われているように、入れるためには出さねばならない。これ、世の真理。バルサで放出候補とされている筆頭選手がアルダ・トゥランですが、移籍先探しは引き続き難航しているようです。
バルサレベルの年俸を得るのは難しい
アルダ・トゥランには現在、ガラタサライやベジクタシュといった母国トルコのクラブからオファーが届いているとされます。先週はここに、トルコ第3のクラブであるトラブソンスポールが加わったという話も登場。あちらの会長さんがアメリカ合衆国からの途中寄航を利用し、バルセロナでアルダ側と話し合ったとトルコメディアが報じています。
そんなアルダですが、移籍先を見つけるのは簡単ではないだろうと彼の代理人 アフメッド・ブルト氏がトルコのテレビ局 TRT Sport の番組内で認めています。理由は結局、いつものアレです。
「バルサとの契約は2年半残っていますが、トゥランが望むのは試合に出場することです」
じゃあマスチェラーノのように試合に出られるクラブを探せば良いじゃないか、と思うところですが、800万ユーロにも達するという高額年俸を受け取れるチームを見つけることが主な問題と・・・。
「彼はバルサで非常に良い契約を手にしており、全てのチームがこの契約を可能と出来るわけではないのです」「彼は良き人間です。そしてこれは難しい状況です」
プロフェッショナルとしての評価基準が年俸なのは理解します。しかし欧州であれ中東や中国のクラブであれ、年俸800万ユーロの価値はないと考えられるのであれば、どこかで妥協するなり折り合いを付けるなりして解決策を探さなければならない。去年なら中国から良いオファーがあったっぽいのに。
半年間プレーできないことを承知でバルサと契約してくれた件は非常に感謝してますが、代理人氏の言う「監督は彼に一切のオプションを与えなかった」のは選手側に理由があるのではないのか。なんか苛々します(ファンの人には申し訳ないけれど)。
10日前に曰く「2週間内にハッキリするだろう」
ブルト代理人は10日前、「アルダを求めているチームはあります。イングランドやスペイン、イタリアからオファーが届いている。2週間以内に、状況はハッキリするでしょう」と豪語してましたので、数日内にそうなることを期待しましょうか。
このニュースのまとめ
- ・今季まだ1秒もプレーしていないアルダ・トゥランは放出の筆頭候補
- ・トルコのクラブが彼に関心を示していると報じられている
- ・しかし高額年俸がボトルネックとなり、合意に達しない
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