クラブは電話をするといったきり音沙汰なしだと選手代理人
FCバルセロナ、というかバルトメウ理事会は、カンテラーノの扱いがわりと雑です。レオ・メッシへの熱心さは例外。助っ人の満足度アップには気を配っているように思える一方、カンテラーノには彼らのクラブ愛に頼りがちです。
5月29日のSPORT紙には、ジョルディ・アルバが契約更新話を1年半待たされている、との記事が載っています。
代理人氏「なにも分からない」
アルバとバルサの契約は2020年6月までになっていて、ピケとセルジ・ロベルトの契約が更新された際には、次はジョルディ・アルバの番だと言われていました。
それから4ヶ月、SPORTがアルバの代理人ビセンテ・フォレス氏に交渉状況を訊ねたところ、次のような答えが返ってきたそうです。
「ラウール・サンジェイがまだクラブにおらはった時、あちらさんは私らに心配おまへん、また契約更新のための電話をかけますさかいに、と言わはったんですわ。それから待ちに待って、もう1年半です。どうなってんのか私らにはさっぱり分からしまへん。おそらくそれがバルサの普通、もしくはあちらさんはFIFAベストイレブンにも入る、ヨーロッパで一番アシストをしているデフェンサの成績に満足してないいうこととちゃいますか」
何故こてこて大阪弁もどきかというと、気分です。久々にやりたくなったから・・・
フォレス代理人は「契約は2年残ってまっし、どないなるやら見ていきますわ。私らは落ち着いてますんで」と良心的に続けていますが、プレミアリーグのクラブがアルバに興味を持っているというニュースも流れてきてますから、そろそろ引き留め作業が始まるかもですね。
左サイドの主、メッシのベストパートナー
ジョルディ・アルバは2017/18シーズンのバルベルデバルサにおけるキーマンの一人でした。
ネイマールが去った左サイドをエンジン全開で走り回り、大きな怪我をすることもなく一年を通じて安定感十分の活躍。レオ・メッシとの関係性は抜群で、必殺のコネクションとなっています。これ以上バルサに合うラテラルはそうは望めない。
チームメイトたちの契約更新が次々に話題になるたび、ジョルディはもやっとしたものを感じていたかもしれません。バランスを取るためには、彼の契約更新にも着手せねばなりませんな。
増大するサラリー総額。若手カンテラーノ比率を増やすスカッド編成に移行していかないとね。
このニュースのまとめ
- ・SPORTの取材にジョルディ・アルバの代理人が答えた
- ・契約更新へむけて連絡すると言われて1年半、クラブから音沙汰がないという
- ・今季の活躍は報いるに相応しいものだった
コメント
関西弁、ありがとうございました!