バルサでの成功のために一途に奮闘するも、プレー機会はほぼ皆無。オファーに耳を貸すことを決めた
2019年冬の移籍マーケットは、FCバルセロナにとって忙しいものになりそうです。エルネスト・バルベルデに起用されないことで、移籍を志願する選手が複数出るであろうことがその理由。そのひとりになると見られるのが、デニス・スアレスなんですよね(悲)。
移籍を希望するパターンは幾つかあります。
■夏のマーケットでは、なんだかんだで残留することになったけれど、やっぱり今のバルサでは望むプレー機会は得られそうにないので新天地行きを希望
■バルサで成功するために残留を選択したものの、それももうダメそうなので他クラブのオファーを受け入れる
ラフィーニャは典型的な前者のパターン。
後者は(悲しいながら)デニス・スアレスです。
掴めないプレー時間
2016年夏にバルサへと戻ってきて以降、デニス・スアレス(24)は常にカンプノウでの成功を目指して戦ってきました。
ローマをはじめ、デニスに関心を持ちオファーを出すクラブは幾つかありましたが、彼はそれらを断ってバルサで重要な役割を得ようと奮闘。その姿はいじらしさを感じさせるほどでした。
しかしながら今季はプレシーズンで負傷する不運に見舞われ、ここまでの出場数はセグンダBチームとのコパ1試合に限られています。頑張れども出番は巡ってこず、似た特性をもつコウチーニョが負傷離脱した際も、バルベルデが起用したのはマルコムでありカルラス・アラニャーであり。
もう自分はミスターの選択肢にないと考え、オファーに耳を貸すことにした模様です。
デニス夢から覚める・・・。
バルサは移籍をし易くする
デニス・スアレスに向けては、スペイン内外のクラブが関心を示していると言われています。彼が望むなら、新天地はそう苦労なく見つかるでしょう。各紙報道では、国外での挑戦を好んでいるそうです。
11月21日のSPORTもMDも、健気だったデニスが移籍を志願するのであればハードルを設けることはせず、妥当な移籍金オファーであれば了承する考えだと報じています。
ウナイ・エメリのアーセナルになるのか、モンチのローマなのかは分かりませんが、デニスの「Sí」を得るクラブは良い買い物をすることになるでしょう。
このニュースのまとめ
- ・デニス・スアレスが移籍の扉を開いたという
- ・バルベルデに全く起用されない今季
- ・アーセナル、ローマあたりが新天地の有力候補
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