ベテランと若手が力を合わせエル・サダル攻略。
アルバのゴラッソで先制し、イライシュのゴラッソでとどめを刺した。
今夜のマドリーダービーの結果次第でラ・リーガはさらに熱くなる。
FCバルセロナが難関パンプローナでオサスナに勝利(0-2)し、価値ある3ポイントを持ち帰った。得点は前半のジョルディ・アルバと終了目前のイライシュ・モリバで、アシストはいずれもメッシ。必殺のコネクションと若い力がチームに白星をもたらしたのはバルセロニズモを明るくする。翌日にダービーで首位アトレティコが勝たなければ、バルサのタイトルの夢に現実味が。
試合のポイント
●ボールは保持したが:セビージャとの連戦(リーガ&コパ)で採用された3-5-2をこのオサスナ戦でも繰り返したロナルド・クーマン。しかしオサスナはセビージャのように前に出てくるチームではないので、このシステムは相性が良くない。エリア周りに密集する相手選手たち。ボールは保持するも崩せずに苦労するお馴染みの展開が前半は展開された。14分にはキケ・バルハの好シュートがテル・ステーゲンを強襲(横っ飛びセーブ)。精度を欠く横パスもちらほら。忍耐の時間が続く。
●分かっちゃいるけど止められないメッシ×アルバ:相手チームも十分に警戒はしているだろうが、それでも防ぎきれないのがレオ・メッシとジョルディ・アルバのホットラインだ。オサスナの壁を破ったのもこのお馴染みの連携。今回は包囲戦からの崩しで、メッシからパスに裏へと走り込んだアルバには角度も選択肢も多くはなかったが、ならばと力強いシュートをゴール天井へと突き刺してしまうからステキだ。まず達成すべき目標は30分にしてクリアされた。
●1点差では危険:オサスナはバルサの先制点から4分後、1本のサイドチェンジパスからルベン・ガルシアがテル・ステーゲンと1対1になり(ミンゲサが背後を取られた)、決定機を作り出している。このピンチもまた聖ステーゲンによって救われたのだが、1点リードではいつ同点にされてもおかしくはない。勝負を終わらせるにはリズムの修正が必要で、クーマンはすぐにデンベレへとウォームアップを指示し、後半頭から4-3-3へと変更する。
●イライシュが得点デビュー:システム変更は効果を発揮し、後半のバルセロナはより安定してゲームを支配している。それでも決定機を作り出せないことに変わりはなく、クーマンは次なる一手としてブライスウェイトとイライシュ・モリバを選択(67分。グリジとセルヒオがベンチへ)。70分前後は選手交代によってボールを持ち始めたオサスナの攻勢にバルサは苦しむのだが(カジェリの際どいヘッド)、バルサもポゼッションとプレッシングでこれに対抗し、83分にイライシュの価値ある追加点が生まれることになる。メッシとの連携からの、思い切りよい左足シュート。右と見せかけての切り返しが上手かった。
●マドリーダービー:2-0としてからのバルセロナの試合運びは危なげなかった。いくつかの試合で欠けていた、ゲームを終わらせてしまうことに今回は成功。あとは翌日のマドリーダービーでライバルたちが勝点を取りこぼしてくれれば最高なのだが結果はいかに。
トピックス
●更新中:
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La Liga | Jornada 26 | |
6 de Marzo 2021 – sabado 21:00 h El Sadar :— |
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CA Osasuna | FC Barcelona |
0 | 2 |
Goles | |
Jordi Alba (30) | |
Ilaix Moriba (83) | |
Titular | |
Sergio Herrera | 【】Ter Stegen |
Nacho Vidal | 【】Migueza |
David García | 【】Lenglet |
Aridane | 【】Umtiti |
Manu Sánchez | 【】Dest |
Torró | 【】Busquets |
Moncayola | 【】De Jong |
Kike Barja | 【】Pedri |
Roberto Torres | 【】Jordi Alba |
Rubén García | 【】Messi (c) |
Calleri | 【】Griezmann |
Cambios | |
Kike Barja→ Jony (62) |
Umtiti→ 【】Dembélé (46) |
Rubén García→ Adrián (70) |
Griezmann→ 【】Braithwaite (67) |
Calleri→ Budimir (71) |
Busquets→ 【】Ilaix (67) |
Roberto Torres→ Enric Gallego (84) |
Pedri→ 【】Riqui Puig (87) |
Torró→ Oier (84) |
Jordi Alba→ 【】Junior (87) |
Entrenadores | |
Jagoba Arrasate | 【】Ronald Koeman |
Arbitro | |
Cuadra Fernández (balear) | |
Tarjetas | |
Umtiti (26) | |
