ティト「退屈なリーガとは思わない」

 

簡単に勝ってきたわけではないし、ポイントもきっと落とすとミスター。

思いの他ステキな週末(週明け)となりました。ティトバルサがシメオネアトレチコを倒すのは織り込み済みとして、予想外のプレゼントとなったのはベルナベウでのペリコのエンパテ。赤白マドリーに9ポイント差を付けただけでなく、もうひとつのマドリーにも13ポイントのオマケが付いてくるなんて、なんて爽やかなる月曜じゃないですか。モウリーニョからは「リーガは事実上不可能」との発言も出され、首都系メディアにも諦めのムードが漂っています。メシが美味いです。

 

過去の教訓

しかしながら我らの指揮官は、レースに決着が付いたと幸せ気分に包まれる周囲を諌めるように、試合後の記者会見でアラームを鳴らしています。「私たちはここまでたくさんの勝点を稼いできたけれど、苦しんだ結果、最後に勝った試合も幾つもあった。全ての試合が簡単に行くだろうという感覚は私にはないよ。これからも逆転をしなければならないだろうし、上手くいかずに勝点を落としたりもするだろう。私には簡単なリーガだとは思えない。退屈だなんてとんでもないよ」

この退屈なリーガというのは、先に会見を行ったディエゴ・シメオネ監督の言葉への反論です。ティトのいうとおり、バルサはセビージャ戦やグラナダ戦、デポル戦を始め、苦しい試合をどうにかこうにかモノにし、驚異の勝点を稼いできました。落ち着いて観戦できるようになったのは、チアゴくんが生まれたメッシの得点力が超変態モードに入り、ピケが復帰し守備が安定した11月中旬以降でした。

ティトにはまた、ペップ・グアルディオラの右腕としてトップチームに入った、その1年目のことも教訓として刻み込まれています。「あのシーズン、私たちはマドリーに12ポイントの差を付けたけれども、ベルナベウには勝ちに行かねばならなかった。同じことが今回も起こりえるんだ。当時に比べて、私たちは1ポイントしか多くはなく、さらにはもう一つのチームが9ポイント差にいる。彼らは前半、何故これだけの勝点を得ているのかを証明していた。アトレチコは考慮に入れるべきチームだ」

「私たちの云々だけで、リーガを逃すことになるとは私は思わない。私たちが試合を落とした上で、他のチームが全試合に勝つ必要があるんだ。もしそれだけ多くのポイントを得る能力のあるチームがあるなら、それは彼らの手柄だよ。レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーは最後までタイトル争いのライバルとなるだろう」

そしてティトは、ここまでの道のりは平易でも退屈でもなかったともう一度強調しています。「私たちは多くの試合に勝ってきたけれど、それは苦しんでの結果だ。感情の爆発する試合も数多くあった。私たちが別のリーガをプレーしているとは思わない。私たちは非常に苦労をしてきたし、別のリーガだと思った瞬間、悪い方向へ進んで行くだろう」

 

ハーフタイムのメッセージ

アトレチコ戦でカギとなったのは、アドリアーノの同点弾だったとミスターは言います。「アドリアーノのゴールが非常に重要だったよ。私たちは序盤、大いに苦しめられた。アトレチコは一丸となって中央を固め、スペースを見つけ出すのは難しかったよ。一方で彼らのデランテロにはスペースがあった。その状況は彼らにより有利となり、私たちには不利だった。アドリアーノのゴールによって私たちは元気になって、その後は試合を明らかに支配していたよ」

ティトはまた、ハーフタイム中のロッカールームで選手たちを落ち着かせるべくスピーチをしたのだそうです。「アトレチコとマドリーを突き放す可能性が見えて、私たちは序盤に苦労した。私は彼らに落ち着くように言ったよ。もし負けたとしても大したことはないとね。私は楽しく攻撃するチームを見たかったんだ」

そして。「後半は私たちが試合をコントロールしていた。ボールスピード、ボール奪取、ポジショニングにおけるセルヒオ(ブスケツ)の仕事はすばらしいかったよ。彼もまた私たちを特別にしてくれる選手。私にとって彼は、間違いなくこのポジションで世界最高の選手だ。まだ若い彼はこれからさらに成長していくだろう」

4試合連続でのベンチスタートとなったダビド・ビジャについては、ティト・ビラノバはスタメンを決めるのは本当に苦労するんだと説明しています。「メンバーを選ぶのは簡単ではなかったよ。アドリアーノではなくアルベスを使うことも出来た。チアゴやマスチェラーノもね。このチームなら上手くいくだろうと考えて選手を選んだよ。ダビドは後半、私たちを助けてくれるだろうと考えた」

 

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