グリースマンはアトレティコを出る、バルサが獲得を目指す・・・

スポンサーリンク

アトレティコ退団の意思を表明したフランス人クラック 移籍先の最前列にいるのが、バルセロナ

フィリペ・コウチーニョが退団して、その後釜にアントワン・グリースマンがやってくる。いや正確には、フランス人が加入してブラジル人が押し出される、か。いずれにせよ、この流れはもう止まらない、そんな印象です。グリースマンは昨日、アトレティコ退団を表明しました。

「新たな挑戦のために」

アントワン・グリースマン(28)の去就といえば、なんといっても『La Decisión』(決断)です。
昨年6月14日、ジェラール・ピケの映像製作会社が作った同名のドキュメンタリー番組(30分)で、アトレティコの背番号7はコルチョネロ残留を表明した。バルサの銀河系路線を嫌がった者としては、適切な決断だと安堵したものです。

そのグリースマンが11ヶ月後、新たな『Decisión』を下しました。
前回と全く逆で、決めたのはアトレティコ退団。彼は昨日その旨を赤白クラブへと伝え、ファン向けにはクラブ公式メディアを通じたビデオメッセージで別れを告げています。ビデオが好きな人です。

曰く、「新たな挑戦をするために、出ていく決断を下し」、この道を進むことを「僕は必要としている」。バルセロニスタとして「頑張れ、幸運を祈る!」で済ませられないのは、その行き先がカンプノウになる可能性が高い点です。
母国の花の都パリでの挑戦もステキだと思うんですがねぇ。

数ヶ月前から進行していた

“オペレーション・グリースマン”が復活したのは、選手本人の働きかけがあったからだというのはMD紙です。

アトレティコ・マドリーではタイトルが獲得できないと分かったデランテロは、大げさな演出でワンダ・メトロポリターノ残留を発表しクラブとの契約を更新した数ヶ月後、再びバルサの門を叩いたという。
バルセロナ側からすれば、なんやねんってとこですけれど、結局は良いオプションだと判断したのでしょう(どの部門が主導したのかは不明)、オペレーションは水面下で進められていきました。

つまりバルサのグリースマンへの関心は、リバポー戦に惨敗する以前から再燃させていたわけで、アトレティコからすれば、まだチャンピオンズを戦っている時から進んでいた動き、ということです。

4月6日のアトレティコとのラ・リーガ首位決戦時、カンプノウのファンから明白な「NO!」判決が下されていたのに、それでも消えてなかったと。

疑念だらけのオペレーション

アントワン・グリースマンが超一流選手であるのは間違いないですが、今のバルサに必要な選手か、というと疑問がもくもくと湧いてきます。

  • 高額年俸
  • 『La Decisión』
  • ・9番じゃない

1年前にバルサを振り、その報酬として手にした2,000万ユーロを超えるらしい年俸。
FCバルセロナの選手年俸総額はすでに破裂寸前にまで膨らんでいて、事あるごとに整理が必要と言ってますから(ラキティッチの年俸もケチっている)、ここにグリースマンまで加えてしまうのは大丈夫なのか、と単純に心配になります。

ドキュメンタリー番組まで用意してアトレティコ残留を選びながら、1年と経たずに翻意し、振ったクラブに再び移籍を打診する件。ワンダで伝説になるんじゃなかったのか。アトレティコファンの感情は分かりませんが、なんだかなあと。

そもそもバルサにとって必要な前線の選手はグリシではなく、ルイス・スアレスの後を引き継げる9番タイプでしょう。年齢も28歳と、長年の活躍は期待できない。ピケの後継となって10年以上の活躍を期待できるデ・リフトとの大きな違いです。

バルトメウ理事会が、なにをもってそんなにグリースマン獲得を頑張ろうとしているのかが理解できない。アンフィールドショックを癒やすのにちょうどいい?バルセロニズモに漂っている行き詰まり感が、フランス人クラックで解決するとも思えないです。

今年7月で値下がりするとはいえ、契約解除金はそれでも1億2,000万ユーロ。
財政を圧迫し、補強ポイントからズレていて、バルセロニスタ全体に歓迎もされないスター選手の獲得に、そこまでするものかと。SPORT紙によると、アトレティコには分割払いで交渉するそうですが。

「どうせ獲るんでしょ」とやや投げやり気味のここ最近・・・ PSGさんのド派手な介入に期待してます♪

お金はあるの?

ちなみにバルサがこの夏に狙っている3選手、デ・ヨング、デ・リフト、そしてこのグリースマンの獲得に必要なお金は、合計で2億7,000万ユーロ~です。

すでに入団が決まっているフレンキー・デ・ヨングに7,500万ユーロ+変動額1,100万ユーロ。
獲得目前と報じられているマティイス・デ・リフトにも、それと同じくらい。
さらにアントワン・グリースマンに1億2,000万ユーロ。

今季はチャンピオンズの勝利ボーナスが増額されていて、バルサはアヤックスの宝石ひとり分くらいを手に入れたそうですし、ドナドナ濃厚のフィリペ・コウチーニョがもし1億ユーロほどで売れれば(期待できない)、あと数人の放出でまかなえそうではありますが・・・

アヤックスの二人分なら、さほど無理なく実行できそうなんですよね。無用な波風も立たない。クレに夢を見させたいなら、なにか別の方法を考案してもらえれば嬉しいです。

 

コメント

  1. 灰色のキツネ より:

    スポーツ面でグリーズマンが来ること自体にはSiでもNoでもないのですが。
    なぜバルサはそんなにお金があるんでしょう??
    そこが不思議。

    15年近く、ほぼCLでベスト8だけでも収入はあるでしょうし、何らかのタイトルを取ってるので、それだけで収入面は大きいのは理解できます。

    しかし、暗黒時代を知る私は、暗黒時代に膨らみに膨らんだ赤字を知ってますので、
    あの借金を返せたか?
    ロセイが会長に就任したら、「金庫にお金がない」という発言は(財政面の意味合いで)解決できたのか?
    普通の会社経営の視点によると、バルサの人件費は倒産しておかしくない会社の財政運営になってると聞いたこともあります。

    バルサの財政面って大丈夫なんですかね?
    その辺りユウさんご存知ですか??
    事情通の方も教えていただければ幸いです。

タイトルとURLをコピーしました