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カルラス・アラニャー、出場機会を求めてレンタルか

サンシーロで4ヶ月ぶりに出場し、中盤で最もパスを出したカンテラーノ
しかし将来は不透明で、レンタルでほぼ合意とのニュースも。

アンス・ファティのチャンピオンズ最年少ゴールが話題となっているインテル・ミラノ戦で、気を吐いたのがカルラス・アラニャーです。控え選手中心に編成されたバルサで指揮棒を託され、チーム最多のパスを送ったカンテラーノ。常に前へと向かっていたのが好印象でした。しかし彼のバルサでの将来は不透明。ベティスへの貸し出しがほぼ決まりだとの報道もあります。

開幕戦以来のゲーム出場

カルラス・アラニャーの2019/20シーズンは希望と共に始まりました。サン・マメスでのラ・リーガ開幕戦に先発出場。しかしこの試合で彼はハーフタイムで交代となり(中盤の先発は右にセルジ・ロベルト、左にアラニャー、底にデ・ヨング。アラニャーはそうひどい出来でもなかったと記憶)、以後は天日干しの生活が続いていきます。
このインテル戦まで実に4ヶ月弱ですから、非常にしっかりと干されました。

果物であれば、干すことで当分が凝縮されて甘みが増し、保存性も高くなりますが、フットボール選手だと逆に好ましくない。特に若い選手は試合に出てなんぼ、試合に出なければ経験やリズムは得られません。4ヶ月で2試合は少なすぎる。

そんななか、インテル戦でのカルラス・アラニャーの姿勢とパフォーマンスは上々でした。
勝負の懸かったインテルの厳しいプレッシングを受けながら、レオ・メッシが不在の中、チームを回そうと非常に積極的にプレーに参加していった。無難な水平パスではなく、前方に推進しようという意思が良かったですし、チーム最多となる93本のパスを送って監督の起用に答えました(成功79、失敗14)。

理事会の陰・・・?

今季ここまでのエルネスト・バルベルデの選手起用は、極端なところがあります。
使わない選手を、とことん使わない。

前の2シーズンもそういう傾向はありましたが(デニスとか、マルコムとか)心配するほどに使い続けていたイバン・ラキティッチを冷遇したのを見てしまうと、このアラニャー起用にも上層部の圧力があったのではないかと勘ぐってしまうのです。
いくら中盤が人員過多だといっても、もうちょっと出場時間の分配は可能だろうにと。

そこで過去記事を見返していると、こんなのがあった。『アラニャーが、背番号変更の件でクラブに苦言』。まさかね・・・ と思いつつも、今の理事会だとやりかねないとも思えてしまうのが残念なところです。

アラニャーが、背番号変更の件でクラブに苦言
ジャパンツアー2019も、残すところあと2日。昨日25日の神戸でのトレーニング前には、カルラス・アラニャーが背番号変更を巡ってクラブ理事会へと厳しいメッセージを発するという、驚きの出来事がありました。「背番号に関しては彼と僕の問題だからね。理事会からの一言がなくて寂しかったよ...

リキ・プッチがトレーニングに呼ばれる頻度が今季は激減している点も不可解。
チャンピオンズの消化試合なんて、“普通のバルサ”ならリキを使うための舞台みたいなものでしょうに、謎の3バックにしてリキはベンチからも外れたのは、トディボの見本市にしたかったからかとか邪推してしまいます。さすがに飛躍しすぎだと思いますが。

今季末までベティスで修行か

カルラス・アラニャーが他クラブに貸し出されるのではないか、との報道は数ヶ月前からなされていましたが、12月11日のMDウェブはレアル・ベティス行きがほぼまとまったと報じています。シーズン終了時までの半年レンタルだそうです。

ベティスといえば夏にもアラニャーを勧誘していて、貸し出しが決まりそうな段階でバルベルデが引き留めたという話があったクラブです。MDは12月11日の記事でもそう書いています。
引き留めた理由はラキティッチが売られる予定だったからだそうですが、その後ラキティッチが干され、アラニャーも結局4ヶ月間出番なし。引き留めた選手にしては扱いがひどいです。

以下はインテル戦後の会見コメント。

アラニャーは素晴しい選手だよ。もっと出場時間をあげたかったんだけれど、中盤には選手が多くいるので、試合の展開によって私は他の選手を選んだ。けれども私は彼を信頼しているし、彼のことをチームのために非常に有用な選手だといつも考えてきたと思う。そして未来もそうであることに一切の疑問はないよ」

信頼なる言葉と4ヶ月起用なしのアンバランスさよ。
繰り返しますが、いくら人数過多でも信頼している選手が4ヶ月出番なしはないだろうと。
でもひょっとすると、何かの縛りが解けたかのようにラキさんが起用されるようになったごとく、アラニャーの起用法にも変化が出るかもしれません。

来季は逆に人員不足が予想される

いずれにせよ、もしベティスに貸し出される場合、期間は今季終了までとなるでしょう。
ベティスは買取オプション付を希望しているそうですが、バルサとしては最低でも買い戻しオプションは譲れない。

今季はインテリオールにラキティッチデ・ヨングアルトゥールアルトゥロ・ビダルがいますが、ラキティッチとビダルは契約期間が2021年6月までなので、おそらく来季でお別れとなる。するとデ・ヨングアルトゥール(とセルジ・ロベルト)だけになり、一気に頭数が不足します。

アラニャーリキ・プッチはきっと来季、チームにとって重要な選手となる。
今季の過ごし方は・・・ とりあえず次の数試合を見てみることにしましょう。

 

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