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レオ・メッシ、史上最多6度目のバロンデオロに輝く!

フランスフットボール誌が与える年間最優秀選手賞を受け取ったクラック
初受賞から10年、しばらく離れていたフットボールの王座に戻る

レオ・メッシが2019年度のバロンデオロ(バロンドール)を受賞しました。レオが同賞の受賞者になるのは6度目のことで、史上初。今年のメッシはFIFAによるTHE BEST賞や6度目のボタデオロ(欧州得点王)も受賞していますし、バロンデオロを加えて輝ける一年の完成です。

他クラブの選手が受賞すればスルーのこの賞も、我らの選手が選ばれると格別。正当な結果に安堵もしてます。

前人未踏、6度目の栄冠

パリの壮麗なるシャトレー劇場で催された式典で、レオ・メッシの2019年度バロンデオロ受賞が発表されました。
Virgil van Dijk(リバポー)とクリスティアノ・ロナウド(ユベントス)を破っての受賞で、フランスフットボール誌が主催する同賞をレオが手にするのは、2009、2010、2011、2012、2015年に続いて6度目の快挙。
5度受賞で並んでいたクリスティアノ・ロナウド(また欠席)を再び上回り、史上最多を更新です。
やはり史上最高選手は、並ぶ者がない存在となるのが好い。ここ2年間のモヤモヤがこれで晴れました。

純粋に「選手として誰がこの一年でベストだったか」を基準に選べば、あと1つ2つ3つは増えてたんじゃないかと思えますが(イニエスタが相応しい年もあったけれど)、変などんでん返しがなく王が玉座に戻り良かったなと。
ラ・リーガ最多得点、欧州リーグ最多得点、チャンピオンズ最多得点、ラ・リーガ最多アシスト、最多フリーキック得点、最多ハットトリック etc…ですから、211人の各国ジャーナリストさんもメッシを選ぶしかないです。

初受賞が2009年なので、11年間で6回の年間最優秀選手賞
6度となるともう、二度と出現しないんじゃないかと真剣に思えるレベルで、そんなギガクラックが我らのFCバルセロナに所属している幸せさに今日は浸って過ごしたいです。
おめでとう、レオ!

バルサ選手ではフレンキー・デ・ヨングが11位。もう少しでトップ10入りです。
アントワン・グリースマンは前年度の3位から順位を下げて18位。
一方でマルクアンドレ・テル・ステーゲンが今年創設されたヤシン賞(年間最優秀GK)で2位となっています(受賞者はリバポーのアリソン・ベッカー)。


父ちゃんが選ばれて喜ぶ子どもたちがかわいい。
初々しかった若者も成熟しました

「引退の瞬間は近づいているけど、僕にはまだ何年か残っている」

レオの言葉もクレに喜びをくれます。彼は自分に投票した記者やバルサと代表のチームメイトたちに感謝の言葉を継げた後、いつものように謙虚に、次のようにスピーチをしています。

「(先ほど)ビデオで見たように、僕はここパリで10年前に最初のバロンデオロを受け取りました。3人の兄たちと一緒に来たのを覚えています。僕は22歳で、なにが起こっているのか全く想像もついていませんでした。そして10年後の今日、私生活面において全く異なる状況で、僕は6つめの賞を受け取ります。妻と3人の息子たち、兄や甥たちと共に、彼らが一緒に来てくれる僕は幸運です」

「ビデオメッセージの中で妻が言ったように、この間ずっと僕は笑いを絶やすことなく、日々改善を続けてきました。特にフットボールを楽しむことを止めなかった。おかげさまで僕は、1-2歳頃から愛しているものを楽しめています。事情が許せば、楽しむための時間はまだあと何年か残ってるでしょう

「自分の年齢は自覚していますし、引退の瞬間が近づいてきていることも意識しています。とはいえ、自分にはまだ何年かが残っている。すべてがあっという間に過ぎ去っていくように見えますが、フットボールを楽しみ続けることを期待しています」

「プライベートは幸せですし、スポーツにおいては毎年向上するよう、もっと良くなり続けようとしています。決して僕はそれで良しとしないのです。個人賞で認められるのはとてもステキなことですが、それらは常に二次的なことで、重要なのはグループレベルでの目標です。だから僕は毎年、全チームタイトルのために戦う準備を整えるようしています。可能な時も無理な時もありますが」

「愛する自分のクラブの、世界最高のチームの一員であること、そしてそのクラブの歴史の一部となるのは名誉なことです」

メッシがあってこそのバルサですが、バルサのないメッシも考えられない。バルサがメッシを大きくし、メッシもまたバルサを大きくしたこの10年間でありました(クラブ運営者はアレですが)。

バルサへの感情は契約を超える
メッシの口から「引退」という言葉が出るとドキッとしますが、同時に「あと何年も残っている」とも言っているので、われわれクレはその数年間を大事に楽しんでいかねばなりません。まだまだやれる、それはワンダでのあのゴラッソも示しています。
そして彼はそのスピーチで語った「引退」について後のミックスゾーン取材で訊ねられると、こんなふうに答えました。

「もっと何年もあると期待し、願ってもいますが、僕はもう32歳ですし、以前から言っているように、自分がどのように感じているのか、特にフィジカルがどうかですから。おかげさまで今はフィジカルのレベルはかつてないほどにベストな状態です」

「僕のことを知っているバルサの人たちは、そのテーマに関してなんの問題もないことを知っています。僕がこのクラブに感じているものは、書類やサイン以上のものなんです」

 

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