伝統あるテニス大会を初観戦。
バルセロナでは現在、テニスのATPワールドツアー500シリーズのひとつであるバルセロナ・オープン・バンク・サバデイ2015（第63回ゴド杯）が開催されています。1953年創設とスペインで最も伝統ある大会で、マドリー・オープンに次ぐ重要な大会らしく。2014年の優勝者は錦織圭さんで、23日にはその前年度王者の試合もあります。
で、バルセロナの街が盛り上がるそのテニス大会ですから、FCバルセロナの関係者も勿論のことながら馳せ参じる。22日（水）にはトレーニングを終えたネイマール、ペドロ、セルジ・ロベルトらが会場となっているレアル・クルブ・デ・テニス・バルセロナ-1899を訪れ、熱戦を楽しんでいます。なかでも大きな話題となったのが、スーパースターであるネイマール。バルサの11番はVIP席でラファ・ナダル対ニコ・アルマグロ（6-3、6-1でナダル勝利）を観戦した後、ナダルと会ってセルフィーをSNSに投稿したりしています。下がその写真です。
ネイマールがナダルに会えたのは、NIKEスペインのスタッフでネイにいつも付き添っているアルバロ・コスタの仲介があったからのようです（MD紙）。試合後、シャワーやマッサージを終えたナダルはネイマールからの面会のリクエストに快く承諾。ビッグスターたちの2ショットですから大会主催者さんたちもきっと大喜びで、大会公式ウェブサイトでも二人の対面はトップニュースとして取り上げられています。ナダルはマドリディスタとして有名ですが、バルサ選手に対しても常に敬意ある振る舞いをしてくれる。好感が持てる人です。
そのナダルさん、バルサ選手たちが観戦に訪れたことに関し、次のようにコメントしています。「テニスをサポートしに来てくれて感謝をしてるよ。彼らのような影響力のある人たちが来るというのは、僕らのスポーツを盛大にするから重要なことさ。僕からは感謝の言葉しかない。彼らと話せたのは名誉なことだったし、僕は最高に感心しているんだ」
カタルーニャの祝日サン・ジョルディの日である23日（木）はルイス・エンリケがチームに休みを与えていますので、さらにたくさんの選手たちが会場を訪れるんじゃないでしょうか。たとえばイバン・ラキティッチは先日、シウター・エスポルティーバ練習場を訪れたクロアチア人選手マリン・チリッチから招待を受け、応援に行くよと約束をしています（チリッチさんは残念ながら、番狂わせで敗退してしまいましたが…）。
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