スポンサーリンク

プレシーズン開始まで1週間:クーマン“全権”監督の準備は続く

プレシーズン開始まであと1週間、おそらく構想外選手への通告は始まっている
スカッド計画はクーマンと強化部に一任されているという

バルサ新監督ロナルド・クーマンは、決断すべきことが山積みです。まず第一に、誰をスカッドに残す(残さない)のかを決めなければならない。もう1週間すればプレシーズンのトレーニングが始まるので(8月31日)、そこが一応の期日となります。その人選はクーマンに委ねられている模様です。

クーマンの希望を実現させるために動く

すべての権力がクーマンのために」。新プロジェクトを始動させるにあたって、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長がロナルド・クーマン新監督にあらゆる決定権を与えた、と8月24日版SPORTが伝えています。

バイエルン・ミュンヘンに2-8で敗れたスカッドの中から、どの選手を残し、どの選手を構想外とするのか。「すべての権力」が付与されるのですから、放出リストの作成にあたって理事会は一切口出しはせず、その選手が誰であれ、ただその遂行に全力を尽くすのだそうです。
補強に関しても同様で、クーマンラモン・プラネス(元エリック・アビダルの助手で、強化技術部長の辞任に伴い補強責任者に昇格)とともに考えて必要だと判断する選手は、全力をあげて獲得を目指す・・・ ホンマかいな。

スカッド作成において、これほどの決定権を持つのは2008年夏のペップ・グアルディオラ以来だ、と記している同紙ですが、先日バルサTVの番組でバルトメウがクラブの事情が透ける選手を移籍不可と挙げたりしているので、話半分で聞くくらいがちょうどいいでしょう。
ラキティッチは意地でも放出したがっていると思う。

そもそも、チーム計画にいちいち理事会の意向が反映されすぎるのがどうかと思いますし、口は出すけれども責任は取らない、それが現理事会だと思い知らされているので今更信用できません。
(追記)ここへきてクーマンに全権を与えるのは、責任を背負わせたいだけでしょう。

バルトメウ「今クラブを去るのは無責任」
バルサTVの番組に出演し、数々のテーマについて見解を述べた会長 理事会の構造改革は不要だがスカッドの更新は必要だと述べる FCバルセロナ会長ジュゼップ・マリア・バルトメウが、クラブ公式メディア バ...

選手たちへの個別電話、そしてスアレス

いずれにせよ、スカッド計画の全権を委ねられたロナルド・クーマンは、監督就任から時を置くことなく、ファーストチームの全選手たちに電話をかけて回っているようです。
自分がどのようなチームを作りたいのか、どういう心構えで31日から始まるトレーニングに臨んでほしいのかを、伝えて回っている。ミステルが構想外だと考えている選手には、その旨も告げられたことでしょう。

MDによると、そのなかでジョルディ・アルバには戦力通知がなされたようです(選手筋の確認は取れてないが、否定もされていないとの但し書き付き)。

退団への道が舗装されていってるのは、ルイス・スアレス。本人の意思とは別に、お別れ会の飾り付けが始まっている感じです。

ルイス・スアレス「競争があるのは良いことだし、もし監督が僕はベンチスタートすべきだと考えるのなら、その役割を受け入れることになんの問題もないさ。自分にはまだこのクラブで貢献できることがたくさんある」

先日のバルサTVの番組にて「名誉と共に去るべき伝説的選手がいる」と言っているバルトメウですし、どの選手を戦力とするかの判断はクーマンに委ねられているとはいっても、コロナウイルス禍で収入源にあえぐクラブは選手の給与総額を大幅に減少させねばならない。
ルイス・スアレスを巡ってはこれから騒がしくなっていくでしょう。

一方、もうひとりの放出候補イバン・ラキティッチは、ラケル夫人との初キス9周年を報せるラブラブ写真やら、セビージャのヨーロッパリーグ優勝を祝っての着衣プール飛び込み動画やらをSNSに投稿して、移籍圧力など全く意に介さない強メンタルぶりを改めて披露中です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました