エウセビオの下で成長中の次世代の“4番”。
バルサTVの番組“ADN de Barça”(バルサのDNA)に水曜、カンテラ期待の星セルジ・サンペルが出演。これまでの道のりとバルサBでの現在について語っています。サンペルは1995年1月にバルセロナで生まれ、弱冠6歳にしてFCBエスコラ(バルサスクール)に入団。他のクラブは一切経験しておらず、もしトップチームまで昇格すれば、クラブ初の“完全自家産”選手となります。
スクールの門をくぐって以降、セルジはフットボル選手として順調に成長してきました。「コーチたちからは選手として、そして人間としてのバルサの価値を教わってきたんだ。家族が自分の側にずっと居てくれたこと、自分がバルサの人間であることはとても幸運だね。バルサ以上のクラブは他にはない」と、立派なアスルグラナ^^となった彼は、今年から挑戦中のバルサBでのプレーについてこう語っています。
「セグンダディビシオンでプレーしてすごく感じられるのは、フィジカルと激しさの違いだね。僕のフィジカルは良くなっていってるよ。エウセビオにはコンタクトに備え、身体を使ってプレーするように言われてるんだ」
とはいえ、“バルサ4番の系譜を継ぐ男”として将来を期待されているサンペルですから、目指すのはやはりあの先輩です。「セルヒオ・ブスケツ以上のお手本はいないよ。彼のプレーを学んでいるんだ。僕にとって彼は、このポジションで世界最高の選手さ」
他のクラブのピボーテでは、結局ブスケツのレギュラーを脅かす存在とはなり得なさそうな今日この頃。バルサのリズムを作り、チームの核となるのはカンテラ出身の選手ですから、このもうすぐ19歳となるこの若者がトップチームに上がってくることが一番かもしれません。もう1人、順調にバルサ流に適応中というデニス・スアレス、そしてセルジ・ロベルトらが数年後、中盤の中核となっているのを想像すると口元が緩んで仕方がないのであります。
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