目に涙を浮かべながら、バルセロナへの別れを告げたカピタン
ラポルタと話した後は残留を信じ、自分に出来ることは全てしてたと語る
2021年8月8日(日)、リオネル・メッシがFCバルセロナでの選手生活に別れを告げました。家族とチームメイトたちに見送られながら、涙を流しながら。バルサ史上最大級の功労者が、悲しみの涙とともにクラブを去らねばならないなんて、そんな不条理はない。自分に出来ることは全てしたこと、いつもファンに対して正直だったこと、そしてバルサへの感謝を述べ、クラックはカンプノウを去って行きます。
涙の退団会見
さて、、、レオ・メッシの退団会見です。2021年の8月8日(日)現地時間12時より、カンプノウに併設された Auditori 1899 において我らのスーペルクラックの退団会見が行われました。
動画などでしか雰囲気は分かりませんが、出席者の表情は一様に暗め。過去に行われてきた伝説級カンテラーノたちの退団式典は、寂しさの中にどこか晴れやかなものもありましたが・・・ 今回は主役メッシが「残りたかった」と涙ながらに語らねばならないほど不条理さに満ちた退団だけに、お通夜のようなお別れ会となってしまっています。
特に記者会見の冒頭、レオ・メッシが舞台に登場してマイクの前に立ち、消え入るような声でスピーチを始める姿を見るのは、幾多の選手たちとのサヨナラを経験してきたおっさんといえど切なく辛く。何故こんなことになったのか。何故こんな別れ方をしなければならないのか。消化するには時間を要しそうです。
救いはメッシがバルサを恨んではおらず、また戻ってくると約束してくれたこと・・・。
というか、記者会見形式ではなく、もうちょっとなにか別のやり方はなかったものか。記者の質問に応じて語ってもらうのはいいとして、もうちょっとセレモニー的なものは。でも経緯が経緯であるし、次期カピタンのセルヒオから感動の記念品贈呈なんてのも逆にしらけちゃいますかね・・・
メッシも望んでいたようなスタジアムでの送別会が出来なかったのが痛恨でしかないです。
別の方法でサヨナラがしたかった
以下はレオ・メッシによる退団スピーチです。
「こんにちは。自分が話せるかどうか、分かりません。ここ数日間、何を言おうか、自分になにか言えるだろうかと何度も考えてきました。なにも出てきませんでした。今のように頭が働かなかったんです。何年間も、人生の全てをここで過ごしてきた後では、非常に難しくて。心の準備ができていませんでした」
「burofaxの混乱があった去年は、自分が言うべきことを分かっていましたし、確信もしていました。でも今年はノーです。今年は僕も家族も、ここで、自分たちのカサ(家)で続けると確信をしていたのです。僕たちはいつも、自分たちの幸福やバルセロナでの生活、それはスポーツ的なものと日常の両方ですが、を楽しみ続けることを優先させていました。今日僕は、それにサヨナラを言わなければなりません」
「自分は長年ここにいました。人生の全てです。13歳の時にやって来て、21年後、僕は妻そして3人のカタラネス・アルヘンティノスたちと去って行きます。ここは僕の家です。自分がしてきたことや、この街での生活をこれ以上なく誇りに思っています。そして何年後かには、自分たちがまた戻ってくると確信しています。ここは自分の家ですし、息子たちにそう約束しましたから」
「これまでの全てに感謝しています。チームメイト、元チームメイト、そしてクラブ職員の人たち。僕はこのクラブの価値観と共に育ち、常に謙虚さと敬意をもって行動するよう心がけてきました。僕たちがクラブと勝ち取ったもの全ての一部として、それが僕の中に残ることを期待しています」
