クアドラード獲得作戦、本格スタート

アルベスの去就とは関係なく、ルーチョが獲得を希望と。

FCバルセロナがコロンビア代表選手、ファン・ギジェルモ・クアドラードの獲得を目指して本格的に動き出したようです。春先から右ラテラルの補強候補として名前の挙がっていた同選手でしたが、所属先であるフィオレンティーナが彼の権利を半分しか保有していなかったため、バルサはこれまではあちらの展開待ちでした。それが先週、ビオラがクアドラードの権利をウディネーゼから買い取り、権利が一本化されたことで、いよいよスビサレッタたちの出番到来。このオペレーションはダニ・アルベスの去就とは無関係に進行されていくようです。

フィオレンティーナが全保有権を獲得

17日付のSPORT紙は、このクアドラード獲得作戦をメインに持ってきています。その記事によりますと、FCバルセロナがフィオレンティーナに対しファン・ギジェルモ・クアドラードに関する最初の問い合わせを行ったのは4月第4週のことでした。ちょうど、バルセロニズモがティト・ビラノバの死に涙していた頃のことです。ここはまだほんのご挨拶の段階。我々バルサはあなたのクラブのクアドラードに興味を持っております、また後ほどオファーを提出いたします、と伝えるのが目的となります。

おやそうですか、ではまた後ほど、とフィオレンティーナ。しかし彼らはある状況を解決しなければ、クアドラードを巡っての交渉を独自に進めることは出来ませんでした。ウディネーゼもまた同選手の権利を50%保有しており、そのままでは何かと面倒だったのです。ビオラはクアドラードの全権利取得を目指してウディネと交渉を開始し、先週末にその話し合いが決着したと見られています。数日中には公式発表も行われる模様です。

3,500万ユーロを要求?

権利関係がスッキリしたのは良いこととして、問題はクアドラード獲得に要する費用がいくらになるかです。フィオレンティーナはまず、選手の権利を50%得る際に700万ユーロを支払っています。そして先週、残りの50%を手にする際に1,100万ユーロ+選手2人でウディネーゼと合意したらしく。この選手分は400万ユーロと見積もられていて、合計では2,200万ユーロがフィオレンティーナがこれまでにクアドラードの権利取得のために投資した金額となります(キャッシュのみで1,500万ユーロとの情報も)。

あとはフィレンツェクラブさんがどれだけ上乗せして転売するか、でありますが、、、SPORT紙によると彼らのバルセロナへの要求額は3,500万ユーロ。なかなかにイイお値段を付けられています。市場評価額は2,500万ユーロあたりなのだそうですが、強気に出ている大きな理由はユベントスもまたクアドラード獲得に意欲を燃やしていること。競合さんがいると、選手側の意思表示がないと交渉は厳しくなります。その点で有利なのは彼がバルセロニスタらしく、8日付のSPORT紙にメッシとネイマールのユニを持ってポーズを取っていることでしょうか。

いずれにせよバルサに3,500万ユーロを支払うつもりはなく、オファーは2,500万ユーロのようです。

ラテラル、中盤、エストレーモ

さてこのファン・ギジェルモ・クアドラードですが、売りはそのポリバレント性です。元々はラテラルの選手だそうですが、フィオレンティーナではもっと前のポジションでプレー。グーグル先生の言うところでは、セントロカンピスタとかサイドアタッカーとかになっております。攻撃が大好きな選手であるのは間違いなく、カルチョには彼を超える右サイドはいないだとか、コロンビア代表ではファルカオに次ぐ存在だとか書かれているのを読むと、単純なもので見てみたくなります。

そんな“サイドならどこでも任せておけ”というところが、ルイス・エンリケは大そう気に入っているのだそうでして。彼を自分のチームに加えるために、出来るかぎりのことをしてくれとスビサレッタに求めたのがルーチョだということですから、事実であればクラブは本気で獲得へと動いていくでしょう。

そしてSPORT紙によれば、ファン・クアドラードの加入はダニ・アルベスの去就に左右されません。もしダニがバルサとの2015年までの契約を全うする考えであるなら、クアドラードは中盤もしくはエストレーモとして起用する。もし退団を望むのであれば右ラテラルとして起用する。そういうプランのようです(モントーヤは今しばらく忍耐の時か)。

クアドラードを擁するコロンビア代表はちょうど日本と同じグループに入っていますので、クレとしましては観戦のモチベーションがまたひとつ。コートジボワール対コロンビアもチェックであります。ちなみにSPORT紙にはコロンビアの伝説(の問題児^^)ファウスティノ・アスピリージャさん(97/98にバルサはハットトリックを食らった)のクアドラード評も載っていまして、元デランテロ曰く「どんな監督の要求にも適応できる。自分が全ての揃った選手であることを、彼はすでに証明している」とのこと。マルキーニョス、ロイスとともに交渉動向に注目です。

 

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