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ブラボ獲得に太鼓判のバケーロ

チリ代表ポルテーロの足元の技術を絶賛する元カピタン。

レアル・ソシエダからFCバルセロナへの移籍が発表されたクラウディオ・ブラボに関する記事を見ると、まず間違いなく書いてあるのが彼の足元の巧みさを称える文章です。2006年にレアル・ソシエダがブラボを獲得した際、“チュリウルディン”を率いていたのがクライフドリームチーム時代のカピタンだったホセ・マリ・バケーロなのですが、彼はバルセロナがブラボを獲得したのは大正解であり、とにかくキックが上手いんだと称えています。パスの名手だった元同僚のクーマンに例えるくらいですから、評価の高さが伺えましょう。

クーマンのようなキック

ホセ・マリ・バケーロは現在、BeIN Sportsのムンディアル解説者としてブラジルに滞在しているそうです。その彼の元をMUNDO DEPORTIVO紙記者が訪れ、クラウディオ・ブラボについてあれこれと訊ねているのですが、元ボスであるバケーロさんの新ポルテーロに対する評価は非常に高く。まずはラ・レアルが彼を獲得した経緯については、こう当時を振り返っています。「彼の代理人が送ってきたビデオのおかげで、私たちは彼を獲得したんだ。彼の代理人は同じくチリ人のマルク・ゴンサレスと同じでね、別の選手についても情報を送ってもらっていた。あの頃のチームにはアシエル・リエスゴという正ポルテーロがいて、彼は若くてスピードがあり、とてもダイナミックな子だったけど、私たちは良い第2ポルテーロを求めていた。それでブラボを見つけたんだ」

代理人からブラボの情報を得たレアル・ソシエダは、アイルランド遠征に来ていたコロコロの元へとスカウトを派遣します。「彼らからのレポートはポジティブなものだった。それで私たちはブラボと契約する決断をし、80万ドルで獲得したんだ」

アノエタでのブラボはどんな風だったか。バケーロは言います。「彼はとても真剣で、自分の目の前に逃すわけにはいかないチャンスがあることをよく分かっていたね。最初はトレーニングメソッドや栄養基準など、ヨーロッパの風習に慣れていなかったけど、それらにもすぐに適応した。彼は思慮深く、家族的で、なによりもプロフェッショナルだったよ。優先すべきものはフットボルであると知っている選手で、家族と仕事に専念していた

そしてポルテーロとしてのクラウディオを、元メディアプンタは次のように評価しました。「足を使ってのプレーがすばらしいんだ。彼のキックはクーマンによく似ていて、乾いていて(素っ気ない?)、力強く、正確で、とてもエレガントだ。そこが彼のベスト。さらに南米のポルテーロの伝統として、1対1も非常に良い。速さでデランテロに勝つんじゃなくて、粘り方がすごく良いんだ。それに反射神経にも良いものがあるよ」。バケーロが挙げるブラボの長所はそれだけでなく、「彼はハイボールに対しても処理が上手く、良いジャンプをする。そこで怖がらない」とのことでして、期待感は否応なく高まるのであります^^

数年後、クラウディオ・ブラボは実に良い補強だった!嗚呼辞めないでブラボさん!という具合になっていることに期待です。

 

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