「たくさんの楽しいことがあり、悪いこともありました。でもそれらが僕を成長させた、今の僕にしたのです。僕はこのクラブのために、このカミセタ(ユニフォーム)のためにいつも全てを出してきました。入団した最初の日から、最後の日までです」
「ファンの愛情に感謝していますし、別の方法でサヨナラがしたかったです。自分の送別会を想像したことはなかったですが、人々と一緒に、ピッチの中でサヨナラをして、最後の拍手と愛情を感じたかった。パンデミックの間はずっと、喝采がなくて寂しかったんです。1年半以上拍手を聞くことなく、僕はこのクラブを去ります。自分の名前とともに大きな拍手が聞きたかった。万人のスタジアムでの、良い別れを想像していました」
「全ての愛情に感謝したいです。人々の愛情はいつも変わることなく、僕はこのクラブの愛を感じていました。このクラブにまた戻ってきて、世界最高であり続けているこのクラブのために貢献できればと思っています。おそらく今の僕は言いたいことの多くを忘れていますし、考えられるコンディションでもない。質問に移った方が良いでしょう。みなさん、ありがとう」
(会場から大きな拍手。メッシは涙を堪えきれない。3人の子どもたちは、なにがどうしたのかと不思議そうに)
自分に出来ることは全てしたけれど・・・
続いて報道陣からの質問にメッシは答えていきます。繰り返しレオが語ったのは、今年の彼の中には、バルサ退団の選択肢は全くなかったこと。カンプノウでプレーを続けるために出来ることは全てやってきたけれど、その他の要因(ラ・リーガの規則)によって希望は叶わなかったというのがメッシの見解です。
金曜日のジョアン・ラポルタの説明、そして昨日のレオ・メッシの言葉を聞いた感想は、契約更新をより強く望んでいたのはラポルタよりもメッシで、彼もそう感じているであろうこと。父ちゃんに交渉を任せて残留を信じていたら、よく分からないところで暗礁に乗り上げ、突然扉を閉ざされたように感じました。
会見の終盤、レオはこう語っています。
「僕は給与を50%減額させました。そしてその後、クラブからは何の追加要求も出されてはいません。さらに30%下げるように求められ(交渉が決裂し)たと言われていますが、それはウソです。事実ではありません」
ではバルサが出来ることを全てやったと思いますか、との質問に対しての答えはこうです。
「バルサは分かりません。しかし僕は残留するために出来ることは全てしました」
「僕たちは出来るかぎりのことをしましたが、ダメでした。僕はいつもソシオやファンに正直でありました。ウソは一切言ってないですし、いつも透明にしてきたのです。自分が正直であったこと、それが重要です」
メッシがウソを言っているなんてこれっぽっちも思いませんし、彼としてはまるで狐につままれたような感覚でしょう。上手く行っていると聞かされていたら、最後はこういう結末となった。事の経緯を訊ねられたメッシは、次のように語っています。
「会長選挙の後、僕は会長と夕食に行って話をしました。その後、自分が残るだろう、(契約更新を)解決するのになんの問題もないだろうと確信をしたのです。僕の契約は問題ではなかった。しかしそこからあれこれあって、そうはならなかった」
むくむくと湧く疑念
メッシは必要であれば、残留のためにもっと行動しただろう。そう確信するこの会見を見た後は、正直なところ、クラブに対する不信感が増しています。
クラブは本当に、世界最高選手が残留できるように可能な手を打ち尽くしたのだろうか?こんな涙の会見をしなくてすむように、全力で取り組んだのか?ラポルタが説明した「前理事会の不吉な遺産」や「融通を利かせないラ・リーガ」だけが、メッシを登録できない理由なのか?こんな会見でしか、メッシとお別れできなかった?そもそも契約が終わる6月30日に間に合わなかったのは何故なのか?間に合わせるために全力走をしたの?
