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【マッチレポート】ラ・リーガ第37節 バルサ 1-2 セルタ

ため息しか出ない。

カンプノウでの今季最終戦にも敗れ、ラ・リーガ優勝が完全消滅。
圧倒した前半で勝負を決められず、後半逆転されて負けるパターン再び。

FCバルセロナのラ・リーガ優勝の可能性がここで消滅した。セルタを迎えてのカンプノウでの今季最終試合、バルサは前半上々のフットボールを見せ、メッシ弾で先制に成功するが、ガリシアチームの初シュートで同点にされると、後半はちぐはぐなプレーで失速し最後には逆転負け。こちらが活かせない得点機を、相手にはあっさり決められて負けているので泣けてくる。最終節はアトレティコとスアレスを応援します。。。

試合のポイント(雑)

●例によってと言うか、立ち上がりは上々の出来映え。苦しむことなくゲームを支配し、少々時間がかかりながらも28分にはメッシのヘッド弾にて先行するなど、展開も悪くなかった。だが2点リードしながらもあっさり追い付かれた前節の記憶が新鮮ゆえか、バルサ選手にあまり余裕はない。そしてハーフタイム前、セルタはこの試合の初シュートでスコアを同点にしてしまう。ゴラッソだったが、最近のバルサには打てば入るような感覚だ。サンティ・ミナは良い面構えをしてるな。



●前半のバルセロナはハイプレスが良く効き、セルタにほとんど自陣へと入らせなかった。ボールの回りもスムーズ。セルヒオ・ブスケツからは裏を狙うパスが何度も繰り出され、明らかな決定機こそあまりなかったものの、そのうちの1つをメッシが仕留めて先制にも成功している。美しいヘディングによる得点だった。なのにその10分後、セルタはサンティ・ミナのミドル弾で簡単に同点としてしまう。いとも容易く決まる相手チームの得点。一歩も動けないテル・ステーゲン。やるせない。

●後半の序盤、バルサにはイライシュ・モリバ(54分)やアラウホ(61分)に惜しい場面があった。特にCKからのアラウホのヘッドは決定的。このあたりが決まっていれば楽だったのだが・・・ だが後半のセルタはそこからバルサを苦しめ始める。クーマンは64分、ピケに代えてデストを入れることで4-3-3に変更し勝ち越し点を狙いにいった。その後、サン・マメスでマドリーが先制し、ワンダではオサスナが先制するとの報せが届く。バルサはこの試合に勝てば、最終節での奇跡も期待できなくはない・・・

●しかしそこでゴールを奪えないのがバルセロナの現状だ。81分のジョルディ・アルバ、さらに87分のブライスウェイトと2つの得点機を仕留められず、83分にはラングレが2枚目のカードで退場になる有様。一方でアトレティコはそのすぐ後に同点とし、最後はスアレス弾で逆転勝ちに持ち込んでいるのがバルサとの違いだ。10人となったバルサはメッシを中心に勝利を目指すも、89分にサンティ・ミナのゴールが決まって万事休す。クーマンチームのラ・リーガが完全終了した。カンプノウで19ポイントを取りこぼすなんて異常事態。ため息。

トピックス

●失意のカンプノウから遠く離れたスウェーデンでは、バルサの女子チームがチェルシーを0-4で破り、見事にチャンピオンズリーグを初制覇!やりました♪うれしい。次はバルサBのセグンダ昇格に期待・・・ と思ったらプレーオフ第1ラウンドでPK合戦に負けて昇格の夢も途絶えていた(涙)。





La Liga | Jornada 37
16 de Mayo 2021 – domingo 18:30 h
Camp Nou
:—
FC Barcelona Celta de Vigo
1 2
Goles
Messi (28)  
  Santi Mina (38)
  Santi Mina (89)
Titular
Ter Stegen【】 Iván Villar
Araujo【】 Kervin
Piqué【】 Carlos Domínguez
Lenglet【】 Araujo
Busquets【】 Aarón
Dembélé【】 Fran Beltrán
Ilaix【】 Brais Méndez
Pedri【】 Denis Suárez
Jordi Alba【】 Nolito
Messi (c)【】 Iago Aspas
Griezmann【】 Santi Mina
Cambios
Pedri→
Riqui Puig【】(46)
Nolito→
Solari (69)
Piqué→
Dest【】(64)
Iago Aspas→
Baeza (78)
Griezmann→
Braithwaite【】(70)
Fran Bertrán→
Hugo Sotelo (90+3)
Dembélé→
Trincao【】(70)
 
Ilaix→
Pjanic【】(86)
 
Entrenadores
Ronald Koeman【】 Coudet
Arbitro
De Burgos Bengoetxea (vasco)
Tarjetas
Riqui Puig (56) Dominguez (51)
Lenglet (73) Brais Méndez (89)
Lenglet (83DA)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1

Golesredcard

2 1 1
9 12 21 (4)

