ティト「満足なのは記録より姿勢」

 

リーガ歴代最高成績にも、驕ることなし。

最近はバルサ関連の現地ニュースで”el record”という単語を見ない日はありません。しかもその前には、”historico”という形容詞が付く。それだけ歴史的な記録を作り続けているティトバルサとレオ・メッシでありまして、この土曜日のアスレチック戦においてもまたリーガ歴代最高記録が作り出されています。そしておそらく水曜日には、一人のクラックが歴史的記録を作り出すはず。でもチームの指揮官が強調したのはそれらの数字よりなにより、選手たちの流した汗でありました。

 

この姿勢があれば、より勝っていける

リーガの長い歴史の中で、わずか14試合にして13勝をあげたチームはありません。これまでの最高記録は、暗黒時代だったバルサを率いて6位に導き、”欧州のコンペティションを戦わなかったシーズンは一度としてない”という伝統を維持させたラドミール・アンティックが、白組監督時代(1991/92)に達成していた12勝でした。よって史上最高のスタートダッシュに成功したティトバルサなのですが、ビラノバの評価するポイントはもう少し別のところにありました。

「その数字を残せたことには満足はしてるよ。けれども私がより満足しているのは、このチームの見せた努力と姿勢、彼らが試合をよく読んでいたことなんだ。なぜなら私たちは、よく走っていたアスレチックの選手たちよりも多く走り、スコアを5-1とした後もプレスを続け、なおゴールを求めていたからね。そうあることで私たちはこれからも強くあるだろう。そうあることで多くの試合に勝ち、そしてタイトルを争っていくであろうことを私は確信している」

ただティトは、あらゆる試合でこのパフォーマンスを行うのは実際のところ困難だ、と言います。「3日ごとにこのレベルを維持していくのは難しいだろう。団結しなければ、全てはより困難となる。改善すべきポイントは幾つもあるけれど、重要なのは私たちが勝利への意欲をもち、汗を流していける点だ。私たちが何試合かを落とすのは明らかだけれど、より負けにくくはなるだろうね」

 

ペップには勝てない

ティトはトップチームの監督に就任した際、ペップ・グアルディオラ時代との比較では全てにおいて敗れると語っていましたが、歴史的スタートを切った今でもその考えに変化はないのかという点については、いつもの謙虚さでこう言いました。「この記録は短期間だけのものだけれど、グアルディオラの4年間は再現することは不可能だよ。彼の行ったこと全てにおいてね。そして自分がその一部であることを誇りに感じているけれど、前時代の比較では私がやはり負けるとの確信に変わりはないね」

プレッシングの応酬となったアスレチック戦に関しては、ミスターはこうも語っています。「彼らのプレー方法は他のチームとは全く異なっている。プレーもしこの試合をこのリズムでプレーせず、マッチアップで勝てなければ、アスレチックは状況を厄介にできるチームなんだ。けれども私たちは良い試合をし、激しくプレーし、リスクを冒し、ゴール前での精度があったね。スコアは開いたけれど、簡単な試合ではなかった」

ティトバルサはリーガ14試合で48ゴールをあげており、1試合平均では驚愕の3.43ゴール!このありえない数字を生んでのはメッシの変態的得点能力ほか、アドリアーノやアルバらラテラルの攻撃力も大きいです。「彼らが攻撃に参加するのは良いことだよ。彼らは高い得点能力を備えた選手たちだからね。これだけ多くの得点をあげているのは、チームが絶え間なく攻めているからこそさ」

 

イニエスタとセスクを称賛

選手個人の評価については、ミスターはアンドレス・イニエスタのことをこのように称えました。「彼はピッチの中央でもサイドでもプレーする力があり、セスクとポジションチェンジをし、いつどこでプレーをすることがチームの利益となるのかを知る能力がある」

存在感を増しているセスクについては。「彼は昨年もすばらしい前半戦を送っていたし、今年はより磨きがかかっている。彼には汗を流すことへの大きな才能があり、試合中に11km走れる選手だ。エリアへの飛び出しもすばらしいよ」

そしてティトが明かしたところによれば、「アレクシスとバルトラは来週末にはチーム練習に加わっているだろう」とのことです。

 

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