50%の減給については、ラ・リーガの規則で、給与の大幅カット(80%とか)は選手を守る観点や不正防止から認められていないのだろうと勝手に解釈していましたが、実際はそうでもなさそうだと、この会見を見て思いました。レオの言い方では、クラブなりがもっと求めていればもう一段階上の努力でも応じた風ですよね。
しかし彼は50%減給で合意した後は、誰からも何も求められていないと言っています。
ラポルタは、何かを隠している。隠しているというのが不的確であれば、敢えて黙っていることがある。メッシにしても、敢えて言わなかったことがありそう。心から残留を願っていたレオ・メッシを、お金がないという理由で放り出さねばならない悲しさに加えて、な~~んか、釈然としないんですよ。どうでしょうか、皆さんは。
もちろんのこと、バルサのために戦い続けてくれたメッシへの感謝は尽きることはありません。彼がデビューしてからの16-17年間は、そのプレーに感嘆させられっぱなしでした。メッシのおかげで、僕らは何度も何度も喜ばせてもらいました。
理想は“メッシのおかげで新しくなったカンプノウ”で数年間そのフットボールを満喫した後、満員のスタンドで彼にお別れを言うことでした。しかし工事は今も始まらず、突然の退団ゆえに満員どころかスタジアムで彼を送り出すことも叶わないなんて。
なんでこんなことになってしまったのか、、と悲しみながら、ボーッとしてしまう日が続きそうです。
で、メッシが涙を流しながら出ていった後で、残った高給取りたちがちんたらプレーしていたら激怒してしまいそう。それ以前に、まともに試合を観る気になるかどうかですけどね・・・ クラブがなによりも優先されるべきなのは分かってる。自分は選手のファンというよりは、バルサのファンである。これまでにも切ない別れは何度かあったけど、粛々と?受け入れてきた。でも今回のはショックでありまして。引きずりそうなメッシ退団です。
レオ・メッシにはありがとう。心から感謝。感謝しかないです。そして約束してくれたいつか戻ってくる日を、楽しみにしています。
その他のレオ・メッシのコメント
■これからの生活
「頭の中を、たくさんのことが巡っていきます。ちょっと頭が働かない感じです。自分がこの場所、このクラブを去る、生活が全く変わってしまうという現実がピンときません。ファーストチームに入ったのが16年前で、これからはゼロから始めなければならない。それは家族にとっては辛い変化です。でも僕たちは適応していくでしょう。受け入れ、再び出発しなければならないんです」
■移籍先はPSG?
「PSGは一つの可能性ですが、今の時点では、僕はなにも決めていません。声明文が発表された時、興味深いクラブいくつかから電話がありました。今はまだなにも決まっていませんが、話し合いはしています」
■謙虚さと敬意
「僕はこのクラブの価値観と共に成長してきましたし、謙虚さと敬意を持って行動するように心がけてきました。自分のことは、ピッチでしたことの他に、そちらで認めてもらえればと思います。タイトルを勝ち取り、敗れもした、自分のキャリアに感謝をしています。ステキな思い出がたくさんです」
■黄金の世代
「もう一つチャンピオンズを獲りたかったな、という小さなトゲはあります。リバポーとの準決勝や、ペップ時代のチェルシーとの準決勝では、すごく近づきはしました。僕らはもう一度チャンピオンズで優勝することができた。でも何も後悔はありません。僕らはいつも全力を出そうとしてきました。でも事実として、小さなトゲはあります。僕の目標は何度かチャンピオンズで優勝をして、ダニ(アルベス)を捕まえることです。少なくとも、近づく努力はしていきます」
コメント
Messiをこんな形で送り出すことになるなんて…
PUYOLやXAVIの時のように盛大な感謝で送り出したかったですね…
リーガは最初から融通を利かせない立場を明確にしていました。 どう見積もっていたのか知りませんが、クラブ側の落ち度は間違いなくあったと思います。 しかし、お金が無いのも事実で、高額なガラクタが負債となり、Messiの給与調整でどうにかならないレベルであることも確かだと思います。 どれもこれも事実でしょうが、前理事会やリーガに全ての責任を転嫁しようとしてるのかもしれません。
