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ワゲが合流:トップチーム登録まであと一歩。そしてカルラス・ペレスとアベル・ルイスは

ネルソン・セメドの控えとしてバルベルデチームに残りそうなセネガル人
若きデランテロたちは出場時間を得るためにBチーム契約を続ける見込み

セネガル代表としてコパ・アフリカ(準優勝)を終えたばかりのムッサ・ワゲが、夏休みもそこそこに、バルセロナへと戻ってきました。バルベルデチームでのプレシーズンを始めるためです。

ずいぶんと気合が入っていますが、さもありなん。
日本ツアー中にバルベルデセルジ・ロベルトの中盤起用を明らかにしており、ワゲにとっては右ラテラルとしてファーストチームに食い込む大きなチャンスだからです。

最後の確認テスト

ワゲは元々、昇格することを見込んでのバルサBとの契約でした。

1シーズン後のファーストチーム昇格を確約されてのバルサB加入、ある意味それは悪魔の約束なので、そのままクラブに残れた例はちょっと記憶にありません。昇格しても結局、即放出となるのが定番コース(デニスとかハリロビッチとかマルロンとか)。
しかしどうやらこのセネガル人選手は、念願が叶う目前まできています。

まだ確定したわけではないですが、これから参加するプレシーズンでバルベルデを落胆させないかぎり、ワゲは右ラテラルの控えとなりそう(先発はネルソン・セメド)。セルジの中盤宣言も、ワゲがいてこそでしょうし。
ほぼ内定の知らせを受けての役員面接、みたいな感じですかね。

ファーストチームの背番号ゲットまで、あとひと頑張りです。

デランテロたちは、フィリアル登録のまま

一方でデランテロ(FW)のカルラス・ペレスアベル・ルイスは、マルコムが空ける背番号を引き継ぐ可能性は低いようです。

エルネスト・バルベルデがふたりを選択肢のひとつとして真剣に検討しているとしても、ファーストチームの背番号で登録してしまうと、バルサBには戻れない。
事情は異なりますが、昨年のカルラス・アラニャーのようにフィリアル登録にしておき、ガルシア・ピミエンタの下で試合に出続けるのは論理的な判断です。

成長のためには試合に出なければならない

ただ、8月1日のMD曰く、「カルラス・ペレスは自分のバルサB時代は終わったと考えている」。

神戸戦での2ゴール後、「ここに残りたい。ハードワークと忍耐の問題だし、全力を注いでいくよ。僕は小さな頃からバルセロニスタ。ファーストチームにたどり着きたいんだ」と語っているカルラス・ペレスだけに、さっさと荷物をまとめたりはしないだろうと思いますが・・・
フィリアルでチャンスを待つとしても、あと1シーズンが限界でしょうか。

同紙はまた、ペレスには「バルサBよりも上位カテゴリーのチームからオファーが届いた場合、去ることが可能とする条項がある」というイヤな情報も伝えています。

アベル・ルイスにしても、昨季は伸び悩んだ感があるので、バルサとの契約を維持しつつ武者修行に出たいと考えている云々。

21歳や19歳でそんなに急がなくても・・・ とは常々思うことですが、若者たちが成長するためには高いレベルで試合に出続けられる場所が必要ですから、プリメーラのクラブと提携するなり、アヤックスに貸し出すなり、なんらかの方策を見つけ出さねばなりません。

バルサBとファーストチームの間に、プレーできる場所がほしい。
バルサBがつっかえているので、フベニールとBの間にCもほしい。
若手選手の育成は難しいです。

 

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