バルサTVのなかで、チャンピオンズで優勝するための道具がチームにはあると明言したクラック
23日の決勝戦までリスボンにいるための荷物を準備したと語る
バルサは明日、チャンピオンズ準決勝への切符を懸けてFCバイエルン・ミュンヘンと対戦します。過去27試合で26勝1分なる戦績を残している、有力な優勝候補。しかしセティエンチームにはそんなドイツチームを攻略できる力があると、アントワン・グリースマンは考えている。「僕らには優勝するための道具がある」と自信を持って語るフランス人クラックです。
バルサは勝てる、と繰り返し強調
今回アントワン・グリースマンが語ったのは、バルサTVのインタビューです。そこで彼が強調したのは、バルサがチャンピオンズで優勝することへの強い信念と自信。準々決勝で当たるのがたとえバイエルンであろうと、自分たちは勝つことが出来るんだとの前向きなメッセージを、自己暗示かというくらいに彼は繰り返しています。
金曜深夜に失意の帰宅をするつもりはなく、23日決勝までの準備を整えてリスボンへ向かうグリジです。
高い意欲
「僕らの意欲はものすごく高いよ。戦術的なトレーニングもしっかりとやった。かなり困難な試合にはなるだろうけれど、準決勝へと進むための全てを僕らは備えているんだ」
怪我明け
「個人レベルでは、僕にはナポリ戦の準備をするための時間があった。最初はリズムが出なくて苦労したけど、その後は良い感じだったよ。チームには最高の試合をしようという意欲があって、それは今日のトレーニングでも見て取れたんだ。僕らには強い自信があるし、勝つためにすべきことを僕らは知っている」
本命はバイエルン
「より重要なのは、自分のチームのことだよ。バイエルンが自信を持ってすごく良いプレーをしていることや、彼らに偉大なデランテロがいるのは事実だけれど、僕らには彼らに勝つための武器があるから」
危険なバイエルン
「彼らはハードワークとフィジカルを備えた強力なチームだね。ボールを保持することに慣れている。より長くボールを持った方のチームが勝つかもしれない。もし僕らが統制をもってプレーし、出来るかぎり多くボールを持てば、僕らは勝てるよ。バイエルンの危険はサイドから、中央から、どこからでもやってくる。彼らの強さは、全体の強さなんだ。僕らがボールを保持するときは落ち着いて、自分たちのプレーをしないとね」
重要な試合
「ファンの期待は大きいけれど、どの試合も同じように重要だし、勝たないといけないからね。僕らは最高の試合をして、準決勝へと進まないといけないんだ」
中立地での試合
「代表チームでの国際大会に近いね。準備しておかないといけないのは同じさ。無観客でも、素敵な試合となるだろう。勝って、次へと進むために、僕らはあらゆることをしなければならない。23日(決勝戦)までの荷物は準備したし、プレステも持っていくよ」
あと3勝
「(W杯とは)一発勝負なのが似てるかもね。チャンピオンズ優勝まで、あと3試合なんだ。難しい道のりだろうけれど、僕らには優勝するための道具がある。チームはそれを知っているよ。あと少しで手が届く。まずは金曜日が良い日になればいいね。メンタルを整えてピッチに出ること。努力と、そして僕らの前線の質があれば、僕らは勝てる」
メッシ要素
「おそらく彼らはレオに注意を払ってくるだろう。でも僕らにはルイスやデ・ヨングもいるからね。僕らはひとつの共同体なんだ。ジョルディや、ネルソンも攻め上がることが出来る。ミステル(監督)の提案を見てみようよ」
ホテル合宿
「いつもとは違っているけど、チームメイトたちとなんでも話せる時間を共有できることや、勝つために一緒にハードワーク出来るのは良いことさ」
無観客試合
「身体的には、暑さや過密日程で少し疲れてはいるけど、僕らにとってもっと奇妙なのはファンなしでプレーすることだよ。空っぽのスタジアムで、彼らのサポートを得ることができない。でもSNSでのメッセージは見ているからね、試合での難しい状況で僕らを手助けしてくれることだろう」
バイエルン・ミュンヘンは生半可な試合をして勝てるような相手ではないですから、バルサが準決勝へと勝ち進むためには、現状でMAXレベルのフットボールをするしかありません。グリーズマンはそれが可能だと信じている。ならばこちらもチームを信じて応援しようじゃないですか。
ドイツ産のジャガイモはちょっと厳しいけれど、ビールが手に入るならば飲み干して縁起も担ごう。ベタですが、アルトバイエルンも美味しい。
コメント
バイエルン・ミュンヘンは今シーズン世界屈指の完成度を誇っていると思います。
正直当たりたくない相手でしたが、当たってしまったものはしょうがない…
バルサの歯車が噛み合った時の破壊力はきっとバイエルンを討ち破ることができると信じて応援します!
あと、アルトバイエルンは美味しいです(笑)