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ジョナタン「もし出番がないなら、冬のマーケットで・・・」

 

ムンディアルへ行くためには、ゲームに出る必要があるとメキシカン。

今シーズン開幕前、ジョナタン・ドスサントスの足はバルサから出掛かっていました。ティトバルサでは得られそうにない出場時間を求めて、レアル・ソシエダでの挑戦を彼はほぼ決めていたのです。しかしビラノバが病で退任し、ヘラルド・マルティーノ監督がボスとなったことでジョナタンの運命も急展開。キミを戦力として考えているとの言葉によってドスサントスは残留を決断し、今に至っています。しかしながら悩ましいのは、現時点では彼に思うような出番が回ってきていないこと。冬のマーケットとその先に控えるムンディアルがちらつき始める今、ジョナタンの心は再び穏やかではなくなってきているようです。

 

バルサを去るのは、少々怖い

ジョナタンは月曜日、カタルーニャ・ラジオの番組に出演。現在の心境を次のように語っています。「チャンスは訪れるだろう。エル・タタは僕を信頼しているし、僕に残留するように言ってくれてたからね。ただ世界最高の選手がいるバルサでは、プレーするのは難しいんだ。チャンスが来た時に100%でいられるよう、トレーニングに励んでるよ」

この番組の中で、ジョナタンは何度も「チャンスは訪れる」と口にしています。とはいえ中盤の先輩方もまたポジション競争をしている状況につき、若者に声がかかることは少ない。このままの状況があと数ヶ月続くようであれば、メキシコ代表としてムンディアルに出場する目標は叶わないでしょう。「僕はほぼ1年間、出場時間に恵まれずにきている。代表にも呼ばれていない状況さ。僕の目標はムンディアルに参加することだから、もし出番が得られないのであれば、冬のマーケットでレンタルされるのも良い選択肢になるだろう。願うのはバルサに残り、ここで成功することだけれどね」

キラキラ星のひとりとされ、先輩たちに可愛がられながらも、フットボル選手としての生活を真に謳歌できているとは言えないジョナ。出番さえくれば、毎回卒なく任務をこなしているジョナタンなんですが、よほど強くアピールするものがなければ、偉大なる先輩たちに対抗するのは厳しいのが現実です。「難しいよ。僕のこの状況を理解できないファンの人たちもいるかもしれないけれど、僕の前には世界最高の選手たちがいるからね。トレーニングでは一定した成果を出せるようにしていくよ。でも快適な状況ではないさ」

そしてドスサントスの弟はこう言います。「バルサから出るっていうのは、少し恐怖を与えるものなんだ。バルサは僕に、人やフットボル選手としての全てを与えてくれた。僕はこれまでずっとここで生きてきたからね」。彼はまた、ビジャレアルで活躍中の兄ジョバニについても言及。「兄貴はバルセロニスタ。ここでプレーするための力は持っていると思う。いつの日かここへ戻ってくることが兄貴の夢だよ」とコメントしています。

 

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