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【マッチレポート】ラ・リーガ第26節 カンプノウ 4-0 アスレティック

もうどうにも止まらないゴール祭り。

巨匠ぺドリのエキシビション。
後半登場のデンベレ、2点目を決めた後に2アシストの活躍。

カンプノウにてアスレティックを4-0で下し、公式戦3連勝!安定感を欠いていたチャビバルサが、ついに勝ち続けられるようになってきた。アスレティックがコパを意識していたのは確かだが、攻めては統制の取れた守備を崩し、守っては相手にほぼ得点機を与えずの勝利は偶然ではなく。ぺドリが抜きん出た存在感を示し、いよいよ彼のチームになってきたバルサだ。1G2Aのデンベレも見事だった。

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試合 覚え書き (雑)

●バレンシアとナポリを相手に4得点勝利を挙げ、その勢いを継続・加速させるべく臨んだこのアスレティック戦。試合ごとに成長を続けているチャビバルサは今回も元気はつらつ、ハイプレスによってバイタルエリアでのボール回収に次々と成功し、アスレティックを苦しめている。統制の取れた守りをするバスクチームに対し決定機はそう作れなかったものの、両サイドと深さを使った攻めは総じて良い形で進められた。その指揮官はぺドリだ。



●肝になったのはダニ・アルベスを前進させ3-4-3とした選手配置か。それによってプレーの主導権を握れるようになり、攻撃が効果的になっている。粘り強く攻め続けたバルサにゴールのご褒美が生まれたのは37分、CKからだった。ピケのヘッド弾はクロスバーに弾かれたが、その跳ね返りをオーバメヤンが巧みに仕留めて1-0。アダマといい、活躍してくれる冬の補強組たちだ。フェランもあと少し。

●後半はアスレティックが前に出てきたことで、ややオープンな展開となった時間帯もあった(ウィリアムズ弟が出たあたり)。相手が前に出て来れば、自ずとスペースも生まれやすくなる。そういった展開ではデンベレの速さとドリブルは効果的で、登場から6分後、左サイドでの個人突破から強烈な一撃をネットへと突き刺している。

●ヒールの股抜きでバレンシアガを料理し、カンプノウを大いに盛り上げたマエストロ・ぺドリ

●試合終了目前には、右サイド・デンベレのクロスをまずはルークが、続いてはメンフィスが沈めてゴール祭りを仕上げるの巻。仕事人ルークのヘディング技術はすごいな。復帰戦で得点が決まったメンフィスもおめでとう。

トピックス




LaLiga | Jornada 26
27 de Febrero 2022 – domingo 21:00 h
Camp Nou
:69,770
FC Barcelona Athletic Club
4 0
Goles
Aubameyang (37)  
Dembélé (73)  
Luuk (90)  
Memphis (93)  
Titular
Ter Stegen【6】 Unai Simón
Dani Alves【6】 Lekue
Araujo【6】 Vivian
Piqué【6】 Yeray
Dest【7】 Balenziaga
Busquets【7】 Zarraga
Gavi【6】 Vencedor
Pedri【8】 Vesga
Adama【7】 Serrano
Ferran【6】 Raúl García
Aubameyang【7】 Villalibre
Cambio
Frenkie【7】
cambioGavi (67)
Iñigo Martínez
cambioYeray (46)
Dembélé【8】
cambioFerran (67)
Sancet
cambioRaúl García (46)
Memphis【7】
cambioAdama (82)
Dani García
cambioVesga (67)
Luuk【7】
cambioAubameyang (86)
Williams Jr
cambioZarraga (67)
Nico【6】
cambioBusquets (87)
Williams
cambioVillalibre (77)
Entrenadores
Xavi Hernández Marcelino García Toral
Arbitro
Guillermo Cuadra Fernández (balear)
Tarjetas
Busquets (48)  
  Balenziaga (54)
Piqué (70)  
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total   Total 2a 1a
1 3 4

Golesredcard

0 0 0
7 10 17 (7)