ガンペル杯でUmtitiやPjanicにブーイングが飛んだようです。 良くないことなのでしょうが、そのやるせない怒りと悲しみを何かにぶつけたい気持ちは痛い程わかります。
何はともあれ、Messiへの感謝を思うと共に彼のこれからの幸せを願っています。
ラポルタ、外に向けて大丈夫と言うのは当然ですが、メッシとホルヘには50%減給では無理そうと言うべきだったかもしれませんね。
メッシがこれほどまでに残りたかったと知っていたなら、ラポルタももう少しやりようがあったと、後悔してるかもしれません。
メッシの膨大な給料であれば50%減でも相当な額でしょうし、それ以上は言い出せない何かがあったのか。
現時点でも誰も何もアクションを起こしておらず、メッシのPSG移籍はもう既に既定路線です。
テバスも、4、50年に渡って視聴料の10%を払い続けるスポンサーを断ったラポルタを、ペレスに言われて断ったなどと批判してるようで、考えを変えるつもりは無いのでしょう。
この辺の事情は、ラポルタも話している通り。
長期に渡ってバルサの利益の一部を売り渡せば、メッシが契約できる道はあったのでしょうが、それを断る事は責められない。
メッシとの契約を人質にとって、まさに足元を見られた契約でした。
私はまだ、メッシに感謝を、という心境にはなれません。
ずっと彼のサッカーを見られる事に感謝し続けてますし、これからもメッシを追い続け、そしてまた帰って来ると、まだどこかで信じているからです。
PSGのオファーは二年契約のようで、それが終わってもメッシはまだ超一流のままだと、私は思っています。
まあ今後2年ほどは、全く興味を持てないPSGのリーグ戦を、メッシを見る為だけに見る事になるでしょう。
メッシの微妙な笑顔を見ながら、微妙な笑顔で応援します。
そしてクンが11月までかかるケガをしたようで、悪い事は重なりますね。
まあ今後は、給料だけ高くて微妙なグリーズマンは相変わらずのまま、デパイが中心のチームになるのでしょう。
今高度な崩しができるのはデパイしかいませんし、ペドリもいないので苦労しそうです。
メッシの大きすぎる穴は、デンベレが戻るまではデミルが埋める事になるのでしょうか。
ファティもベンチには帰ってきたようですね。あまり無理せず頑張ってほしい。
抜け殻の心のまま、リーガ開幕をぼーっと迎える事にします。
50%減以上はラリーガの規則ではなくスペインの法規的に無理だというのを見ましたが、何の法律なのかは分かりませんでした
常識的に考えて同じ職務を行うのに対価が大幅に減じられるのは、業務請負側の立場を守るために不当なものだとは理解していたのですが
これはクソデカタメ息ですわ。
なーーーんでちゃんとお別れが出来ないのか…。全てをもたらしたメッシに、こんな涙を流させていいわけないでしょ…。他所のクラブでこんなんなる?あんだけ揉めてたセルヒオ・ラモスだって、これよりゃマシだったじゃん…。ひど…。
リーガにとっては他国リーグと同様に、放映権料を一括管理するための絶好の交渉機会だったんすかね。そうでなきゃ、ちっとはコロナ例外作るでしょ…。そんな激しい減給とか無理に決まってんだから…。しかしいつものウェブ投票をみるとラポルタは政治家だなぁと…。
フットボール的にどっちに転がるかは、まぁ、あけてみないと分からんとは思いますけどね…。でも、どうせ残った選手は守銭奴扱いでしょ…?それでモチベーションあがるのか…?
50%未満の契約禁止、この法律らしいので貼っておきます(スペイン語分かりませんが)
https://www.boe.es/boe/dias/2020/08/15/pdfs/BOE-A-2020-9765.pdf
フットボールゾーンで、「50%以上の減額がスペイン法で認められていない」と出ていますね。
契約が一度失効していても、適用されるのだそうです。
結局、一度フリーにしてしまったのが大失策なんです。
その時点でメッシとの再契約には16千万ユーロの軽減が必要になってしまい、そんなのどうしようもないでしょう。
グリーズマンの移籍なんて、クラブ側がストップしたって報道ですし・・・
それなのに残った選手が批判され、ガラクタ呼ばわりされ・・・メッシがいなくなるより、この方が辛い。
メッシはそんな事を望んでいるの?