Junior (88) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 0 | 0 |
Goles |
2 | 1 | 1 |
6 | 4 | 10 (3) |
Tiros a puerta |
13 (6) | 8 | 5 |
2 | 1 | 3 |
Ocasiones de Gol |
2 | 1 | 1 |
2 | 1 | 3 |
Corners |
4 | 2 | 2 |
0 | 0 | 0 |
Fueras de juegos |
3 | 1 | 2 |
406 |
pases |
723 | ||||
34.2% | 39.9% | 36.9% | Posesion del Balon | 63.1% | 60.1% | 65.8% |
62 | 66 | 128 | perdidas de balon | 119 | 65 | 54 |
31 | 25 | 56 | recuperaciones de balon | 63 | 26 | 37 |
1 | 3 | 4 |
Faltas |
12 | 4 | 8 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Amarillas |
2 | 1 | 1 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
ピケ、アラウホ、コウチーニョ、セルジ・ロベルト、アンス・ファティが負傷中。 再び3セントラル方式を採用。ピケが負傷したためにウンティティが先発起用され、前線にはグリーズマン。サイド攻撃は両ラテラルたちが担った。 ボールは保持していたが、展開としてはオサスナと同等もしくは分が悪かった前半。これを変えるべく、ハーフタイム明けに1人目の交代を行い、ウンティティに代えてデンベレを送り出している。最終ラインは4人へと変更され、右片翼式の4-3-3に。 |
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Titular | Final |
2021年3月07日(日)、オサスナ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。いよいよ投票日を迎えた会長選挙と試合結果の二本立て。
MD「リーガは射程圏内に」
- ■リーガは射程圏内に
- → 上り調子のバルサが、アルバとイライシュの得点によってパンプローナで勝利。タイトルの夢を見られる
- → 今夜のマドリーダービー待ちながら首位まで2ポイント差につけ、レアル・マドリーには3ポイント差を付けた
- ■FCバルセロナ会長選挙2011
バルサが勝利しますように
クラブは今日、誰が第42代会長になるのかを知る。トニ・フレイシャ、ビクトル・フォン、そしてジョアン・ラポルタの中から決めるのはソシオ - ■選挙の全て:候補者たちのプロフィール・熟考の日・勝者を待つ挑戦
- ■アトレティコ対レアル・マドリー 16時15分
決定的なデルビ
ラ・リーガを賭けてプレーするコルチョネロとブランコ:首位を固めたい地元チーム、列車を逃せないビジター
SPORT「スーペル・イライシュ」
- ■スーペル・イライシュ
- → パンプローナでの価値ある勝利を決めるゴラッソで得点デビューしたカンテラーノ
- → 勝利への道を開いたのはジョルディ・アルバ、2021年のバルサはラ・リーガで33ポイント中の31を積み重ねている
- ■投票へ!
バルサのソシオは今日、3人の候補者たち(トニ・フレイシャ、ビクトル・フォン、ジョアン・ラポルタ)から新会長を選ぶ - ■ラ・リーガ/アトレティコ対レアル・マドリー 14時15分
バルサはワンダで“プレーする”
アトレティコの負け、もしくは引き分けはバルセロナに利益をもたらす - ■女子リーグ/サンタ・テレサ 0-3 バルサ
バルサが18連勝
コメント
メッシ・アルバルートがまたも輝き、守護神テアが守備陣の問題を全て解決してくれる。
そして締めるのは、新星イライシュ・モリバ。
バルサの勢いが止まりませんね。
クーマンの若手起用策は、驚くほどの成果を見せています。
前線の問題は、始めはファティが解決し、怪我の後は一人奮闘するメッシを復活したデンベレとペドリがサポートし、後ろからアルバとフランキーが上がる事で前線に厚みを出し、ここにきてペドリよりもよりフィジカルで戦えるモリバが出てきました。
一度調子を崩したデストも戻って来てますし、ミンゲサやアラウホも安定感を見せています。
チームの危機を、カンテラが救っている。
有望株を何人も他所に取られながらも。
状況からそうせざるを得なかったとはいえ、これは偉業です。
クーマンには良い所も悪い所もありますが、この若手を引っ張り上げてチームに融合させた手腕は、讃えられるべきでしょう。
いよいよ次はCLです。
状況は最悪と言えますが、諦めるという選択肢はあり得ない。
バルセロナというチームが、困難に向かって如何に立ち向かうかという姿勢を見せるべき一戦です。
覆してやる!という気合が何より大事。
システムは3-5-2、デンベレトップとなると思います。
新会長決定直後の試合、はりきって行きましょう。
セントラル3枚にPiqueがいない影響を感じる試合展開でしたが、そこはさすがのTer Stegenでした!
そしてIlaxの初ゴールは嬉しいですね、個人的には昨期でチームを去ったVidalの様な活躍をこれから期待しています。