逆襲への昼食会

ミランに大逆転するべく、恒例のランチ会発動。

困った時は昼食会、ではありませんが、FCバルセロナのトップチームは近年ここぞのタイミングでテーブルを囲み、団結を強めてきました。いわば、バルサの慣習的行事と言えます。しかし今季はまだその昼食会は開かれてはおらず、クリスマス前にあるはずだった会も、ティト・ビラノバの病気が再発したことでお流れとなっていたのでした。そしてその会がこの水曜日、ついに実行さる。目的は勿論、チームのみんなで飯を食って、この逆境を乗り切ることにあります。逆襲へと向けたアクションは少しずつ、しかし着実に進められています。

MASIA CAN FERRAN

今年はどうしてこれまでに行われてこなかったのか、不思議なくらいのバルサ昼食会。どうせ減るのは昼食代(とシエスタの時間?)くらいなのですから、もう少しやっちゃってもいいくらいですが、とっておきのカードだからこそ効果絶大だと思えば心が弾みます。間違いないのはこの今以上に、昼食会を行うに相応しいタイミングはないことです。チャンピオンズのミラン戦がすぐ後に控えていて、指揮官が病で戦場を離れていて、チームはドブレクラシコで深い傷を負っている。打てる手があるならば、なんでも試すべき時です。

3月6日(水)の昼下がり。ロウラチームの面々がバルセロナ市郊外にあるレストラン”Masia Can Ferran”へと姿を見せ始めたのは、トレーニング終了後の14時頃でした。ランチへと参加したのはトップチームの選手たちだけではなく、ジョルディ・ロウラを筆頭とするテクニコ陣や、その他スタッフたち。まず最初に到着したのは、カピタンの一人としてチーム復活へと並々ならぬ意欲を燃やしているチャビでした。続いてバルデスとペドロが現れ、その後は続々とメンバーたちがレストランの門をくぐったのですが、訳あって少々遅れたのがプジョルとメッシです。

カピタンが遅くなった理由は、バルサが昨日リリースした”FCB VirtualTour”(話は逸れますが、なかなか楽しい)のプレゼンテーションのためでして、ギガクラックの到着が15時15分となったのは、ADIDASさんのイベントが入っていたからです(入室の際、賑やかに野次られた様子^^)。

巻き返しへ、乾杯!

内輪の昼食会なので、彼らが美味しいご飯を食べながら(もちろんカタルーニャ料理)、どのような話をしたのかは分かりません。時折、大いに沸く声が聞こえてきた、との内部(?)証言が書かれている程度です。ただSPORT紙には、”ひとつだけ漏れて伝わってきたエピソード”として、なかなかにステキな出来事が紹介されています。

それはそろそろ宴もたけなわ、となった時のことです。いっちょ乾杯で食事会を締めくくろうとの話になったのでしょう。用具係の責任者であるチェマ・コルベージャさんが乾杯の音頭を取ることとなり、皆の注目する中、彼はグラスを掲げてこう叫びました。

「チャンピオンズに勝とう!」

快進撃を続けていたチームを、12月に襲った突然の不幸な知らせ。そこからチームを待っていた厳しい出来事の数々。不本意ながらもクラブ史に記してしまった暗黒のページ、日々増していく批判やプレッシャー。コルベージャさんの願いを込めた心からの叫びと言うところでしょう。

ちなみにこの団結ランチ会は17時半頃、お開きになっています(最初にレストランを後にしたのはダビド・ビジャで17時15分)。みっちり3時間余、いっしょにご飯を食べて楽しんで充電完了!いざ、歴史的大逆転へ!であります。

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