Tiros a puertaredcard

4 (4) 3 1
2 2 4

Ocasiones de Golredcard

4 3 1
4 3 7

Cornersredcard

1 1 0
0 0 0

Fueras de juegosredcard

1 1 0
     

pasesredcard

     
64.9% 62.5% 63.8% Posesion del Balon 36.2% 37.5% 35.1%
    121 perdidas de balon 122    
    60 recuperaciones de balon 55    
4 5 9

Faltasredcard

14 7 7
0 1 1

Tarjetas Amarillasredcard

2 2 0
0 1 1

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

コウチーニョ、セルジ・ロベルト、アンス・ファティが負傷中。デ・ヨングが出場停止。ミンゲサはバルサBの昇格プレーオフに助っ人として。
ネト、ア3ルナウ、デスト、ピアニッチ、ブライスウェイト、リキ・プッチ、トリンカオ、マテウス、ウンティティ、ジュニオルがベンチスタート。

全試合で採用されたデンベレの右カリレーロを継続。出場停止となったデ・ヨングの代わりにはイライシュ・モリバが起用されている。

1-1で迎えた後半、その頭に1人目の選手交代。ペドリに代わってリキ・プッチが送り出された。
2人目は64分、ピケに代えてデストでアラウホとラングレの2セントラルに変更。4-3-3。
続いて70分、グリーズマンとデンベレが任務終了となりブライスウェイトとトリンカオに出番。
その後83分にラングレが退場となり、イライシュに代えてピアニッチが入れられた。

Titular Final
先発時 終了時
 

2021年5月17日(月)、セルタ・デ・ビーゴ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。チャンピオンズで見事優勝したバルサ女子チームが主役です。残念だった男子チームは小さく。

MD「カンペオナス!」

  • カンペオナス!(カンペオンの女性名詞複数形)
  • → ハリケーンのバルサが36分間の4ゴールでチェルシーを粉砕し、女子チャンピオンズのタイトルを初獲得
  • → バルセロナは男女両方で欧州を制した最初のクラブとなる
  • アディオス、ラ・リーガ
    バルサがセルタ相手に転び、タイトルに別れを告げた。そのタイトルにアトレティコがスアレスのゴールでかすめる

SPORT「カンペオナス!」

  • カンペオナス!
  • バルサ女子がチャンピオンズ初優勝
    リュイス・コルテスのチームがきらめく勝ち方でタイトル制覇、並外れた前半で勝負を決めた
  • 痛ましいラ・リーガへの別れ
    クーマンチームがカンプノウでの新たな黒星とともにタイトルに別れを告げた。今季はホームで19ポイントを取り逃している
  • カンペオンは最終節で決まる
    アトレティコ 2-1 オサスナ/アスレティック 0-1 レアル・マドリー

コメント

  1. トム より:

    クーマンは、まだ優勝を諦めてないと言ってたんですがね…
    70分でデンベレ下げた時点で、もうやる気無いんだなと思いました。
    口だけだった。

    今日も3バックですが、セルタは前に出てくるので上手くハマり、右にデンベレ置いたので右からの崩しもあり、決定力以外は良かったと思います。
    決定機を次々外すのは、いつもの事か。
    スアレスが居れば…と、今季は何度思わされた事でしょう。
    アトレティコはそのスアレスの点で逆転勝ちを決めたようで、ほっとしました。
    私も全力でスアレスとチョロを応援します。

    グリーズマンではやはり攻撃力が足りず、バルサが今季勝ち点を失った理由の大半は、2200万€もの年俸を貰うこの選手が、1000万€程度の活躍しかしてなかった事にあると思います。
    特に崩しができないのは致命的で、バルサでメッシの次に年俸を貰う選手は、とにかく点を取るか、メッシがいない時に自ら崩せる力を持っていないといけません。
    来季はデパイに期待したいですが、クーマンの去就が更に怪しくなった今、デパイはクーマンじゃないとイヤだそうなので、来るかどうか微妙になってきました。
    そうなったら、ファティの怪我が治る事を祈るのみとなりそう。

    思い切り尻すぼみになった今季ですが、タイトルを一つ勝ち取り、終盤もタイトル争いしたという結果は、シーズン前の期待よりは上だと思います。
    3位争いはセビージャもすっ転んだので、まだバルサが上です。
    最後は最下位エイバル戦、少しでも気合入れて頑張ってほしい。

  2. silver より:

     3位も4位も変わらないし、最後はどっちでもいい。
    クーマンさん、どうせならMessiが退団した時に備えてMessiを抜いた編成で挑んでみてはいかがでしょうか??

    …と言いたいですが、シーズン途中までは優勝どころかCL圏内に入れるかも疑っていたので、最悪のシーズンスタートから空中分解せず、まぁまぁ持ち直したクーマンには感謝しないといけませんね。

    特にPedriやMingueza、Ilaixといった若手の台頭はこれからの楽しみにもなりました。

    Dembeleも色々批判はありますが(特にシュートやアシスト精度に…)、単独で相手に不均衡をもたらす能力は持っています。 TrincaoやDest、Riquiもまだまだこれから可能性を秘めています。

    とりあえず、買い手の着くところにGriezmannにUmtiti、Pjanicを売っ払ってスコアラーとセントラルをお願いしたい…

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