1億2,590万ユーロの補強額とほぼ同じ
高く買い物をして、安く売ることで定評のあった(批判を受けてきた)バルサが、快調に売却益を伸ばしています。今夏のバルサは退団した9選手のうち、6選手が移籍金を残していまして、その合計額がなんと1億2,400万ユーロ。もちろんクラブ新記録です。
※PSGの契約解除金支払いによるネイマール引き抜き(2億2,200万ユーロ)は除く
6選手で収入が発生
2018年夏にバルセロナを去った選手たちと、金庫に残した移籍金の額は以下になります(8月10日現在)。
| 選手名 | 移籍金 | 
|---|---|
| パウリーニョ | 5,000万 | 
| ジェリー・ミナ | 3,025万 | 
| ディニェ | 2,020万 | 
| デウロフェウ | 1,300万 | 
| アレイシ・ビダル | 850万 | 
| アンドレ・ゴメス | 225万(期限付き移籍) | 
| イニエスタ | 契約終了 | 
| オルトラ | 期限付き移籍 | 
| ドグラス | 期限付き移籍 | 
| 単位はユーロ | |
光っているのはなんといっても、パウパウの5,000万ユーロ。契約解除金4,000万ユーロなんてバカげている、と思っていたら、1,000万ユーロの利益が出てしまいました。
    バルサで6試合しかプレーしていないのに3,025万ユーロを残したジェリー・ミナも、ビジネス面で見れば成功。バルサがパルメイラスに支払ったのは1,200万ユーロですから、1,825万ユーロの利益です。
アンドレ・ゴメスも良い行き先が見つかった。
    期限付き移籍ながら、エバートンが給料を引き受けてくれた上に、賃料として225万ユーロをバルサに払ってくれるというすばらしさ。期限付き移籍なのに、225万ユーロの収入発生!負傷中につき、これがベストじゃないでしょうか。
    ジェリー・ミナとルカス・ディニェもエバートンですし、こちらの青組さんには感謝感謝です。
若い選手は夢破れても買い手が付きやすい
そして1億2,400万ユーロの収入が出たことで、この夏に費やしたアルトゥール、レングレ、マルコム、アルトゥロ・ビダルの移籍金 1億2,590万ユーロはほぼまかなえてしまいました。
パウリーニョの5,000万ユーロが効いているとはいえ、ポイントは“ミドルクラス”たちに値が付いていることでしょう。
2年前に獲得した、当時22歳の選手たち。
      ジェリー・ミナを含め、将来性のある若手を獲得しておけば、彼らの夢がバルサで叶えられなかったとしてもまだ良いオファーが届くので、大きなマイナスにはならない。場合によっては利益も出る。
次はトップチームでの夢が破れたカンテラーノたちをタダ同然で手放さないようにすれば・・・
    みんな若くして退団するのに、ほとんど値段が付かないですからね・・・ (長年の貢献に敬意を払い、契約解除も多い)
このニュースのまとめ
- ・バルサはこの夏、選手放出で1億2,400万ユーロの収入
- ・6選手が金庫にお金を残した
- ・若くて良い選手は買い手が付く

 
  
  
  
  


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