- ■5月30-31日にドイツのケルンにて開催された、ハンドボールチームの欧州王者を決めるチャンピオンズリーグ・ファイナルフォー。その決勝戦にてFCバルセロナがベスプレーム(ハンガリー)を28-23で破って優勝!9度目のヨーロッパチャンピオンに輝いた。
- ■FCバルセロナは4年連続ファイナルフォー進出での栄冠。その他の2チームはキェルツェ(ポーランド)とキール(ドイツ)。
- ■バルサ・ハンドボール部のチャンピオンズ決勝進出は今回が13度目で、うち優勝が9回。ファイナルフォー形式となってからは2010年と2013年が準優勝、2011年と2015年が優勝。
- ■CLファイナルフォーのMVPに輝いたのは、ハンドボール史上最高の選手とも言われているバルサのフランス人選手ニコラ・カラバティッチ。2014年には世界最優秀選手に選出されている。先日、バルサ公式ウェブの企画でイバン・ラキティッチと対談したのは彼。
- ■フットボル部の元カピタン、カルラス・プジョルが兄弟のジョゼップ・チャビエル、友人のハビと共にアリーナ席からハンドボール部を応援。3人はニコラ・カラバティッチのユニフォームを着用。プジョルたちは土曜日のキェルツェ戦も現地で観戦。この日は2015/16シーズンの横縞ユニ(#5 SERGIO)を着ていたらしい。
- ■土曜日にフットボル部のコパ優勝を見届け、日曜日にケルンへと飛んだFCバルセロナ会長ジョゼップ・マリア・バルトメウがハンドボール部のタイトルを称える。「このファイナルフォーでの出来はすばらしかったね。このチームは1年を通じて野心とタイトル獲得への意欲を示してきた。昨年のことから、今年は欧州制覇をチャレンジに掲げていたし、チームはそれを達成したんだ」「この試合を見るためにここへと駆けつけたソシオ全員を私たちはとても嬉しく思っている。これがバルセロニズモであり、バルサなんだ」
- ■ジョゼップ・マリア・バルトメウ 「カラバティッチはハンドボールのメッシ。MVPに相応しい活躍だった。彼はタイトルを獲得するためにバルセロナへと来て、リーガとチャンピオンズを獲った。フットボル部がコパ・デル・レイで優勝し、その翌日にハンドボール部がコパ・デ・ヨーロッパを制する。これが出来るのはバルセロナだけだ」
- ■FCバルセロナはすでにローラーホッケー部がヨーロッパ王者に輝いているので、6月6日にフットボル部がベルリンでチャンピオンズを制すれば、ハンドボール部と合わせて3セクションが欧州の頂点に立つという歴史的偉業が実現する。
- バルサB、降格
- ■セグンダ第41節 バルサB 2-5 レガネス。2部Aに残留するためには残り2試合全勝が必須だったバルサBが、本拠地ミニエスタディで昇格とも残留とも無関係のレガネスにマニータを食らって降格確定。来季は5シーズンぶりにセグンダBでプレーすることになる。
- ■ジョルディ・ビニャルス監督 「このチームはcontundencia(直訳すると打撃、説得力)不足に苦しんでいるし、守備でのcontundenciaを増すためには最終ラインの強化が必要なのは明らかだった。理事会は残留し、選手を育成するにはこのスカッドで十分だと考えたけれど、そうではなかった」
- ■ジョルディ・ビニャルス 「このチームはとても若く、経験が不足していた。彼らは重要な物事をかなり見逃していたけれど、少しずつあるべき状態になっていった。守備における経験、熟練、contundenciaが足りなかった」「責任は全員にある」
- ■アレン・ハリロビッチ 「自分たちがセグンダBのチームだとは考えられない。残留すると信じていたんだ」「セグンダBでのプレー?それについては話せない。夏にどうするかは後で見てみよう。今はクロアチア代表での試合があるしね」「実際の僕らにはセグンダに残れる力があるんだ。序盤に負けて自信を失い、得点がなくなり、リアクションを起こせなかった」
- ■地元ファンもすでに諦めていた様子で、応援に訪れたのはわずか1,705人の閑古鳥。
- ■バルサBは6月10日(水)、福岡のレベルファイブスタジアムにてアビスパ福岡と親善試合をプレーする。
- その他バルサ関連
- ■アンドレス・イニエスタとアンナ・オルティスさんに二人めの子供が誕生♪おめでとう! 今回は男の子で、名前はパオロ・アンドレアになるとイニエスタがフェイスブックにて発表した。お姉ちゃんになったバレリアちゃんは早いもので4月に4歳の誕生日を迎えた。
- ■FCバルセロナの選手たちのコパ優勝を喜ぶ姿を2分間にまとめた公式ビデオ(こちら)。
- ■PSG監督ローラン・ブラン 「ダニ・アルベスはPSGには来ないだろう」
- ■ヨルダンのラーニア王妃がバルサのセカンドユニフォーム上下を着て勉強しているハーシム王子(10)の写真を公開。