入団プレゼンテーションのため、バルセロナに到着したデ・ヨング
笑顔を絶やさず、さっそく見るものを魅了
あのゴールデンなるウィーク終わりにアンフィールドで食らった悪夢、あの敗北以来、バルサには良いニュースがありませんでした。国王杯決勝で負け、デ・リフトにフラれ、メディアを賑わせるのはいまいち胸の弾まない補強話ばかり・・・
そんな淀んだ空気感のバルセロニズモに、爽やかな風を吹き込んでくれそうなのが、フレンキー・デ・ヨング(22)です。フレンキーは昨日の午後、入団プレゼンテーションのためにバルセロナへと到着。さっそくカンプノウ内のショップ LA BOTIGA を訪れ、最初のフォトセッションを行っています。
フレンキー「バルサでプレーした偉大なオランダ人の一人になりたい」
昨日のフレンキーを取り上げるニュースの中で、各紙が共通して取り上げているのが、“笑顔を絶やすことのなかったデ・ヨング”です。
現地時間の午後6時頃、プライベート機にて家族、アリ・ドゥルスン代理人、そして元アイスホッケー選手でモデルでインフルエンサーの恋人 Mikky Kiemeney さんらとともにバルセロナへと降り立ったデ・ヨングは、バルサ選手となる喜びに終始笑顔。
NIKEとはいえ白いTシャツで到着したのはアレでしたが(苦笑)すぐさまバルサのポロシャツに着替えると、エル・プラット空港で出迎えたクラブのメディアに対し、次のようにコメントしました。
「自分がついにここに居ることを、とても嬉しく思います。バルサでプレーするのは小さな頃からの夢だったし、自分が今日こうしてここにいる、これはすごいことです」「カンプノウに立つのがとても楽しみです」
「バルサのプレースタイルが好きです。バルサとアヤックスの哲学はとても良く似てますから、自分が楽しんでいけるだろうと思っています」
「ずっと追いかけてきたメッシの隣でプレーできることが嬉しいです。自分のアイドルが、チームメイトになるんです」
「バルサとオランダはずっと特別なつながりがありましたし、それがこれからも続いていくと期待してます。バルサでプレーをしてきた偉大なオランダ人選手たち、自分もその一人となりたいです」
バルサミュージアム館長 ジョルディ・ペナス氏から案内を受け、ヨハン・クルイフら偉大な先人たちの功績を感じたことで、その思いはまた強まったことでしょう。
ここ最近は、何かというとお金の話ばかり取り上げていましたから、若者の純粋な喜びに触れることで清々しい気持ちになります。
メガストアにて記念撮影
フレンキー・デ・ヨングがカンプノウのメガストアに登場したのは21時頃。
ショップ内にある巨大エスクード前で「F. DE JONG」のネーム入りシャツを手にポーズを取り(背番号はまだヒミツ)、リフティングを披露し・・・ ところで最近はクラブオフィス玄関前ではなく、ショップ内で最初の撮影会をするんですよね。
NIKEにとって利益になりますし、シャツへのマーキング圧着を体験したりと、いい画が撮りやすいからか。その後はショップのスタッフや家族と記念写真を撮ってお勤め終了。バルサ選手としての初日を満喫したセントロカンピスタでありました。
(ちなみにバルサ選手として最初の夕食は、バレンシア通りにあるアルゼンチン料理店 Buenos Aires だそうです)
絶え間ない笑顔、といえばロナウジーニョを思い出しますが、フレンキーもまたバルサ新時代の旗手となっていってほしい。まずは憧れのメッシとともに、クレに喜びを与えてくださいまし。
7月5日(金)、入団プレゼンテーション
フレンキー・デ・ヨングにとってバルサでの2日目となる今日(5日)は、各種の恒例行事をこなしていきます。
契約書へのサインの儀に始まり、グラウンドに登場してのファン向けプレゼンテーション、そしてジュゼップ・マリア・バルトメウ(今回は会長ではなく、ジョルディ・メストレ辞任によって担当することになったスポーツ担当副会長として)が同伴しての記者会見。
フレンキーが主役となるハレの日ですから、大人の事情が渦巻くクラブ絡みの質問はまた次の機会にしてほしいですなぁ。
このニュースのまとめ
- ・フレンキー・デ・ヨングがバルセロナに到着
- ・「アイドルのメッシが、これからチームメイトになるんだ」
- ・7月5日に入団プレゼンテーションが行われる
- ・笑顔がさわやか
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