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「クラウディオ・ブラボは絶対にバルサに行きたいと言っていた」

逃せないチャンスだと知っていた、と代理人氏。

ルイス・スアレス噛み付き騒動で各スポーツ紙がわいわい言っている25日(水)、クラウディオ・ブラボ(31)のFCバルセロナ移籍が正式発表となりました。契約期間は4年で、レアル・ソシエダへと支払われる移籍金は推定1,200万ユーロ。このあたりは入団会見にて説明があることでしょう。いずれにせよ、ムンディアルで良いプレーをしているチリ代表カピタンの入団が決まったのはめでたい。足元には定評のあるポルテーロですし、リーダーシップにも優れているとのことなので、最後尾をピリッと引き締めてくれると期待です。

キャリアにおける巨大な一歩

25日付のSPORT紙には、クラウディオ・ブラボ移籍交渉において重要な役割を果たした彼の代理人、クリスティアン・オガルデ氏への取材記事が掲載されています。それによりますと、代理人氏の元へとアンドニ・スビサレッタから最初の連絡が入ったのはリーガが閉幕する少し前でした。交渉はリーガが終わるとともに活発化。ブラボ側との話し合いが問題なく早々に決着した一方、クラブ間の交渉は少々もつれ、24日(火)にようやくまとまったようです。

バルサとレアル・ソシエダによる公式発表があった後、チリ代表での記者会見でクラウディオ・ブラボはこの移籍が「キャリアにおける重要な一歩」だと表現していますが、オガルデ代理人もまた同様の言葉でバルサ入団の意味を語っています。「これは彼のスポーツキャリアにおける非常に重要な一歩です。バルサは世界で最も重要なクラブですし、バルサが自分を欲していることは、ポルテーロとしてもチリ人としても誇りなのです。これは彼にとって巨大な一歩。オファーが届いた最初の瞬間から、彼は私に“なにがなんでもバルセロナに行きたい”と言っていました。このチャンスは逃すわけにはいかないと、彼はよく分かっていました

空中戦に強く、足技に優れたポルテーロ

クラウディオ・ブラボがどのようなポルテーロなのか、オガルデさんはこう説明します。「彼はこのポジションを務めるための大きな資質を備えたポルテーロです。集中力が高く、空中戦に長けている。しかしチリがウェンブリーで試合をした際にイングランド代表監督が認めたように、クラウディオの大きな長所は足を使ってのプレーなのです。彼はチームのしんがりとしてプレーすることができ、最後尾からコントロールされたボールでプレーを始められる。さらに彼は生まれついてのリーダーであることや、プレーするクラブに最大限のコミットメントを果たす選手であることも証明しています」

そして代理人氏は、「バルサファンはチームに大きな安心感をもたらすポルテーロがいることに満足するでしょう。バルサが数多く攻撃を受けないであることを私たちは知っています。しかし相手チームが攻め込んで来た時は、彼がそこに立ちはだかります。クラウディオには加えて、レアル・ソシエダでの8年間でリーガ・エスパニョーラを熟知しているというアドバンテージもあります」とコメント。そのとおりの活躍となりますことを、楽しみにしております!ムンディアル1/8ファイナルでのネイマールとの対決も楽しみです。

 

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