大型補強を計画するバルサ、主力放出の可能性高し
今日明日にも決まりそうなセントラルの冬補強がクリステンセンであれ、ムリージョであれ、契約は半年間の期限付きとなる模様です。なので来夏には真のセントラル補強を行う。もう何年も続いているセントラル問題なので、気合入れて臨まねばなりません。
若いが、実績あるセントラルを
強化技術部が狙っているのは(SPORTによると)サムエル・ウンティティの二匹目のドジョウとなる、”22歳以下で若く”、”大きな未来があり”、“にもかかわらず十分に成熟している”、“ヨーロッパの主要コンペティションですでに資質を示している選手”です。
そういった諸条件を満たす若手選手をエリック・アビダル、ペップ・セグラたちは現時点で2人選んでいて、獲得のために7,000万ユーロ近い資金を投入する考えだそうです。
セントラルが7,000万ユーロなんて、エラい時代になりました。それだけカンテラから育成できれば価値が高いことになるので、チュミには期待・・・ おっと話が逸れました。
デ・リフトはミノ・ライオラが問題
強化技術部がピックアップしている2人のうちの1人が、マティイス・デ・リフトなのかどうかは分かりません。
ゴールデンボーイ賞にも輝いたデ・リフトは今、欧州で最も注目を集める若手セントラルのひとり。競合するライバルは多く、競争に勝つのは容易ではないからです。
SPORTはここ最近、デ・リフトはユベントス移籍が有力だろうと見ています。
なんでも代理人のミノ・ライオラがデ・リフトをオークションにかけていて、一番高値のクラブに行かせようとしているというんですよね・・・
デ・リフトはまだ19歳ですから、仮に次の夏にユベントスに入団したとしても、22歳でバルサに移籍させることは可能です。そうすることで代理人はコミッションを稼げる。「数年後にはバルサに行かせてやるよ」と大物代理人に言われれば、デ・リフトも「お任せします」となりそうで、クレとしてはなんだかなぁ、です。
ラビオだけでなく、デ・ヨングも欲しい
中盤ではアドリエン・ラビオが無料でやってくることになるでしょう。
でもバルサはフレンキー・デ・ヨングもまた獲得することを望んでいて、ラビオとデ・ヨング、それにセントラルの3人を加えることが、現時点での夏のスカッド補強計画のようです。
フレンキーを欲するクラブは多いですから交渉は楽観視できませんが、いくぶん期待できる要素もある。先日は父親が「バルサが最良の選択肢になるだろう」と言ってくれたこと、そしてフレンキー本人と彼の代理人氏が揃って「スポーツ面を優先する」と明かしていることです。
オランダ Votebalでのインタビューにて、デ・ヨングが言うには「自分がフィットするフットボールをプレーするクラブ、そして毎週プレーできるクラブ」が希望だそうで。ひとつめはバルサで提供できる。ふたつめは1年目は難しそう。即座の結果は求めず、中期的に見てほしいなぁ。
アリ・ドゥルスン代理人によると「決断は数週間のうちになされると思う。そうすることで彼は、クリスマス休暇後にフットボールに専念できるからね」とのことで、年始のクレは落ち着かないかもしれません。
主力を売って資金調達
ラビオの移籍金が無料とはいえ、セントラルとデ・ヨングに大きな投資をするとなれば、バルサの年間予算だけでは対応できないのが現状です。
デニス、ラフィーニャなど移籍希望選手で資金調達できれば御の字ですが、それだけでは足りない。高額オファーの届く中心選手が売りに出されるでしょうし、中盤に人が来ることから考えれば、イバン・ラキティッチが退団なのかなぁと・・・ え、中国からマルコムにメガオファー?
デニスたちの移籍も含め、2019年夏はスカッド編成に大きな動きがありそうです。結構もやもやしそう。
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