ネトが手首骨折により手術を受け、少なくとも5週間は欠場の見込み
バルサBの若きポルテーロがテル・ステーゲンの控えとなる
災難とは思わぬところからやって来るもので、ラ・リーガ開幕を目前に控えたFCバルセロナにとってそれは、控えポルテーロであるネト・ムララの手首骨折です。
ネト、骨折した手首の手術へ
バルサ公式によると、ネトはチームトレーニング中に左手首の舟状骨を骨折し、この火曜日(13日)にチャビエル・ミル医師による手術を受けることになりました。
現時点ではまだ欠場期間は明らかにされていませんが、同様の怪我の場合は少なくとも5週間の治療が必要になる見込み。つまりは9月下旬までリハビリ生活になりそうです。
そしてそのネトが欠場している間、第2ポルテーロとなって不測の事態に備えるのが、バルサBのイニャキ・ペーニャ(20)。クラブから将来の正ポルテーロと期待される若者です。
将来の正ポルテーロ候補
イニャキ・ペーニャは13歳でラ・マシアの門をくぐって以来、順調にステップアップを続け、あと少しでファーストチーム登録となるところまできています。
2018/19シーズンは19歳にしてバルサBの正ポルテーロとして活躍(セグンダB 20試合で19失点)。
その一方でファーストチームのトレーニングにも日常的に呼ばれ、同年は公式戦12試合でバルベルデの招集を受けました(リーガ9、コパ3)。
つまり、チングリの信頼は篤い。
ジャスペル・シレセンが出場時間を求めてバレンシア移籍に向かっていったときも、強化技術部にはこのイニャキを昇格させてはどうか、彼はもう準備を整えているとの考えはあったようです。
しかし20歳の選手にとって重要なのは試合に数多く出ることなので、選手本人や家族との話し合いの結果、第3ポルテーロでありつつ、フィリアル(B)でもうしばらく鍛錬を続ける方が良いと判断された。
今年はベテランのネトを獲得しておき、2-3年後に満を持して、というプランです。
今回の約5週間ほどの第2ポルテーロ経験では、出場時間は得られないイニャキでしょうけれど、代わりになにか掴み取ってくれれば良いなと。チャンピオンズのメンバーには入れるのは良い経験になりそうです。
このニュースのまとめ
- ・ネトが手首を骨折し、手術を受けることに
- ・欠場期間は、少なくとも5週間と見られる
- ・代役として第2ポルテーロになるのが、バルサBのイニャキ・ペーニャ(20)
- ・トレーニング参加は日常的で、バルベルデに信頼されている若者
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