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マッチデータ|チャンピオンズ第5節 ユベントス 0-0 バルサ

Champions League
jornada 5

無得点だったが、真摯にプレー。
鉄壁テル・ステーゲン。グループ首位確定。

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Juventus FC FC Barcelona
0 0
22 de Noviembre – Mie 20:45 h
Juventus Stadium
: 40,867
Goles
   
Titular
Buffon (c) 【7】Ter Stegen
Barzagli 【6】Semedo
Benatia 【7】Piqué
Rugani 【7】Umtiti
Cuadrado 【6】Digne
Pjanic 【7】Busquets
Khedira 【7】Rakitic
Álex Sandro 【6】Iniesta (c)
Dybala 【6】Deulofeu
Higuaín 【6】Pauilnho
Douglas Costa 【5】Suárez
Cambios
Pjanic→ Bentancur (66) Deulofeu→【7】Messi (56)
Cuadrado→ Marchisio (71) Iniesta→【6】Jordi Alba (82)
Douglas Costa→ Matuidi (85)  
Entrenadores
Massimiliano Allegri 【6】Ernesto Valverde
Arbitro
Milorad Mazic (serbia)
Tarjetas
Pjanic (21) Paulinho (30)
Álex Sandro (72) Digne (87)
  Piqué (90+1)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 1 2 Tarjetas Amarillas 3 2 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 6 11 (3) Tiros a puerta 10 (2) 3 7
2 1 3 Ocasiones de Gol 1 0 1
0 2 2 Corners 3 3 0
0 0 0 Fueras de juegos 2 0 2
6 6 12 Faltas 12 7 5
230   399 (333) pases 697 (629)   343
41%   38% Posesion del Balon 62%   59%
Formación

アルダ、デンベレ、ラフィーニャ、マスチェラーノ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメスがコンディション不良。ピケが出場停止。デニス、メッシ、シレセン、アルカセル、アルバ、アレイシ、ベルマーレンがベンチスタート。

メッシとジョルディ・アルバが温存されるサプライズ。ボール保持時はパウリーニョがメディアプンタ的に動いていた。スアレスは左のスペースへ流れる。守備時はデウロフェウが下がって右サイドを埋めた。

最初の交代はデウロフェウに替えてレオ・メッシ。ラキティッチが右をカバーした。二人目はイニエスタに替えてジョルディ・アルバという意外な采配。アルバはそのまま中盤(もしくはエストレーモ)に入っている。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
   
Reporte
 

トリノで行われたチャンピオンズリーグ第5節は、引き分けで(0-0)で終了。勝点1を積み重ねたFCバルセロナが、グループ1位での1/8ファイナル進出を決めた。グループリーグ突破は14年連続、グループ1位は11年連続のすばらしさだ。決定機は多くなかったが、両チーム共に激しく競り合った通好みの試合。テル・ステーゲンはトリノでも鉄壁で、後半追加タイムのピンチを横っ飛びで防いでいる。

メッシがベンチスタート

誰もが驚いたのは、ユベントス相手にレオ・メッシをベンチに置くエルネスト・バルベルデの決断だった。引き分け上等のこの試合より、週末のバレンシア戦を重視している。少なくとも外野はそう捉える決断。この夜のバルサは総じて、集中力があって堅実、ハードワークも惜しまない現実的なフットボルを展開していった。ロマンはなかった。

前日会見でバルベルデが警戒していた、ユベントスの立ち上がりの攻勢。開始2分にドウグラス・コスタにエリア内でのシュートを許したものの、その後のバルサはインテンシティあるプレッシングによって相手を封殺、ボールをコントロールするようになっていった。

ただし、メッシが不在でルイス・スアレスが左サイドに流れる状況では、これといった決定機は作れない。エリア中央付近に人がいないので、サイドを崩したとしても仕上げができないのだ。スアレスさん、気を遣ってスペースに流れず、中央にいてくれていいですよ・・・。

ラキティッチ弾、ポストに当たる

バルサの前半最大のチャンスは、22分のラキティッチによるフリーキックだ。パウリーニョらが飛び込みつつも、結局誰にも触れられることなく右ポストを直撃。跳ね返りを狙ったパウのヘッドも枠を捉えず、バルサは絶好の得点機を活かせなかった。今季のバルサはゴール枠が好きすぎて、もう。

試合を通じて最も画面に見入ったのは、31分、ウンティティディニェが衝突してピッチに転がっていた場面だ。ヒザを押さえて苦悶の表情を浮かべるビッグサムには血の気が引く。幸い大事には至らず、プレーを再開できて胸をなで下ろしたが、本当に恐ろしい映像だった。

渋めの前半はディバラによるエリア内へのドリブル&シュート(枠を捉えず)によって多少の盛り上がりを見せつつ終了している。

メッシが登場

そして後半が始まるや否やウォームアップを始めたレオ・メッシを、バルベルデは56分にピッチへと送り込んだ。前半は渋くまとめたけれど、後半は攻めにいくぞ、という監督のメッセージ。しかし生憎なことに、後半のバルセロナは渋かった前半よりさらに渋くなり、シュートはわずか3本を放つに止まっている。決定機の記憶はない。

一番惜しかったのは68分、メッシのロングパスを利用して抜け出したディニェがGKブッフォンと1対1になった場面だが・・・ 左ラテラルはここでシュートではなく、右を併走するスアレスへのパスを選択。もっと強気にいってよい状況だっただけに、がっくりきた。

イニエスタへの拍手とテル・ステーゲンのパラドン

後半はユベントスにも勢いはなく、試合は盛り上がりを失っていく。印象的だったのはジョルディ・アルバと交代でベンチへ退くイニエスタに対し、ユベントス・スタジアムから盛大な拍手が送られたことだ。ドンはイタリアでもこんなに人気があるのか。さすがは我らの人格者カピタン。

渋かった試合は後半追加タイムにちょっとした熱を放った。90+2分、エリア外のディバラによるゴール左端を付く鋭いグラウンダーシュートを、鉄壁のテル・ステーゲンが横っ飛びでセーブ。どんな瞬間も集中を切らさず、最善のプレーでゴールを守る守護神には感服するばかりだ。試合終了後の、ブッフォンテル・ステーゲンの抱擁もグッときた。

ということで、土壇場での劇的黒星をテルさんのパラドンで回避したバルサが勝点1を手にし、カタランチームのグループDでの1位が確定。2週間後の最終節を消化試合にできたのは大きい。カンテラーノ祭りとなることを期待しよう。

 

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