Tiros a puertaredcard

6 (3) 2 4
2 4 6

Ocasiones de Golredcard

1 1 0
4 1 5

Cornersredcard

0 0 0
2 2 4

Fueras de juegosredcard

3 3 0
    787

pasesredcard

305    
71.9% 71.6% 71.8% Posesion del Balon 28.2% 28.4% 28.1%
    128 perdidas de balon 123    
    73 recuperaciones de balon 55    
5 3 8

Faltasredcard

10 7 3
0 2 2

Tarjetas Amarillasredcard

1 1 0
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

アンス、セルジ・ロベルト、ウンティティが負傷中。アルバが出場停止。
ネト、リキ・プッチ、デンベレ、メンフィス、ブライスウェイト、ニコ、ラングレ、ルーク、フレンキー、ミンゲサ、エリク、アルナウ・テナスがベンチスタート。

アルベスが5試合ぶりに復帰、アルバが出場停止の左ラテラルにはデストが起用された。中盤ではナポリ戦MVPのフレンキーがベンチスタート。

最初の交代は、そろそろ追加点が欲しかった67分に2人同時で。ガビとフェランに代えてフレンキーとデンベレが送り出された。デンベレはまずは左エストレーモを担当。
続いての交代は、2-0とした後の82分でアダマに代えてのメンフィス(1月12日以来の復帰)。デンベレは右へと移動した。
最後は86分の2人同時で、オーバメヤンとブスケツが任務終了となってルークとニコが登場。

Titular Final
先発時 終了時
 

2022年2月28日(月)、アスレティック戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。

MD「全速前進」

md

  • 全速前進(※同名のメキシココメディ映画がある)
  • → バルサがゴール祭りで3連勝、オーケストラを指揮する強大なるぺドリ
  • → 祭りを仕上げたのはオーバメヤン、デンベレ(2アシスト)、ルーク、そして復帰のメンフィス

SPORT「発射!」

  • 発射!
  • → チャビバルサがカンプノウでアスレティック・デ・ビルバオ相手に快勝し発進
  • → 3試合で12ゴールを決めたチームが3連勝

コメント

  1. イザナギの目 より:

    ペドリ称賛の嵐です。他サポからも称賛です。すごいです。欧州最優秀若手賞、ゴールデンボーイ、コパトロフィー受賞はまだ彼にとってまだスタートラインなんでしょうね。ちなみに自分的にはペドリはイニエスタではなくジダンの様な選手になってもらいたい。あとは、レアルがブラジルを背負う逸材ヴィニシウスを溺愛してるようにバルサの前線にもブラジルを背負う若い逸材が絶対見たいです。エンドリックには固執しませんがプロフィールは魅力的です。怪物アンスファティの復活が待ち遠しいですが、来季はシャビが現カンテラの逸材達の引き上げと噂になっている補強選手達をどうリクエストするか楽しみです。

  2. TTT より:

    ローテーションめちゃくちゃうまくいってる!
    これで怪我人減りますね。

    シャビ監督、流石です!今のサッカーすごく楽しい!
    新戦力よりも現有戦力の契約更新早くしてほしいです。

    ハーランドのお金があるならメッシを戻しましょう!

  3. buzzword より:

    デンベレも薄々気づいてるはず…

    移籍で得られる高額な年俸より、シャビバルサの高いポテンシャルを…

    去る者は追わず来る者はもう要らず

  4. トム より:

    曲者トラル監督、ウィリアムズ兄弟やムニアイン他主力を温存してきましたね。
    守り倒して終盤勝負という意図通りか、なかなか点が取れませんでした。
    しかし今のバルサは好調です。終わってみればまたも4得点。
    守備も安定の完封に加え、ペドリがどんどんイニエスタ流変態プレーを見せ始め、楽しいだけの試合になりました。

    バルサはフレンキーを温存してペドリガビ、レッドアルバでデストが左に入り、前線は新戦力3人です。
    デストの左は、攻撃は相変わらずですが、守備はスピードも発揮して良かったですね。マルチロールとして便利な選手になっています。
    序盤はアルバとフレンキーがいないせいか、ボールは回せますが攻撃に迫力が無いようにも感じました。
    ガビペドリもPA内には入りますが、フレンキーのようにサイズが無いせいもあるかもしれません。
    守備から中盤までハイレベルでこなし、PA内ではターゲットにもなれるフレンキーは、やはり貴重です。

