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デニスにとって勝負の年がくる

バルベルデとイニエスタ本人に、期待されている背番号6

アンドレスの複製を探すという過ちに陥るべきじゃない。必要なのは、プレースタイルを保ちながら他の選手たちで適応していくことだよ。アラニャーデニスコウチーニョのような似た選手たちはいる。私たちは解決策を探さなければならないだろう」

これはレアル・ソシエダ戦の前日会見にて、アンドレス・イニエスタの後継候補について訊ねられた時のエルネスト・バルベルデの言葉です。

バルベルデの言うとおり、イニエスタのような選手なんて存在しないのですが、ここに名の挙がった選手たちはミスターに期待されている。つまり、デニス・スアレスバルベルデの来季の構想に入っているわけです。

※ちなみにアンドレス本人も、ラ・レアル戦終了後に「チームにはコウチーニョデニス・スアレス、あるいはアラニャーのような高い資質の選手がいる」と同じ3人を“指名”しています。

この夏の移籍はないと見て間違いありません(パコ・アルカセルも同じく残留しそう)。

バルサで夢を叶えるチャンス

デニス・スアレスは以前からバルサ愛を強調しつづけ、少し前には「うんざりすることなく、契約期間がまだ残っていると繰り返すよ。退団の可能性は存在しない。僕はここで成功したいし、そうなるだろう」と断言していました。

今季はバルベルデにまったく起用されなくなった時期があり、これでは残留も厳しいかなと思ったりもしましたが、シーズン終盤になってデニスの出番は増加(代わりにアンドレ・ゴメスが出番を失う)。きびきびとした好印象のプレーを見せた背番号6でした。

巨大なるイニエスタの退団によって生じる穴を埋めるのは容易くないですが、デニスが夢を叶える点ではチャンスでもある。相当気合が入っているのは間違いないですし、夏のバケーション中はかなり鍛えてくるんじゃないでしょうか。

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もしグリースマンがきた場合

あとは、ウワサされるアントワン・グリースマンの加入がコウチーニョの起用法にどんな影響を与えるか。

インテリオールもできるエストレーモ、あるいはエストレーモもできるインテリオールとの触れ込みでバルサにやって来たコウチーニョは、これまでのプレーを見たところでは前者の印象が強いです。4-3-3の前線の方がしっくりいっています。

なのでイニエスタのポジションには、デニスの方が適合する。
もしくは、来季のトップ昇格が決まっているカルラス・アラニャー

4-3-3だと守備面での不安がありますが、バルサのインテリオールはカンテラ出身者に担ってほしいんですよね(デニスは厳密にはカンテラーノではないとはいえ)。

しかしグリースマンが加わるとコウチーニョが中盤にきて、デニスアラニャーが割を食いそうなのが嬉しくない。

グリースマンの話は長くなるのでここでは流しますが、勝負の年を迎えるデニス・スアレスが、充実した一年を過ごせることを期待しています。 物足りなかった大胆さは出てきているので、寄せられてもボールを失わない強さを上げていければ。まずはプレシーズンでのアピールですね。ファイト!

このニュースのまとめ

  • ・バルベルデはイニエスタの後任にデニス、アラニャー、コウチーニョの名を挙げた
  • ・イニエスタ本人も同じ3人を“指名”
  • ・少なくともデニスは監督に期待されている

 

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