もっと長くカンプノウで走り続けたいとクロアチア代表
クロアチアが鮮烈な印象を残した夏のムンディアル・ロシア大会で、その名を上げたイバン・ラキティッチ。その後PSGの誘いを断ってバルセロニスタの目尻を下げさせた彼がMD紙のインタビューでまた嬉しいことをたくさん言ってます。
そんなラキティッチがこのインタビューで語った言葉の中で、わたくしが特に好きだったものをいくつか挙げてみますのでよければどうぞ。
バルサは唯一無二のクラブ
「一度も迷わなかったよ。あれは少し熟考して、自分が幸運だと知るための日だったんだ。僕は世界最高のクラブにいる。バルサを代表する、それは僕が望むことだ」
↑ムンディアルでの活躍を受け、PSGからビッグオファーが届いたことで、何日くらい迷ったかと訊ねられたことに対する返答です。バルセロニスタであることの自尊心を非常にくすぐられます。
「バルサはなにか違っていて、唯一なんだ。この特別な感情を記す言葉はない」
↑他のクラブにはなくて、バルサにあるものを訊かれた時の答え。ある種の定型句ですが、それでも嬉しい。
トレーニングの1秒も無駄にしたくない
「(自分とバルサが)契約を延ばせれば良いよね。僕はすごくやる気だよ。毎トレーニング、毎試合を僕は楽しみたいし、みんなが僕を信頼していいってことを証明したい」
「メッシとはたくさん話しているし、チームメイトたちの信頼を感じてる。信頼、それが一人の選手として欲しいものだよ。ここで僕が手にしている人々との関係、それはあるものの中で一番ステキなものさ」
↑ラキティッチは以前、メッシのためにいくらでも走るという旨の発言をしていました。こういう人柄があるから、彼はチームメイトや周りの人たちの信頼を集める。もっと何年もバルサでプレーをしたい、契約を延長したいとの言葉は素直に嬉しいです。
バルサでの残された日々に、ファンに何を約束しますかとの問いへの答え(↓)も良いです。
「これまでと同じコミットメントを。僕はフットボールとバルサを全力で生きているんだ。そのことを彼らはもう知っているよ。僕はトレーニングで1秒も無駄にしたくはない」
あらゆる個人賞はメッシのもの
レオ・メッシがTHE BEST賞の最終候補3人から外れたことについて、スペインとの親善試合前のラキティッチは「史上最高の選手がメッシで、今年の最優秀がモドリッチ」と表現していました。それに関して今一度語ったのがこちら。
「僕にとっては、あらゆる個人賞はレオのものであるべきなんだ。でももしそうならないのであれば、強調すべき名前が一つある。ルカ・モドリッチだ」
いかがだったでしょうか。
良い人すぎて嘘くさくなりそうですが、そうはならないのがイバン・ラキティッチという人物。
ぶっちゃけ、かつてのダニ・アルベスみたいなアクの強い選手がいなくなって寂しいのはありますが、イバンは他人への敬意がものすごく感じられるので、とても好きであります。
ちなみにラキティッチさん、プレステ4のソフト『Destiny 2』のプロモーション役に選ばれているそうで、その会場にMDの記者さんがお邪魔してのインタビューです。
「あらゆることを楽しもうとしてるんだ。こういうゲームのプレゼンターになるっていうのは誇らしくて、ステキなことだね。ピッチ外でのこういうことを楽しんでいくよ」
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