バルサ監督就任からわずか2日、Bチームの試合を見るべくスタッフたちとスタジアムへ
リキ・プッチはトップチームに呼ばれてトレーニングを重ねる
キケ・セティエンがさっそくバルセロニスタを喜ばせています。監督就任会見にてカンテラーノに気を配ると宣言した彼、その翌日にスタッフたちとバルサBの試合を観に行ったのです。これは期待できそうだと盛り上がるクレ界隈です。
スタッフたちとバルサBをチェック
バルサ監督になってわずか2日目にして、キケ・セティエンがエスタディオ・ジョハン・クライフでバルサBを観戦しました。先週末は対戦相手バダロナに国王杯があった関係で昨日に延期されたリーグ戦を、キケが彼のスタッフ全員を連れて観に訪れたのです。
左隣にはアビダルの助手であるラモン・プラナス。右側にはギジェルモ・アモール、ホセ・マリ・バケロ、ジョルディ・ロウラといったカンテラの責任者たち。
トップチーム監督がバルサBの試合を観に来るのは(残念ながら)稀なケースですし、日程が良かったとはいえそれを2日目にして実行したのですから、キケ・セティエンの好感度は急上昇です。ええ、クレは単純なもので。
ただ観に来るだけでなく、ちゃんとノートも持参していたというのがさらに良い。
これはフィリアル(Bチーム)の子たちにも刺激になります。イニエスタッソを彷彿とさせるゴラッソを叩き込んだモンチュも良いアピールになったかな。
リキ・プッチはトップチームと練習
キケ・セティエンと彼のスタッフたちが観戦したセグンダBディビシオン第20節、バルサB対バダロナ(2-1)にリキ・プッチの姿はありませんでした。リキは今週、トップチームといることになったからです。
試合終了後、バルサB監督ガルシア・ピミエンタはこう言っています。
「リキがトップチームにいることをとても嬉しく思うよ。キケは今週リキがトレーニングに行くことを望んだんだ。招集される可能性もあるだろうね。私たちはそのためにいるんだ」
ピミによるとキケは「私たちがどのように働いているのか見たがっているし、私の選手たちをチェックし続けたがっている」そうで、「彼はカンテラを信頼している」そうです。
就任会見でカンテラーノを登用すると宣言した新監督。リキ・プッチはその変化の象徴となっています。どうしてバルベルデはリキをトレーニングにも呼ばないのか、と嘆いていたバルセロニズモですから、キケ・セティエンが初日、二日目とトレーニングに呼んでいることに、頬も緩む。
今は若者たちの力量や準備具合を見定めている段階とはいえ、新監督のカンテラーノ起用に希望が膨らむ今日この頃です。
フレンキー・デ・ヨングが出場停止となる週末のグラナダ戦で、さてリキ・プッチは招集リストに入りますか。メッセージを込める意味で、呼ぶんじゃないでしょうかね。
このニュースのまとめ
- ・キケ・セティエンがバルサBの試合を見るため、ノート持参でスタジアムへ
- ・監督就任2日目にして言葉を実行した、とメディアは称える
- ・リキ・プッチがトップチームに呼ばれ、週末には招集もありそう
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