Copa del Rey | 1/8 final
お馴染みの4-3-3へと戻してイメージ改善、すいすいとマニータ快勝。
メッシがバルサでの500勝を達成、自らの2ゴールで祝った。
バルサがレガネスに5-0で完勝し、コパ準々決勝(1/4 final)へと駒を進めた。試合は4-3-3に戻したセティエンチームがほぼ支配し、これといったピンチもなし。グリーズマン、ラングレ、メッシ(2得点)、アルトゥールが順調にゴールを重ねた。いくつか選手配置も試し、まずまずといったところ。
試合のポイント
●4-3-3に戻し奏功:セティエンのバルサがイメージを改善させた。システムを4-3-3に戻し、インテンシティの高いプレッシングと速いボール回し。縦への意識も高く、ひとつのきっかけになりそうな試合だった。レガネスは立ち上がりにバルサを驚かせたものの、シュート精度を欠き得点ならず。バルサは逆にグリーズマンがあっさりとチャンスを活かし、4分で先制している(メッシのスルーパス、セメドの折り返し)。早々の得点にチームは活気付いた。
●試合を支配:前半30分間のバルサは特にインテンシティ高くプレーをしていた。中盤でボールを失い、レガネスにシュートを打たれはしたが、テル・ステーゲンが慌てる場面はなく、概ね試合はキケチームが支配。ダイナミックに動くアルトゥロ・ビダル、休みなく走るグリーズマンが存在感を出していた。追加点はCKから。メッシの蹴ったボールをニアのラングレが頭で上手に逸らし、2-0としている。
●メッシがとどめ:後半も引き続きバルサが主導権を握った。ただし2点リードにつきリズムは低め。それでも勝負時とアクセルを踏み込んだ時の決定力は流石で、フレンキー・デ・ヨングのすばらしい縦パスを受けたメッシが守備陣に競り勝ち3点目を決めている。勝敗はこれで決し、レガネスは週末のリーグ戦に気持ちを切り替えた。
●マニータ完成:途中出場のアルトゥールもゴール祭りに参加した。このプレーも加速の仕方がなかなかで(フレンキーのワンタッチスルーパス!)、一気にスピードを上げてレガネスの守備ラインを突破。アンス・ファティとメッシの連続シュートは守備陣に弾かれたが、3発目のアルトゥールが蹴り込んで4-0としたのだった(77分)。そしてケーキにイチゴを乗せ、マニータを完成させたのはメッシ。ラキティッチのパスが気が利いていた。
●このフットボールをもっと強力なライバル相手にできるか。アウェイゲームでできるか。そこに今季の成否が懸かっている。
トピックス
●カンプノウでは強い:バルベルデ期もそうだったが、要塞カンプノウでのバルサは強い。セティエンのチームになってもそれは変わらず、力の差を見せつけての5-0勝利。カンプノウでのマニータはベティス戦(5-2)、バレンシア戦(5-2)、バジャドリ戦(5-1)、マジョルカ戦(5-2)に続いて今季5回目。ただし完封マニータは初なので、価値がある。
●メッシ500勝:バルサのカピタン、レオ・メッシがバルサ選手としての公式戦500勝を達成した。710試合での到達となる。こういう節目のゲームでは自らの得点で祝うギガクラックは、今回も期待を裏切ることなくドブレーテ。カンプノウでは348試合をプレーして285勝、得点は364という異次元ぶりだ。
●
FC Barcelona | CD Leganés |
5 | 0 |
30 de Enero 2020 – Jueves 19:00 h Camp Nou:43,216 |
|
Goles | |
Griezmann (4) | |
Lenglet (27) | |
Messi (59) | |
Arthur (77) | |
Messi (89) | |
Titular | |
Ter Stegen【6】 | Cuéllar |
Semedo【7】 | Rosales |
Piqué【6】 | Tarín |
Lenglet【7】 | Awaziem |
Jordi Alba【6】 | Siovas |
Busquets【5】 | Silva |
De Jong【6】 | Roque Mesa |
Arturo Vidal【7】 | Rubén Pérez |
Messi (c)【8】 | Ruibal |
Ansu Fati【6】 | Óscar Rodríguez |
Griezmann【7】 | Braithwaite |
Cambios | |
Arturo Vidal→ Rakitic【6】(60) |
Silva→ Rodrigues (57) |
Jordi Alba→ Junior【5】(63) |
Roque Mesa→ Eraso (57) |
Griezmann→ Arthur【6】(72) |
Braithwaite→ Plomer (71) |
Entrenadores | |
Quique Setién【6】 | Javier Aguirre |
Arbitro | |
Cuadra Fernández (baleares) | |
Tarjetas | |
Rubén Pérez (24) | |
Awaziem (73) | |
Tarín (82) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 3 | 5 |
Goles |
0 | 0 | 0 |
9 | 8 | 17 (9) |
Tiros a puerta |
11 (3) | 4 | 7 |
2 | 4 | 6 |
Ocasiones de Gol |
0 | 0 | 0 |
2 | 2 | 4 |
Corners |
3 | 2 | 1 |
2 | 1 | 3 |
Fueras de juegos |
0 | 0 | 0 |
844 |
pases |
291 | ||||
75% | 73% | 74% | Posesion del Balon | 26% | 27% | 25% |
4 | 9 | 13 |
Faltas |
19 | 10 | 9 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Amarillas |
3 | 2 | 1 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
スアレス、デンベレ、ネトが負傷欠場。ワゲが監督判断で招集外。 セティエンが監督就任から3試合使った3バック(変則4バック)を止め、クラシカルな4-3-3へと戻した。9番になったグリーズマンとメッシは流動的。フレンキーが前線の中央に入ったりしていた。ビダルも積極的にエリア内へ。ラテラルによるサイド攻撃も活発。 交代の1人目は3-0となった60分、アルトゥロ・ビダル(珍しく疲れていた)からラキティッチへ。 |
|
Titular | Final |
2020年1月31日(金)、レガネス戦翌日のバルセロナスポーツ紙。
MD「マニータで、安堵」
- ■マニータで安堵
- → 良いフィーリングでのゴレアーダの後、バルサは今日準々決勝の抽選へ
- → セティエンは今回クラシカルな4-3-3をデザインし、メッシは2ゴールで自らの500勝を仕上げた
- ■補強なし:クラブは冬マーケットでデランテロを獲得しないと決めた
SPORT「こういうのはOK!」
- ■こういうのはOK!
- → セティエンのバルサは4-3-3に戻り、レガネスにマニータ勝利でコパ1/4 final へと勝ち進む
- → グリーズマンがデランテロ・セントロとして機能し、メッシはドブレーテでバルサ選手としての500勝を祝った
- ■バルサは最終的に9番を獲得しないと決める
コメント