プランB、ドンゴウ

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過去の教訓を活かし、自前の9番を育てることを目指すバルサ。

FIFAウィークによるパロン(リーガ中断)で、スポーツ各紙ともにネタ探しに腕前を問われる今日この頃。10月15日の一番の話題はおそらく、オーストリア人の元兵士フェリックス・バウムガルトナーさん(43)による成層圏からの音速超えダイビングなのですが、それ以外ではSPORT紙がネイマールを、MUNDO DEPORTIVO紙がジャン・マリー・ドンゴウをトップ記事として取り上げています。ここでも何度か取り上げているネイマールはまた後日機会があれば紹介するとして、こちらではカンテラの若きデランテロをピックアップしてみます。

カメルーンの若きゴレアドール

まずはこのジャン・マリー・ドンゴウなる若者がどんな選手なのか、MD紙の説明をざっくりと抜粋しましょう。ドンゴウは1995年4月20日、カメルーンのムバンガ(Mbanga)に生まれました。ラ・マシアに入寮したのは2008年のこと。きっかけとなったのはカメルーンの有望な若手をバルサの下部組織へと送り込む、サムエル・エトー財団でのプロジェクトでした。なかでも抜きん出た実力を持っていたのがこのドンゴウで、今では将来のバルサを担う逸材とまで評価を受けています。

昨シーズンは16歳にしてバルサBでのデビューも果たし、12試合(ほとんどが途中出場)で2ゴールを記録。その前、フベニールAでは21ゴールをあげていました。

そして今季は、Bチームの主力として活躍中(ここまで2ゴール)。エウセビオ・サクリスタン監督によるドンゴウ評は、こんな感じとなっています。「彼は強力なフィジカルを備えた、エリア内を主戦場とする選手。テクニックと戦術理解力も高いね。彼の動きにはどれも意味があるし、フィニッシュも上手い。私がこれまでにこのクラブで見てきた選手の誰とも彼は違っている。すばらしいゴレアドールだ」

強力なフィジカル、といっても身長はさほど高くありません(178cm)。しかしアフリカン特有の爆発力があり、狭いスペースへと驚く速さで侵入すると、必殺のゴール嗅覚を持ってネットを揺らす点取り屋(両足利き)。プライベートにおいても無類のフットボル好きで(時間さえあればテレビ観戦)、好きな選手は大先輩のエトー他、ユナイテッドのウェイン・ルーニーだそうです。

目指せ、自家製9番

そんな怪物候補がフィリアル(Bチーム)にいるバルサですので、いわゆる9番タイプの選手は今後の補強候補リストには名前が挙がっていない、とMD紙はいいます。具体的には契約が来年6月で終了する(=タダで獲れる)フェルナンド・ジョレンテや、変態っぷりを大いに発揮中でマドリーが狙っているというラダメル・ファルカオなどです。

イブラヒモビッチで大失敗をした経験や、ダビド・ビジャがサイドアタッカーとなっていることが示すように、レオ・メッシを”偽9番”として起用する現在のバルサシステムにおいては、デランテロ・セントロを上手く活かせている姿はあまり想像できません。名のある9番を獲得しても、他のクラブよりも出番が少ないであろうのは間違いなく、かといって中途半端な9番では役に立たない。自己アピールの強い点取り屋ですから、爆弾となる危険性は多いにあります。ならば自家製のゴレアドールを上手く育て上げられればどうか、というのがMD紙のいうところの”プランB”。ボージャンはどうなる?という疑問はふと心に浮かびますが、ここで注目が集まるのがこのドンゴウ、というわけです。

恥ずかしながら、ワタクシこのドンゴウのプレーをしっかりと観たことはないので伝え聞きになりますが、エウセビオのチームでは普段は9番としてプレーをしている彼も、状況によってはサイドに流れたり、偽9番を務めることもあるのだとか。ドンゴウの将来の引き出しを増やすため、バルサB監督は若きデランテロにあれこれと9番らしくないプレーも求め、磨いているところのようです。

どうしてもバルサ的なデランテロばかりが生まれてくるラ・マシアにおける、規格外の雰囲気をもった選手がこのジャン・マリー・ドンゴウ。メッシとの年の差は8歳ですから、次世代のエース候補として、是非とも大事に育て上げていって欲しいところであります。

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