メッシ「一番大事なのは、しっかりと治すこと」

 

怪我から2日経ち、リハビリを開始したレオ。

さしあたっての試合もなく、国際Aマッチウィークとは言ってもバルサで真剣勝負が待っているのはムンディアル・アフリカ予選のアレックス・ソングだけにつき、メディアの関心はレオ・メッシに集中しています。メッシは昨日、自身のフェイスブックページにファンへの感謝の言葉を投稿。「これからの数週間、全力で怪我を治していくよ。今チームとプレーできないのは残念だけど、一番大事なのはチームメイトたちを助けるため、ファンの愛情にお返しするためにしっかりと回復すること。フットボルをプレーすることが僕にできる最良の方法だからね。サポートのメッセージありがとう!」と記しています。

 

苦しい時は家族で支える

さてそのバルサの10番ですが、チームトレーニングが休日だった火曜日の朝10時、愛車のレンジローバーを運転してシウター・エスポルティーバへと出勤。リハビリテーションを開始しています。そしてその2時間後には、兄のロドリゴも練習場へ。苦しい時こそ、大事になるのは精神的なサポートですから、支えてくれる家族がいつも近くに居ることはレオにとって大きな助けとなりましょう。

MUNDO DEPORTIVO紙によりますと、ベティス戦から一夜明けた月曜も、兄ロドリゴと父ホルヘの両氏はシウター・エスポルティーバを訪れ、精密検査を終えたレオとともにドクターたちとの話し合いを実施。怪我を分析し、今後のリハビリ計画を作成しています。

そして昨日はアルゼンチンより、とある運動療法士がバルセロナへと到着。父ホルヘさんが空港へと赴き出迎えています。その名はルイス・ガルシア・パオリーナ。アルゼンチンを代表するプロフェッショナルで、来訪の目的はもちろんメッシの回復をお手伝いすることです。

 

AFAが送り込んだ仕事人

この運動療法士のルイス・ガルシアさんですが、13日のSPORT紙はアルゼンチンフットボル協会(AFA)が送り込む“セニョール・ロボ(ミスターウルフ)”だと表現しています。ミスターウルフはクエンティン・タランティーノ監督の映画「パルプ・フィクション」に登場する“トラブル処理屋”。窮地にさっと現れテキパキと問題を解決、さらっと帰っていく仕事人です。ムンディアル年だけに、AFAの本気を感じます。ちなみにルイス・ガルシアさんの髪は短くて銀色。そこは狼っぽいですが、写真を見るかぎりはとても優しそうな目をしています。

同紙の記事によると、ルイス・ガルシア療法士はこれまでにも数多くの怪我に苦しむアルゼンチン代表選手の元を訪れ、問題を解決してきたのだとか。アルゼンチン代表チームでは2006年から仕事をしていて、ブエノスアイレスのFavaloro大学ではスポーツ運動療法の教授も務めているそうです。スビサレッタも説明しているのですが(下記)、バルセロナではクラブ医療チームのアドバイザーとしてメッシの状況を観察、分析し解決策を提示する。なにやら非常に心強いお人のようなので、単純ですがもうすっかり安心な感じ^^

 

おおまかな回復プラン

冒頭で紹介したフェイスブックのメッセージでも分かるように、レオ・メッシは怪我当初のショックを乗り越え、治療に専念して100%の状態へと戻ることに集中しています。リハビリの第一段階は筋肉に負ってしまった傷を治すこと。バルサの10番はガルシア・パオリーナ療法士が見守る中、11月いっぱいはバルセロナにてクラブドクターとともに怪我の治療を進めていきます。SPORT紙情報では今日にも、ミスターウルフを交えてのタタ・マルティーノ監督とのミーティングがあるそうです。

そして傷が癒えればアルゼンチンのロサリオへと渡り、失われた筋肉の男性と強度を取り戻すための作業を徐々に開始していく。故郷ではミニプレシーズンとも言えるトレーニングを行い、理想とされるフォームに仕上げていく模様です。こちらにはタタチームのトレーナー、エルビオ・パオロロッソも同伴します。いつものようにファンホ・ブラウもまたメッシの元へと向かうかどうかは、現時点では未定です。

メッシがバルセロナへと戻ってくるのは、トレーニングを進めつつ家族とクリスマス&新年を過ごした1月上旬の予定。その頃にはきっと3月からギガクラックに付きまとっている怪我の悪運も退散し、心身ともに充電ばっちりとなっているに違いありません。

 

スビサレッタ「私たちは再び最高のメッシを目撃するだろう」

スポーツディレクターのアンドニ・スビサレッタが12日夜、Esports 3の番組Efectivamentoに出演。様々なテーマについて語っているのですが、レオ・メッシに関するコメントはこんな感じとなっています。まずは怪我について。「レオは自分への要求度がものすごく高い選手なんだ。競いたい、常にベストでありたいという気持ちは、大きな消耗を伴うことにもなる。それに私たちは時々、彼が人間であることを忘れてしまってるよ。必要なのは災い転じて福と為し、彼が100%となって戻ってくることだ。私たちはレオが心地良く感じるための時間と場所を提供しなければならない。それによって彼はエネルギーを充填することができる

メッシの役割は誰にも果たせない。出来るのは彼本人のみだ」と語るスビは、リハビリ計画に関してはこう説明しました。「レオと彼の父兄、それにドクターたちと話し合った。そこで治療の前半はバルセロナで、後半はアルゼンチンで行うことに決まったんだ。(ブエノスアイレスでは)エルビオ・パオロロッソが彼に付き添うことになるだろう。(療法士)ルイス・ガルシアの件も双方で合意している。彼は私たち医療サービス部のスーパーバイザー役となる予定だ。レオが落ち着ける人物を探しての人選だよ。ルイス・ガルシアはライカーの最終年にレオのことを診ているからね」

そしてスポーツディレクターは言います。「私たちはまた最高のメッシを目撃することになると確信してるよ。それにチームには対応策も競争力もあるからね。私たちはレオの件をドラマにすることは望んでいないんだ」

 

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