2022年2月3日(木)、カンプノウにて新選手ピエレ=エメリック・オーバメヤン(32)のFCバルセロナ入団プレゼンテーションが行われました。「これは一生に一度のチャンスだ」と青えんじ生活への期待に胸を膨らませるデランテロは「全力を尽くしていく」ことをファンに約束。「ゴールで手助けしたい」とのことなので、その通りとなることを期待しましょう。
バルサへの“忠誠”を示す
その入団に至る経緯を見れば、オーバメヤンがバルサとの契約のために全力を出したことは分かります。お金で見ればアーセナルにいた方が稼げたでしょうが、先行きが不透明かつサラリー縛りのあるバルサ入りを選んだ。
オーバ(会見にてそう呼んでほしいと語る)は入団早々にソシオになるという粋なことをしていまして、入団会見ではラポルタからソシオ会員証 – 会員番号143,282- を手渡されています。これは初めて見た。単純なので好感度は急上昇です。笑
バルサ公式によればオーバメヤンとの契約は2025年6月30日までで、合意があれば2023年6月30日で退団できる条項がある。契約解除金は1億ユーロに設定されています。
記者会見で語られた意気込みはまあ、よくある感じなので割愛します^^
より興味を引かれたのは雑談的な話題、家族に関すること。入団前に祖父がマドリディスタだと言われていた件について、実際はコルチョネロなんだとオーバは説明しています。
「僕の祖父はアトレティコの大ファンだったんだ。だからいつも僕は他のクラブでプレーすると言ってたよ。僕にとって家族は重要だし、僕がラ・リーガでプレーすることを彼らはすごく喜んでる。バルサのユニフォームを着る僕を見て、幸せになってくれるだろう」「バルセロナにいるのは僕にとって名誉なこと。クラブのために全力を出していくよ」
オーバメヤンには11歳と5歳になる息子たちがいて、彼らをラ・マシアに入れたいんだとデランテロは語っています。弟くんは小さすぎるのでまずはバルサスクールからですが、兄くんの方は入団テストに受かればアレビンとなる。父ちゃんと一緒に長くバルセロナにいられますように。
ちなみに彼の父はフランスでプレーしていた元プロ選手で、現在はバルセロナ郊外のシッチェスに住み、以前はカンプノウをよく訪れていたそうです。
冬マーケット最終日にバルセロナに突然やってきた際は、その父の家でバルサからの連絡を待っていたとのこと。「決まる前は少しストレスだったけど、全てが上手くいった」と振り返るオーバメヤンでした。
これまでにも何度か噂されつつも、実現はしてこなかったオーバメヤンのバルサ移籍。32歳にしてついに成ったわけですが、かつてのようなシーズン30得点の活躍を示せるかどうかは未知数です。
今季はフィジカルの問題に加えてアルテタ監督との衝突によって出場機会を失い、15試合で7ゴールの成績。大一番でネットを揺らし、二桁得点までいければ成功でしょうか。カンプノウで20代頃のベストパフォーマンスを取り戻せるかは不明とはいえ、バルサが必要とするキラーとなって暴れてくれることを期待するしかない。バモス、オーバ。
コメント
オーバの決定力はやはり特別ですね。
抜け出し、シュート、ダイレクトプレー、コースを狙うシュート、GKをかわすシュートと実に多彩です。
これまでの実績を考えても、ゴールは重ねられそうです。
ただ細かいパスワーク等はそれほど期待できない気もしますが、バルサの空気に慣れると変わったりする事もあるでしょう。
アルテタとはやはり何かしらの軋轢があったようですね。
練習をサボってタトゥーを入れてSNSにアップしたという問題行動も、やはり何かあったのでしょう。
まあ何かあったとしてもそれは…とも思いますが、この際目を瞑ります。
バルサのデランテロは割と問題児が多いという歴史もありますし。
他でもないルイス・スアレスも噛みつき事件の直後でしたし、点取ってくれれば良しです。
ただネイションズカップで、心臓の問題で帰ってきたという事が気にかかります。
何らかの大人の事情という事であればまだ良いのですが、クンの事があっただけに。
何事も無い事を祈ります。
ELはやはりダニが外されたようです。
リーグとの中二日連戦が多いでしょうから、高齢のダニを双方に使うわけにも行かないので、妥当な判断だと思います。
連戦は若いモンにしてもらいましょう。
さあいよいよアトレティコ戦です。
新戦力のチャビバルサが楽しみで待ちきれません。バモス!