    トラルは終盤、ダニにニコウィリアムズという快速ウィングを付けて狙わせるというエグい事をしてきました。
    ここでアダマのように1vs1を作られると、ダニのスピードでは厳しいです。
    ここはアラウホのカバーが必須になるでしょうね。

    フェランは色々頑張ってますが、やはり崩しは厳しそうで、決定機も外してしまいました。
    同時期加入のダニ、オバメ、アダマが早々に地位を確立している事もあり、ちょっと焦りも見えます。
    チャビはフェランを崩しよりもストライカーとして考えているようで、基本左でパス回し主体で回し、ラストを決めきる形で使うようです。
    ただそうなると、左の崩しは一段落ちてしまい、右の崩しに頼る事になりそう。
    また終盤で入ったメンフィスが、左からの崩しに決定力まで見せる活躍でした。
    このままメンフィスが復活すると、左はフェランよりメンフィス優位になりそうです。
    ただフェランはまだまだ若い21歳(2000年閏年の2/29生まれ!)。メンフィスが丁度ユナイテッドで大失敗していた歳です。
    酸いも甘いも噛み分けてきたメンフィスとは年季が違うので、焦らずに成長して欲しいですね。

    苦しんでたバルサに一息つかせたのは、オーバの技ありの一撃でした。
    良いストライカーがいると、こういう一発があるので助かります。
    チャビが整備した組み立てがあるので、オーバは守備を頑張ってたまにポストする程度で、あとは来る球をゴールに入れるだけの仕事に専念できます。
    バルサ流サッカーでは、ストライカーはそれほど組み立てに絡まずとも、ただゴールを決められれば力を発揮できると思います。ルークのように。
    なのでハーランドが来れば、恐らく何の問題もなく馴染むでしょうし、チャンスを量産できるバルサであればゴールも決めまくるでしょう。
    南野と一緒だったザルツブルク時代を思い返すと、守備もしてたし色々器用な事もできていました。
    新スポンサーで経済的余裕もできるので、7500万ユーロ固定でバルサに色気も見せているハーランドは、今夏何としても取りに行くべきと思います。
    ただオーバをどうするかと、デンベレがどうなるかが問題です。

    デンベレは相変わらずブーイングが止みませんね。
    ただこの試合は豪快ゴラッソに加え完璧クロスの2アシスト。
    チームとチャビの何の問題もないと言わんばかりの祝福も見られ、クレの反応も複雑になりそうです。
    この調子だと、流石のデンベレでもチャビの下で続けたいと考えるかもしれません。
    ケガが無く今季終了まで行った場合、まだ契約更新の芽もありそうですが、冬移籍でバルサの前線が一気に飽和した事もあるので、どうなりますかね。

    好調バルサの勢いは止まらず、4得点試合が並びます。
    この勢いのまま、クラシコまで一気に突き進んでもらいましょう。

  5. Rapa より:

    初コメ失礼します。

    暗黒期突入を覚悟していましたが、見ていて楽しいバルサがこんなに早くにまた観れるとは。
    で、チームを立て直しているのが現役時代好きだった選手というのが、またなんともgood!

    このチームでのクラシコが楽しみ!
    バモス!バルサ!

  6. mj より:

    なぜ、ペドリがジダンを目指さないといけないのだろう。
    既にジダンを抜いてるのに。

  7. たてうみ より:

    昨シーズンまで攻撃は完全にメッシ頼りだったのに、ここ数試合ではメッシ無しで大量得点での勝利が続いている。
    ここでまたメッシを戻すと依存状態に戻ってしまう可能性があるので戻すのには反対。
    可能であればハーランドを狙い、前線の更なる若返りをしていただきたい。

  8. らんど より:

    デンベレはクラブと揉め事を起こす常習犯だし放出は決定事項かな。

    それよりハーランドが取れるのですかどうか。毎シーズン20狙えるFWが前線にいるかどうかでバルサの未来は決まるといっても過言ではないですからね。

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