プレミアのマーケットが閉じるまであと約1週間、バルサにも代理人にもオファー来ず
英国復帰が無理な場合、選択肢はネイマールとのトレードでPSG移籍
夏が始まる前から、絶対的な放出候補とされていたフィリペ・コウチーニョ。クラブは彼を1億2,000万ユーロあたりで売ろうと目論んでいるわけですが・・・ この7月30日時点では正式なオファーがまだひとつも届いていない、というから計画は頓挫の危機です。
プレミア方面を中心に、複数のビッグクラブがコウチーニョの状況に関心を抱いている、とはされるものの、獲得に向けて具体的な行動を起こしたところはまだ存在しないと。カンプノウのオフィスにも、彼の代理人の元へも、正式なオファーはまだ一切ないそうです(MD紙)。
まあ買う側からすれば、焦らす方が良い条件を引き出せるでしょうが。
プレミアにしても、元々選択肢は多くない
フィリペ・コウチーニョ本人は、馴染みのプレミアリーグへと復帰したいとされます。
しかし、そのプレミアにしても始めから選択肢は多くないのです。
経済力のありそうなマンチェスター・ユナイテッド移籍は、元レッズ感情の強いコウチーニョには無理な話。元ガナーズでチェルシーを選んだ、セスク・ファブレガスのような決断はしないでしょう。
愛するリバポーは、ユルゲン・クロップが数日前に「経済的に可能性がない」「バルセロナでの幸せを祈る」とコメントしていることから、もし可能性があるとしても期限付き移籍あたり。
一番の有力候補だったチェルシーがFIFA制裁で消えた時点で、バルサが目論む1億2,000万ユーロなんて夢物語だったように思います。
プレミアリーグのマーケットが8月8日(木)で閉まるので、あと1週間ほどです。
ネイマールとのトレードでPSGという選択肢・・・
プレミアのクラブがコウチーニョ獲得に名乗りを上げない場合、現れてくるのがPSGです。
こちら、ネイマールが絡んでくるのでややこしくなります(そして実現してほしくもない)。
7月30日付のSPORT紙によると、PSGはネイマールの移籍金を3億ユーロから1億8,000万ユーロへと値引きするそうです。でも現時点では、選手のトレードは受け入れていない。
ネイマールが欲しいバルサとしては、この選手トレードをPSGに受け入れてもらい、コウチーニョを含めることを狙っていくのでしょう。
コウチーニョのことを考えれば、バルサを去って新天地で新たな挑戦を始めた方が良いと思う。
しかし、彼が去る代わりにネイマールがやってくるのは反対(年俸総額を圧迫。前線はグリーズマン加入で良いじゃないか。必要なのは9番。退団経緯にもまだこだわってしまう)。
となるとさて、どう決着するのを期待すれば良いのやら・・・
アンドレ・ゴメスのようにレンタル移籍先で評価を上げ、来年に正式移籍とかですかね。
ちなみにコウチーニョは今週末にはバケーションを終えてバルセロナに戻り、4日(日)のジョアン・ガンペル杯では「背番号7、コウチ~ニョ~」と紹介される予定です。そしてUSAツアーへGO。
このニュースのまとめ
- ・コウチーニョ獲得の正式なオファーはまだ1つも届いていない
- ・プレミアリーグの選手登録期限は8月8日(木)
- ・プレミア移籍が叶わぬ場合、ネイマールとのトレードでPSGくらい
コメント
リーガ2年目でコウチ・ゾーンの対策をされたのが全てですかね。
それ以来調子が上がらなかった。
ドリブルで剥がしてくるとか、預ければ収めてくれて起点となれるとか、パスが常に正確とか、守備で強いとかないので、あのミドルが入らなくなると居心地が悪くなるのは仕方ない。
ただオフ・ザ・ボールの動きはクラック。
メッシが居ても居なくても、そんなにプレーば変わらなかったので、バルサ自体向いてないのかも。
特にインテリオールだと制約が多すぎて向かない感じ。
レッズみたいに全員で守備して、スペースがあって縦に速くて、自分の前にアタッカーを2~3人置く形が良いみたい。
バルサだと詰まってノッキング起こしている。
コパではそこそこ良かったけど、あの値段は高すぎるだろう。
いくらなんでも高値で買ってしまったが、ネイマール・ショックのせいだから強化部は責められない。
そのネイマールだが、ユウさんと違い復帰は賛成。
ピッチのあちこちで違いを作れる数少ない選手。
グリエズマンは上手いし頭も良いがブロックを崩す力はない。
どーゆー心境で戻りたくなったか疑義はあるし、チームの去り方も敬意を欠いていたと言わざる得ない。
しかし減俸を受け入れ、キチンと会見してファンに説明すれば自分は許します。
また気まぐれがあったとしても3年位やってくれれば御の字。
彼はそーゆーパーソナリティーなんだから仕方ない。
あー見えてピッチ上では頭良いし、怪我も少ないプロフェッショナルな選手。