オファーを断り、カンプノウでの成功を目指す
夏の移籍マーケット終了まで、あと約2日。最後の駆け込みを目指して、バルサの強化編成部もタフな時間を過ごしていることでしょう。どうするのかと心配になるのは、放出オペレーション。特に人数過多の中盤はどう整理するのか、そもそも出来るのか、かなり気になります。
放出対象とされる選手は、複数存在しています。ホルヘ・メンデス代理人がバルセロナに来たというアンドレ・ゴメスとアルダ・トゥラン。イタリア方面が関心を持つというラフィーニャ。そしてこの記事の主役であるデニス・スアレス。ただしデニスくんに関しては、本人の強い希望によりオファーは全て断っているようです。
セルジ・ロベルトを見本に
30日付のSPORTによると、デニス獲得にこだわっているのがナポリ、それにトッテナムだそうです。伊クラブは昨シーズンから彼を狙っており、今夏は押しを強めているのだとか。よくあるケースですがバルサよりも良い契約条件を提示し、誘いの声をかけている模様です。
しかしデニス・スアレスはバルベルデチームでポジションを得られると感じていて、自らの力をカンプノウで証明するために戦いたがってると同紙はいいます。
そんな彼が手本にしているのが、フットボル選手としては背番号を引き継いだチャビであったり、憧れのイニエスタだったりするわけですが、挫けぬ忍耐でトップチームの居場所を掴んだ身近な例として目指しているのがセルジ・ロベルトとか。
ロベルト先輩も最初の頃は積極性・度胸がない、持ち味不明などと批判をされていましたが、ラテラルで自信を手にしたことで大きく成長、今やクレの大事な宝物となっています。自分もそれに続いてやると、デニスは意欲的に挑んでいるとのことです。
デンベレがやってきて、さらにコウチーニョやディマリアまで獲ってしまうとデニスの出場機会は間違いなく減ってしまいますが、カンプノウでやると決めたからにはそれも覚悟の上でしょう。エルネスト・バルベルデは彼のプレーを評価しているようなので、忍耐強く粘ってチャンスを活かしてほしい。数年後の主力はキミだ、と期待してます。
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