LaLiga | jornada 12
覇気のないフットボールでレバンテに完敗。
内容のない7連勝がストップし進路を見直すべき時。
FCバルセロナがシウタ・デ・バレンシアでレバンテで3-1の完敗。首位固めを目論むバルベルデチームだったが、肝心のフットボールはといえば平坦でダイナミズムも覇気もなく、アイディアに欠け、7分で3点を決められたことへの反発力も欠いた。もうこの監督はダメじゃないか。内容の伴わない連勝は7でストップ。
試合のポイント
●緩いバルサ:試合はスローペースで始まる。15分間で2枚目のイエローをもらいかけるアルトゥール。15分頃からレバンテがギアを上げ始め、その後は全体として勝利への欲求で上回るホームチームのペースで進んでいく。バルサは相手選手のハイプレスによって中盤を寸断され、ボールをコントロールできない。バルサの寄せは容易くすり抜けられた。
●グリーズマン&セメド:バルセロナの攻撃はセメドとグリーズマンのいる右サイドに偏っていた。前半のグリーズマンは攻撃よりも守備で目立っていたが、決定機でもまた貢献する。31分メッシの縦パスを受け抜け出した場面では、ラ・リーガ最多シュートストップ数を誇るアイトル・フェルナンデスが立ちはだかって得点とならず。36分にはグリーズマンがダミーとなることでセメドがエリアに切り込み、ミラモンのPKを呼んだ。
PKはメッシがきっちり決め、バルサが先制に成功。40分、スアレスがふくらはぎを傷めて交代。
●あれよあれよの連続失点:後半のバルセロナは更にリズムが悪くなり、レバンテの機動力に良いようにやられる。ボールに寄せても奪えず、撤退することの繰り返し。攻撃においてはレバンテのプレスに押し込まれ、ラインが分断されて前線まで良いパスを送り届けられない。そうして7分間で3失点。同点弾は追い込まれたピケのロングボールを奪われてからで、2-1弾はテル・ステーゲンのロングボールを盗られてからの速攻(マヨラルの見事なミドル!)。更にその後にも、レバンテは速攻から決定機を作っている。
●崩れるバルサ:レバンテの速いボール展開にバルサは付いていけず、守備的な統制は無いがごとしだった。バルベルデは選手交代で出血を防ごうとするも、効果は現れず。68分には苛立つラングレのファール(黄紙)で与えたFKから、こぼれ球を蹴り込まれて3-1となり勝負はほぼ決した。
74分にはレオ・メッシが中央を強引に突破しほぼひとりで1点を返すのだが、グリーズマンにオフサイドがあったとVARに判定されて無効。そのままリアクションを示すことなく敗北で終わっている。
トピックス
●更新中:
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| Levante UD | FC Barcelona |
| 3 | 1 |
| 2 de Noviembre 2019 – Sabado 16:00 h Ciutat de Valencia :23,341 |
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| Goles | |
| Messi (38pk) | |
| José Campaña (61) | |
| Mayoral (63) | |
| Radoja (68) | |
| Titular | |
| Aitor | 【5】Ter Stegen |
| Miramón | 【5】Sergi Rooberto |
| Postigo | 【4】Piqué |
| Vezo | 【4】Lenglet |
| Clerc | 【6】Semedo |
| Campaña | 【5】De Jong |
| Radoja | 【5】Arturo Vidal |
| Melero | 【4】Arthur |
| Bardhi | 【6】Messi |
| Morales | 【6】Girezmann |
| Mayoral | 【5】Suárez |
| Cambios | |
| Bardhi→ Rochina (62) |
Suárez→ 【4】Carles Perez (41) |
| Morales→ Vukcevic (82) |
Arturo Vidal→ 【4】Busquets (65) |
| Campaña→ Cabaco (87) |
Arthur→ 【5】Ansu Fati (66) |
| Entrenadores | |
| Paco Lopez | 【3】Ernesto Valverde |
| Arbitro | |
| José Hernández Hernández (las palmas) | |
| Tarjetas | |
| Bardhi (52) | Arthur (12) |
| Griezmann (56) | |
| Piqué (66) | |
| Lenglet (67) | |
| Sergi Roberto (81) | |
| Ansu Fati (86) | |
| 名前の次の数字は評価点:平均点【5】 | |
| Estadisticas | ||||||
| 1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
| 0 | 3 | 3 |
Goles |
1 | 0 | 1 |
| 3 | 6 | 9 (3) |
Tiros a puerta |
9 (6) | 4 | 5 |
| 0 | 5 | 5 |
Ocasiones de Gol |
4 | 1 | 3 |
| 2 | 0 | 2 |
Corners |
3 | 2 | 1 |
| 1 | 3 | 4 |
Fueras de juegos |
5 | 3 | 2 |
| 334 |
pases |
660 | ||||
| 34% | 34% | Posesion del Balon | 66% | 66% | ||
| 7 | 2 | 9 |
Faltas |
13 | 6 | 7 |
| 0 | 1 | 1 |
Tarjetas Amarillas |
6 | 5 | 1 |
| 0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
| Formación | |
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ウンティティが負傷欠場。デンベレ、ワゲ、アラニャーが監督判断で招集外。 いくつかのローテーションを行い、ジョルディ・アルバとセルヒオ・ブスケツがベンチスタート。セメドが左ラテラル、デ・ヨングがピボーテに入り、アルトゥロ・ビダルがインテリオールで先発出場。非ボール保持時はグリーズマンが下がる4-4-2。 スアレスが負傷し41分にカルラス・ペレスと交代。グリーズマンが右サイドへ移動した。 |
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| Titular | Final |
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2019年11月03日(日)、レバンテ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。
MD「小さな栗」

- ■小さな栗
- → ダメな後半で負けたバルサだが、マドリーとアトレティコが引き分けたことで傷は小さく、まだ首位
- → ルイス・スアレスがハーフタイム前に負傷し、レバンテが7分間の3ゴールでメッシの0-1弾を逆転した
- ■R.マドリー 0-0 ベティス
パンチ力なきレアル
チャンスを活かせず、バルサと勝点で並ぶ2位のまま - ■セビージャ 1-1 アトレティコ
すばらしいリアクションのコルチョネロだったが、最後にディエゴ・コスタがPK失敗
SPORT「キミたちは何をプレーしてるのか?」
- ■キミたちは何をプレーしてるのか?
- → レバンテ相手に倒れたバルサだが、マドリーとアトレティコが引き分けたおかげで首位
- → バルベルデチームは後半にガードを下げ、7分間で3失点を喫する
- ■レアル・マドリー 0-0 ベティス
ベルナベウでまたつまずいたマドリー






コメント
暫定首位ながら上位3チームで早くも3敗目。
いい選手がいるのに待望の原点回帰を結局果たせていないことといいファンの期待を裏切りましたね。
ラストシーズンでこの有様では冬の監督解任も現実味を帯びてきました(ジダンも侮れないですし)。
夏まで誰がやるんだって話ですが。