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勝ち抜けるためには勝利を:国王杯セルタ戦プレビュー

リーガでのスコア(2-2)なら敗退する

コウチーニョ祭りも一段落したこの11日(木)、FCバルセロナはカンプノウにセルタ・デ・ビーゴを迎えての国王杯1/8ファイナル第二戦をプレーします。

目指すのは準々決勝進出ですが、そのためには勝利が必要となるでしょう。バライードスでの第一戦が1-1の引き分けだったので、もし2-2や3-3で終わったならばバルサは負ける(1-1ならPK戦なのでこれもイヤ。0-0はガラじゃない)。

セルタは12月2日のリーガで2-2なるスコアを手にしていて、今季唯一カンプノウから勝点を持ち帰ったチームの栄誉を得ています。すでに鉄壁のテル・ステーゲンを2度破っているわけで(12月以降、バルサから点を奪ったのはセルタだけ。しかも3得点)、油断ならないライバルです。

ということで今回の目標は「無敗の継続」ではなく「勝って準々決勝進出」。負けなし記録が27に伸びても、コパを失っては意味がありません。

アノエタがちらつくけれど

しかしエルネスト・バルベルデと選手たちには、このセルタ戦に完全集中したくとも脳裏をちらつくものがあります。
わずか3日後(中2日)に待っている、超苦手アノエタでのレアル・ソシエダ戦です。

リーグ戦をどう考えるか、勝点を取りこぼす余裕があると考えるかどうかですが、アノエタを攻略することで士気と勢いが上がり、取りこぼしを期待する追っ手たちを落胆させることができます。

なので変に計算をせず、この2試合はどちらもベストメンバーに近い面子で挑んでいくだろうと予想。
勝つ必要性の高いこのセルタ戦は特に気合を入れていくでしょう。

今回の先発はゴールを守るのがジャスペル・シレセンとなるほか、ラテラル(SB)とインテリオール(イニエスタラキティッチか)に変更があるくらいか。
出ずっぱりのベルマーレンさんが“温存”されるかもしれません。

デニスが外れ、アラニャーとアルナイスが招集

招集リストから外れたのは、リハビリ中のパコ・アルカセルサムエル・ウンティティを除けば、デニス・スアレスアルダ・トゥランラフィーニャジェラール・デウロフェウアレイシ・ビダル
冬マーケットでの放出対象でもなく招集外となったデニスは悔しいでしょうが、挫けることなく競争に勝っていくしかありません。

一方でバルサBからはカルラス・アラニャーホセ・アルナイスが招集されています。合計19名が呼ばれているため、試合前に一人がベンチから外れることになります(アラニャ?)。

希望スコアはウスマン・デンベレホセ・アルナイスがそれぞれゴールを決めて、バルサが2-0で勝利。
デウロフェウアレイシ・ビダルが冬市場での退団に向かっているようなので、アルナイスがもういっちょ結果を出してくれれば理想的です。目指せ、コパ4試合連続弾

このニュースのまとめ

  • ・バルベルデはセルタ戦に主力を全員招集
  • ・12月以降、バルサから点を奪ったのはセルタのみ
  • ・アルナイスのコパ4試合連続ゴールに期待

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