私も、テバスとバルトのせいにしてるけど、ラポルタが最終判断で切ったと思ってます。テバスは(7/14に自分と夕食した時ラポルタは「これでメッシと契約できる!」と快哉をあげてた)と言ってたし。ラポルタの頭の中で、クラブ・CVC・メッシを並べ、一番の解決策のメッシとのお別れが選ばれたのだと思います。
だって「想像を遥かに超えて経理が酷かった」というのは就任してすぐ分かってる筈だし。
メッシ中心にチームを作らねばならない事による問題やグリジのように前線でレオの分まで守備してくれる便利な天才を疲弊させねばならない、等もあったのか、とか。
ペレスに「うちだってラモスとお別れしてまで突っ張ってるんだから、日和ってんじゃねーよ」と言われたのではないか?とか。
色々勘繰ってしまいます。
それでも、メッシが笑顔でいるだけで、世界中が元気になれたのは、ブロファクス後痛感した我々です。
どういう形であれ残って欲しかったとは、今でも思います。
他の選手の契約を弄るより
メッシ様一人の契約を切ってFP解決という印象。
今年度のFPをクリヤーするだけなら
何かやりようはあると思うんですが・・・
見かけ上 整っていれば良い訳なんで
カピタンズの何人かの契約を弄って
メッシ様本人は取り敢えず最低賃金なら登録出来るはず
しかし自分の一生で何度もないような悲劇
クラブの方が大事とはいえ
あれは無いな
いまだに消化出来ません
to ロンドさん、よしさん
情報ありがとうございます。
やはり減給は50%までの限度があったのですね。
それならば、もうどうにもならないですね。
最大のミッションを達成できなかったラポルタには、批判が集まるでしょう。
しかし少なくとも、問題がどこにあったかを明らかにはしていて、判断の基準も明確に語っています。
悲しすぎる結末ですが、初めからずっと、難しすぎるミッションでした。
むしろ、長期に渡ってバルサの利益を売り渡すような、酷い商売をしなかった事を評価します。
例えそれで、メッシが残れるなら良かったじゃないかという思いがあっても、バルサが全ての上に来るのは当然の話ですから。
さようなら、レオ。
また、カンプノウで、ね。
ラポルタが数年でバルサの財政問題を解決できるほどのやり手とは思えない。。
売却できない高給取りの選手を数多く抱えているのにどうやって改善するのか。
メッシがバルセロナに帰還するのは引退後になりそう。
一枚の紙ナプキンから始まった物語が、よもやこのような結末になってしまったこと、全く消化しきれません。
フットボール史上、最高の選手と形容されるまでになったカンテラの最高傑作メッシとの決別は、過去にお別れをしたどの選手よりも無慈悲なものでした。
私の様なアジアの最果ての小さな島国のバルセロニスタですら、これだけ胸にポッカリ穴が開いた様な悲しみを感じるのですから、現地の熱狂的なクレの怒りが残った選手に向けられている情報も、悲しいかな納得してしまう自分が居ます。
これからPSGのユニフォームを着て、笑顔でいるメッシを何度も見ることになると思うとやりきれません。
ただバルサに全てを齎してくれたメッシの残り少ない選手生活に幸多きことを願い、いつの日か、どんな形であれカンプノウに帰って来てくれること祈っております。
ありがとうメッシ!
Muchas Gracias !!! EL D10S !!!
残念だけど致し方ないかな、と思います。
結局は、いくらでも妥協するつもりだったというメッシ側の発言が本当であるならば、6月中に更新すればよかっただけですし、メッシ側もバルサが本当にチームを強化する気があるか確かめたかったと思うので、両者見通しが甘かった。
メッシが去ったとはいえ、バルサはバルサでしかないので両者に新しい刻が来ればと願っています。